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妙義山・石門コースを行く 【スペランカー登山隊】 [登山]

妙義山表紙.JPG

3月末日春満開、、、 一泊二日の山旅をしてきました~(^_^)/


登山のメインは二日目の浅間山だよ~

初めて登りま~す\(^o^)/


一日目は移動だけだとつまらないから、翌日の足慣らしを兼ねて、移動途中にある

群馬県妙義山へ寄ってきました~(^^ゞ


妙義山に来るのは自身3度目だよ~(^_^)v


一度目は二年前に妙義神社側の中間道を歩いたんだよね~

その時は途中で登山道が崩落してたんだっけね~(^_^;)

でも最近その登山道も開通したんだって! 売店のおばちゃんが言ってたよ~(^_^)♪


二度目はデンジャラスな岩場ゾーン(白雲山側)を登攀したんだよね~(^_^)ノ

よく行けたもんだな~


そして三度目の今回は、中之嶽神社側にある石門コースを歩くよ~\(^o^)/


妙義山と言えば奇岩だらけのゴツゴツした岩場の景色が有名です。

その石門コースこそ妙義らしさを味わえるのではないでしょうか。

(なんで急に口調が変わったの?)


中之嶽神社駐車場に着いたのは10時過ぎ。

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駐車場から見上げる妙義の大岩壁がドドーンとそびえていて、間近で見ると迫力あります。


この日は平日のためか、駐車場はスキトキメキトキス。
(古いな)

近くには桜の名所なる大きな公園があるのですが、桜の「さ」の字もないほどに

一本も咲いておりませんでした。

お花見目当ての観光客もいないって話ですね。


さて、一泊二日の山旅ですが、今回参加したメンバーは隊員S氏とわたくし隊長の超人師弟コンビにて。
(砂肝とから揚げの)

初日は穏やかな天気の中、奇岩コースを歩く中間道のハイキングですが、

二日目はガッツリ雪山を登るという対称的な山旅を楽しんできました。


まずは一日目のレポをお届けしマッスル[パンチ]


歩いたルートはコチラなり。

妙義山地図.jpg

妙義のメッカ?石門群のコースということで、4つある石門を巡みるく。

[本] 「巡みるく」とは、「巡り歩く」の意味を示す山岳用語である。


その後、中間道の全長のちょうど中間地点にある四阿まで歩き、中間道を外れ大人場まで下山。

周回して駐車場へ戻ってくるという約3時間のハイキングコース。


スタート前、鳥居かほりの先に何やら怪しい物体が見えるのですが、それは後で見に行くことにします。

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駐車場を出てから車道を数分歩いて石門コースの入口へ向かいます。


下から妙義山を見上げる。

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頂部のトゲトゲのところもルートっていうんですから恐ろしい・・・(絶対に行かない)


石門コースの入口です。

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そこの案内板によると、カニさんマークの 「カニベースの横バイ」 があるらしい。

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カニベースの横バイと言えば、北アルプス剱岳で有名な鎖場がありますが、妙義のカニベースの横バイが

ちっとばかしどんな所か気になったので、急遽行ってみることにしました。

もともと鎖場を通る予定はなかったんですけどね(^_^;)



いきなり入口スタートから鎖の登場とは妙義らしいですね~

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カニベースの小手調べと言うらしいです。
(さっきからカニベースのベースは余計だ)

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名前の通り小手調べなレベル。

超人強度2パワーってところでしょうか。
(だからカニベースを離れなさい)


見上げれば、そこは大きな第1石門。 まるで岩を栗田貫一したかのよう。

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[本]栗田貫一とは、「くり貫いた」の意味を示す山岳用語である。

石門のデカさに圧倒されます。

どうやってこんなものが出来たのかホント不思議ですよね。

そんな所がまだまだ沢山あるのが妙義の特徴。

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第1石門をくぐると、間髪入れずに第2石門が出てきます。

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・・・って、ちょ、ちょいと待ってくれい!(;´゚д゚)ゞ

カニベースの横バイ、わりとスリリングだったりするの?と、現況を見てなんぞや、

心の準備ができていないという(笑)


カニ横で岩場をトラバースして、第2石門を抜けるようです。

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そこは観光客の滑落死亡事故の注意喚起もある所。

足を滑らせ落ちたら大怪我は免れないのはたしか。

メンタルを岩場モードに切り替え、鎖につかまりながら一歩一歩慎重に。

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しかしながら、いきなり緊張を強いられるとは思わなかったな~(汗)

ホント、まいっちんぐマチコ先生です。
(さっきから例えがわかりづらいよ)

事前の情報収集が足りませんでした[たらーっ(汗)]

今日ってハイキングじゃなかったっけ?(笑)



カニ横トラバースの後は、第2石門をくぐる為に「たてばり」を登る。

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これがまた鎖をつなぐ鉄の支柱が邪魔して登りづらいったらありゃしない(^_^;)

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ここはアレですね。 逆方面から来る人がいると、すれ違いにかなり苦戦しそうですね。

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たてばりを登って石門をくぐったら、次は下るんだろうと予想はしていたものの・・・


ゲェー!!!  わりと急降下じゃないの(>_<)

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心の準備が・・・(笑)


この日は中間道だけを歩くハイキングだと思っていたので、トレランシューズで来ちゃったんだけど、

こういう岩場では正直不安でした。


そこは「つるべさがり」と言うのだそう。

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慎重に降下中、向かいの第4石門あたりから突然女の子たちの黄色い声援が聞こえてきたんですよ。

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やまびこ的に「ヤッホー」と叫びそうなところを・・・

「◯◯先生~! 大好き~[黒ハート] だって。

思わず吹き出してしまった...(>3<)


手元がゆるんで ズコー!! って滑り落ちたらマンガのオチみたいだよ・・・だって。
(誰も言ってませんけど)


しかし今時の女の子は大胆ですね。 大きな声を出して告白沁みたことするなんて。


大好きって言われた先生が羨ましいですよ。 きっと理想の先生なんだろうね。

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話を戻してつるべさがりの岩場、、、 靴のせいで滑りやすいかと思いきや

なかなかどうして、まったく問題ありませんでした。


やるじゃんトレランシューズ。 見直したよ。



つるべさがりの次は「片手さがり」だって。

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さすがに片手だけでは降りれませんでした。

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ここはまあ、レベルは超人強度4パワーってところでしょうか。
(言ってる意味がわからん)

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つるべさがりといい、片手さがりといい、「さがり」というからには、一方通行にしたらどうでしょう。

逆コースで来る人がいたら 「つるべのぼり」 になっちゃうもんね。




続いて第3石門。

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崖に沿って細い足場をトラバースします。

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この石門だけはくぐることは出来ないんですよ。

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その先は崖の上のポニョとなっていて立入禁止となっていました。
(ガケと変換してそのまま残すんじゃない)

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虎ロープが張ってあって行き止まり。 引き返して第4石門へ向かいます。

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第4石門も、これまた大きな栗田貫一ですね。

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第4石門の手前には休憩所がありましてね。 休憩してたらなんだか見慣れない鳩がいるなあ~!?と。

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じつはイワヒバリという野鳥でした~
(家に帰って調べるまでずっと鳩だと思ってた[たらーっ(汗)])

岩場、奇岩だらけの妙義だけに、イワヒバリも多く生息しているということかな?


第4石門ごしには大砲岩という妙義のシンボル的な奇岩が見えます。

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妙義山の山バッジにもあしらわれているほどです。


まさに大砲のような形。 わかりやすいですね。


伊豆ヶ岳のカメ岩とは大違いです(汗)



第4石門の脇に展望場所がありまして、そこに先程大声で叫んでいた女の子たちがいました。

休憩所で休んでいる女性に話かけていますが、会話からして生徒と先生のようです。


あ、、、!!  先生って女性だったのね(^_^;)



展望所から眺める景色は、まさにドラゴンボールの世界を彷彿とさせる景色です!

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妙義のいたるところで、そう思わせてくれる風景が多いですね。


その展望所から第2石門のつるべさがりの鎖場が見えているんです。(矢印のところ)

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遠目から見たつるべさがりは、見た目凄そうな鎖場ですが、実際はそれほどでもないです。
(言うね)


第4石門から先、大砲岩への分岐点があるのですが、地図上で危険マークも付いてるし、

今回はパスすることにしました。

また次にしようかと。
(また来るの?)



ルートは、当初から歩く予定だった中間道のコースに入ります。


じつはその中間道、、、 関東ふれあいの道だったんですね!

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先月歩いた伊豆ヶ岳の縦走路も関東ふれあいの道だったので、同じようなグラフの石版が設置されている。

でも、埼玉県から群馬県をつないでいると思うと、なかなか長そうな道のりですね~


調べたら、関東一都ブロッケン・・・じゃなかった関東一都六県、つないでいるんだとか。 

総距離1800kmだって。

いつか全走破してみたい気もしてきました。
(絶対しないと思う)



てくてく歩いて進んでいくと、大きな岩壁が現れました。

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唸りますね。 黒部渓谷の水平舗道か!? と、思わず口走ってしまったほど。


この岩壁も岩を栗田貫一で造った道なのかな?
(あんた栗貫栗貫しつこいな)

腰を屈めて通る場所なので、腰痛持ちには厳しい通り道です(笑)


お約束のお互いの撮り合いが始まった。

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もういい加減卒業したいです。


グムー。またしても腰痛ロード。

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腰痛ロードは一回あれば充分ですって[あせあせ(飛び散る汗)]

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ちなみに隊員S氏もギックリ腰経験者ですw

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そんなに腰曲げてだいじょぶー?

腰をかがめて歩きたくない人は、リンボーダンスのように背中を反らして通ったほうがよいです。
(あんたソレやってたな)



続いて一気に下る階段地獄の登場!

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階段はアングル(山形鋼)の踏み場だけになっているので、スカスカの所もあり。

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わりとスリルに感じる人もいるかも。

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手すりをつかんで渡りましょう。


中間道のちょうど中間にある分岐に到着。 まさに中間点?

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関東ふれあいの道の標柱もありました。

中間道は、この先妙義神社まで続いていますが、本日はここまで。。。

そこから下界へと下っていきます。

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(黄色のペンキは 「キケン」 ではなく 「キンケイ」 ですw)



















えっちらおっちら)



















大人場という所まで下りたら右に折れ、駐車場方面へと向かう一本杉コースに入ります。


あとはずっと平坦な道だし楽勝だな~ なんて勝手に思ってたら、そうは問屋が卸さない(笑)

また登り返しがあるというね[あせあせ(飛び散る汗)]


ひと山越えるみたいな。

なんなら、そこまで下らさなくてもいいのに~(>_<) ・・・と、ヘタレ発言連発です。


気を抜いている時の登りが一番しんどい(笑)

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灯篭が見えます。 ゼイゼイハアハアしながらも一本杉へとラストスパート!


登り終えれば、そこには一本杉なり。

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でも周りにも、ほかの杉もあるので一本杉って感じがしない(笑)


一本杉の向かいに空き家?が建っているんですが、なにげに、ふと見上げると・・・


ゲェー!!!  スズメバチの巣が!

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どうりで道中スズメバチ注意の看板があったわけだ。


そろそろ活動を開始する時季ですよね?

活動前でよかった(^_^;)


道中、桜は咲いていなかったけど、梅は咲いていました。

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てくてく・・・








一本杉のあとは、車道を歩いて駐車場に戻るだけ。


戻ったあとは、まだ時間に余裕があったので中之嶽神社に寄ってみることにしました。


出発前に気になっていたあの黄金の物体が。

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目の前に立ってみる。 日本一でかい大黒摩季・・・じゃなくて、大黒様。

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デカいっすね~  お腹が。
(そっち?)


参拝でもしようかと境内に入ってみる。

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でも、この階段を見たら・・・

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行く気がなくなったのは言うまでもありません(笑)


この神社にはスポーツの御守りがあるようで、いろんなスポーツの種類があります。

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左上から見ていって、最後にオチがあるというね。

応援て(笑)


御守りにはそのスポーツを象徴するギアのストラップが付けられていて、個人的には陸上がいいかな。

運動靴なのがいいじゃん。


この中に登山がなかったのが残念。
(いらんけど)






【妙義山・石門コース行程】

中之嶽駐車場10:30 → 石門群登山口 → 第1石門 → 第2石門 → 第3石門 → 第4石門
→ 関東ふれあいの道(中間道) → 四阿 → 大人場 → 一本杉 → 中之嶽駐車場13:30
計3時間00分

歩行距離: 5.0km

標高差: 366m (累積標高 登り599m/下り563m)
消費カロリー:1293kcal

宿泊: 菱野温泉 薬師館



《おまけ》

翌日の浅間山登山に向け、我がスペ隊がキャンプ地に選んだのは、長野県小諸市にある菱野温泉。

そこに面白いものがあったのでご紹介しましょう(^_^)


まず、我がスペ隊のキャンプ地となったのが菱野温泉の薬師館さん。

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え? 浅間山に登るなら登山口にある 「天狗温泉浅間山荘」 じゃないのかって?


ブヘー(>_<)

じつは浅間山荘さんのHP見てたら、夕食がキノコだらけだったもので・・・。
(知らんがな)


薬師館さんには、池に浮かぶお風呂 『浮島風呂』 があります。

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奥の斜め下向きについてる窓を覗くと、お風呂が池の上にあるというのがよくわかります。

でも実際に覗いてみたら、窓が曇ってて見えなかったけど(笑) 

あと、夜はもちろん暗いからわからない(汗)


お風呂は3つ、三段になっていて、それぞれ温度が異なります。

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14℃って、冷たすぎて入れませんて・・・(笑)


ただ、3つのお風呂の入り方があってですね。 その入り方をすれば3つ入れるかもしれないってことで

実践してみることに。

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入浴法は一から七までありますが、ひとつひとつクリアしていけるかどうかってところです。


わたくしの結果、、、 六でギブ(笑)


14℃の水に肩まで15秒は無理だよ(^_^;) 

⇒隊員S氏は四でギブw

これが夏なら出来るかもしれませんが、まだ3月じゃ無理っしょ(笑)


一方、食事のほうはですね。 和風イタリアンのコースだったんですよ。 
(オッサン二人でイタリアンっつうw)

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前菜、ステーキ、ピザと、、、 ワインが合いそうなメニューですが、すべて[ビール]ビールでかっさらいましたさ。

個人的には、メニューにキノコが一切無くて、この旅館にして大正解でしたw

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おそばも 「大盛り無料ですよ」 と、勧められたので、もちろん大盛りにしましたさ。

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〆の蕎麦でウップ状態でした。 お腹の山が膨らんでいました。


それと、薬師館から歩いて5分ほどのところにある姉妹館ですかね? 常盤館さんのお風呂にも

宿泊者は一回無料で入ることができるので、入浴手形をもらって行ってみることにしました。

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そこには展望露天風呂に行く為の登山電車があるんだとか。

もともとHPを調べていた時から気になっていたので、チェックイン後、薬師館のお風呂にも入らず、

こっちを優先ですよ(^_^)


ホテル入口の右手に、その登山電車の入口はありました。

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駅員さんはいないようです。
(いないだろ)

操作は全て手動。 発車ボタンも自分で押します。

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登山電車は全長130m。 標高差は50mとの事。

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定員は6名で、車内ちゃんと6人分の席が設置してありました。


電車到着した場所に、露天風呂がありますよ。 車窓から、男湯の露天が丸見えでしたがw


で、、、その登山電車に乗った一部始終を動画にて撮影してみたよ~ん。


動画のタイトルはスバリ!  『ギリギリじゃん』 ですw

 

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