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来生と井沢と滝子山 【スペランカー登山隊】 [登山]

滝子山表紙.JPG

山梨県は滝子山に登ってきました。


山の標高は1620m。 駅から登る標高差が1020mもあるので、わりと登りごたえのある山なんですよね。


大月市秀麗富嶽十二景にも選ばれている山で且つ山梨百名山でもあるということ。


そんなわけで今回も無駄にやってるこの企画・・・





山梨百名山全制覇(その気もないのに無理するな)
プロジェクト!
で、ございまスカイラブハリケーンは来生と滝でも出来るはず! ・・・と、井沢。




・・・・・





はい。 5月の終わり・・・ この日は春の陽気を飛び越えて[晴れ]夏山と化していた滝子。


気温も30℃まで上がり、先月まで雪山登山をしていたせいか極端な気温差に身体がついていかないというw


とにかく今の時季は陽射しが強い。


この時季の紫外線は体に良くないとは言いますが、いかんせん帽子を忘れてきてしまうという失態。


リモコンハットなら勝手に向こうから帽子が飛んで来ると思うのですが、ブロッケンJr.のようにはいきません。

(なにが?)


たまたま手ぬぐいを持ってきていたので、帽子の代わりに頭に巻くことでなんとか日射し対策にはなりました。


ただ、メンバーからはその風貌に 「ビッグダディじゃん」 と言われる始末。


せめて、ビッグボディと言ってほしかったです。

(どこがだ)







今回の滝子に挑んだメンバーは、いつもの修哲トリオ・・・  じゃなかった、スペ隊トリオにて。

隊員N氏.png 隊員S氏.png てぷこだん.png



歩いたルートはこちら ↓ ↓ ↓

滝子山地図.jpg

JR中央本線の笹子駅からスタートし、道証地蔵からすみ沢沿いを登り山頂を目指しますが、

まさに滝子に相応しいライン際のドリブル。

(それは滝くんのドリブル)


下山はピストンでなく、初狩駅へと下るルートをとりました。


コースタイム6時間10分の滝子定番のコースでありますね。




約束の時間に集合したら、すでに二人は30分前に到着していたとの事。

(ゲェー!! わたくしが遅刻しちゃったみたいじゃないのw)


出発の準備を整え、笹子駅を8時35分にスタートしました。

駅から登山口の道証地蔵までは舗装路を歩いて行くことになります。

DSC05166.JPG

国道20号線を東へと歩き、吉久保入口バス停で左折。

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先の稲村神社も左へ直角フェイントして山あいの林道へと入っていくのであります。

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緩やかに登っていく感じの道なので、登山道に入る前の軽いウォーミングアップになるのかしら。

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そんな林道をてくてくと歩いていたら・・・・・ って、ゲェー!!

目の前を横切る者が!


思わず踏んじゃいそうになりましたよ。





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カニベースでした。


そこは沢沿いの道・・・ 沢カニベースとでも言いましょうか。

(ふつうにカニって言いなさいよ)


間違って道路側に出てきちゃったのでしょう。 ご苦労様です。


昔、子供の頃に荒川の土手で捕まえたカニベースを家で飼っていたことがあるのですが、そのカニベース

は横歩きするのではなく、前歩きをするカニベースだったんです。 めずらしいでしょ?


あのカニベース、たしかしらすが好物だったなぁ。。。


暑い中、頑張って歩いているカニベース・・・

なんだか自分にも2パワーもらった気分です。

(少なっ)















てくてく・・・














駅からスイスイ~と、1時間ほどで道証地蔵がある登山口に着きました。

DSC05173.JPG

ここから山道に突入です。




休憩中ふと標識に目をやると、手紙が置いてあったんです。


今のご時世、原始的な伝達方法となってしまった置き手紙・・・、懐かしいですよね。


新宿駅の伝言板に XYZ と書いていた時代が懐かしくも感じます。

(なにが?)





DSC05171.JPG

しかしながらこの手紙の内容・・・ 最初どうも腑に落ちなかったのですよ。


圭子さんを待ちきれず、一旦国道に出るとの事ですが、ここから約一時間はかかります。


それでもまた、わざわざ戻って来るというその理由です。


そもそも何で一緒に行動しないのか。


先に行ってるなら国道で待っていればよいのでは? とも思ってしまいます。


おのれの体を鍛えてるとでも言うのでしょうか。


たまに ”奥さんや彼女を置いて先に行ってしまう男” という構図を山ではたまに見かけます。


そういう男性の身勝手さに、端から見ていて原辰徳になる時がありますが、二人で一緒に山に来た時くらい

一緒に行動しなさいよと。 後ろから来る圭子さんが万が一崖下に転落しちゃったとか、行方不明になるとか、

くまモンに襲われるとか有り得るじゃないですか。

(くまモンはあり得ません)



最初、圭子さんの相方の男性もソレなのかな? とも思ったのですが、手紙の内容を180°変えた視点で

無駄に考察してみました。 


もしかしたら圭子さんは山道で怪我をしてしまったのでは?


転んで足をくじいてしまい、でもなんとか歩行はできる状態だったとか。


相方の男性は圭子さんの足に負担をかけまいと、ゆっくり歩かせ、自分は救助の要請をしに先に下界に

下りて来た可能性もある。 手紙を置いていったのは、携帯電話を持っていないか、或いは電波が入らない

ことを考慮しての事だったのかもしれません。 


国道まで出れば、救助を兼ねてタクシーを呼んでくることまで考えての行動だったのかも。


”又登ってくる” というのは、タクシーに連絡をつけてから、圭子さんのもとまで戻ってくる手筈だったかも

しれませんしね。





・・・・・





おそらくですが、わたくしの予想は当たっている気がします。

(ホントかよ)


そう思いたい。 前者のほうであってほしくない。


でもその前に、圭子さんはその手紙に気付けていたのでしょうか? 


気付いていたら、その手紙は回収しますよね?


二人が合流した後、その手紙を読んだ読まないで言い争いの喧嘩を始めちゃったかもしれません。


たまに山でもそんなご夫婦やカップルの言い争いを見たことが・・・・・ って、あれ? 


ちょっと待って下さいよ。


もしかして手紙を書き置きしたのは男性ではなく、女性という事も考えられますかね?


「圭子」 と、呼び捨てにできるくらいの女友達だったとか?


手紙の字体からして、わりと綺麗な字ですし、女性の字にも見えなくもない。


これがホントに女性だとすると、これまた違った考察をしなければなりませんね。


例えばですが、手紙の状況から察するに、圭子さんは登山をしに山に来たけど、女友達はトレランをしに

山に来たという線もあり得ます。


圭子さんは別にケガなんかしてなくて、その女友達はとにかく走りたいから、圭子さんを待ちきれず

とりあえず国道に一旦出る決意をし、その置き手紙を・・・


(その話はもういいから早くレポ進めなさいよ!)









朝っぱらからの強い陽射しには、しばらく樹林帯の中を歩けることは大変ありがたい事でございます。

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しかも沢沿いなので、わりと涼しかったりで、ヘタレの我々にはホント助かるラスカルです。

(なにが?)

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山頂まで標高差1020mを登るコースですが、急登と言える場所はなかったように思うので、

それほどキツイという印象は受けなかったですね。


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所々で川の水にもふれることができます。


樹林帯の登山道は、川を橋で渡ったりの繰り返しです。

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新緑の季節の広葉樹は明るくていいですよね。

DSC05181.JPG

歩いていて清々しいです。

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ただ、枝からサタンクロス幼虫がぶら下がっているのだけは勘弁か(笑)

img185.jpg

[本] サタンクロス幼虫 ⇒ 山岳用語で 芋虫 や 毛虫 のことを指す。





滝子山というだけに、道中所々で滝があるんですよ。 三丈の滝とかモチガ滝とか。


でも我々は全部スルー(笑)

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巨漢次藤くんの股の間をくぐり抜ける滝くんのようにスルー。

(言ってる意味がわからんよ)



















えっちらおっちら[あせあせ(飛び散る汗)]




















登るペースも順調に歩みを進めて行く中、珍しく隊員N氏のペースが上がらない。


どうした? N氏らしくないじゃないか!?


アニメキャプテン翼で、ドリブルしている選手が、画面の奥のほうから山なりになっているグランドで

なかなか前に進んで来ない状況と一緒です。

(わかりづらい例えはやめなさい)


暑さはもとより、水の消費量も激しい。 本人曰く熱中症の初期症状の兆候があるっぽいとの事。


どうやら塩分不足にも陥ったようである。


そこで登場したのが、隊員S氏の必携アイテム ”ごんじり” だ。


日陰で長めの休憩を取りつつ、ごんじりを大量摂取(笑)


すると見事に隊員N氏の体調は復活したのである。


恐るべしごんじり。


飲料水も水だけではなく、塩分を含んだドリンクも必要であることを再認識。

(ソルティライチがおいしいよね)




隊員N氏も復活したので、登山再開・・・

DSC05186-1.JPG

ここのカラマツ林を歩いてると、どことな~く雲取山の鴨沢ルートの風景を思い出すのは気のせいでしょうか。

(気のせいです)



[るんるん]まだかなまだかな~? 学研のおばちゃんまだかな~? と、CMの歌を口ずさみつつ(いつの時代だよ)

「山頂はまだかな?」 と、問いただす。

(勝手に問いただしてなさい)


道中、源為朝伝説が残る白縫神社を通過すると、山頂はもうすぐそこでした。

DSC05185.JPG

笹子駅をスタートしてから3時間25分・・・

滝子山に登頂しました~[わーい(嬉しい顔)]

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わりと狭い山頂、山ノボラーの方々が所狭しとモグモグタイム中。


残念ながら景色は皆無。

秀麗富獄十二景にも関わらず富士山も絶無。 春霞みでなーんも見えませんw



とりあえず登頂記念にフェイスフラッシュ![ぴかぴか(新しい)]

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と、わたくしの下半身にオフサイドトラップをかけていることは気にしないで下さい。

いつものことながら大量の汗でズボンが見苦しいのなんの。 なんともお恥ずかしい限り。


しかしながら汗を吸い取らない下着を履いてきてしまっていたのは失敗でした[あせあせ(飛び散る汗)]


そりゃあ汗がズボンに浸透してしまいますよ。


これもまたよい教訓になりました。


次はちゃんと、下着パンツも汗を吸収するものを履かないといけませんね。


また同じことを繰り返したら、次は自分自身にイエローカードを出します。

(レッドじゃないのかよ)




ということで、滝子山登頂にて・・・


山梨百名山23座目を制覇!

(わ~ ぱふぱふ~[手(パー)][手(パー)][わーい(嬉しい顔)]





・・・んでもって、残り77座・・・





























その気もないのに無理するな!




・・・・・


はい。 山頂から少し外れた場所でモグモグタイムにしました。

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この日は最近ハマっているカレーメシに。

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(お湯入れすぎましたw)

燻製玉子をトッピングしてみたら、なかなか美味しかったです。

(そうでもない)










昼休憩を1時間ほどした後、下山開始です。

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下山ルートも樹林帯の中、沢沿いを歩くことになります。

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初狩駅から登山コースのほうが急坂なので、逆コースは登るのもつらそうですね(^^;)

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まぁ下るのだって足は辛いのですが(笑) 


最初逆から登ろうと計画していましたが、とくに見所もなさそうなコースだったのでそうしなくて

よかったのかなと[あせあせ(飛び散る汗)] ただ黙々と登るのは辛いだけだもんね。



















えっちらおっちら[あせあせ(飛び散る汗)]



















山道が終わると、集落の舗装路に出てきました。

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そこでこの日、初めて富士山を目にしたという・・・w


よし! ミスターVTRよ! ズームインしろ!

(だから毎回あんた誰なんだよ)

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まだまだ雪が残るトーナメントマウンテンです。

(なにが?)



舗装路をてくてくと歩く中、すでに足はジンジンしているw

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こちらこそ、ありがとうございました。


山頂から歩くこと2時間半・・・




初狩駅にてゴ~~~ル![サッカー]

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暑さにバテた滝子山でした。。。[たらーっ(汗)]





【滝子山工程】

笹子駅8:35 ⇒ 道証地蔵9:30 ⇒ 滝子山山頂12:00~13:00 ⇒ 檜平13:25
⇒水場14:10 ⇒ 初狩駅15:33  計6時間58分

標高差: 登り1020m(笹子駅~山頂) 下り1140m(山頂~初狩駅)
歩行距離:約15km



日帰り温泉・・・・・



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入湯ならず!!

(なにが?)

反省会: 金太郎(JR八王子駅)


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