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昇仙峡・羅漢寺山 【スペランカー登山隊】 [登山]

羅漢寺山表紙.JPG

ゴールデンウイーク、山梨県は昇仙峡にある羅漢寺山に登ってきました。


羅漢寺山という名の山は無く、弥三郎岳を最高峰としたパノラマ台、展望台などそれら一帯を

羅漢寺山と呼ぶんだとか。


また東の男塾、西の風雲羅漢塾でも有名です。

(全然関係ないだろ)


その羅漢寺山は、山梨百名山のうちの一角をなす。


ということで、この企画をば・・・





山梨百名山全制覇(その気もないのに無理するな)
プロジェクト!
の巻。





早朝移動でやってきたのは昇仙峡入口にある無料の市営駐車場。

DSC06251.JPG

昇仙峡は観光地ですし、GW中なので朝から満車になるんじゃないか?と想定していたのですが、

それも取り越し苦労で、全然ガラガラポンでした。


今回はサブメンバー嫁ちゃんとのトレイルにて。


歩いたコースはこちら ↓ ↓ ↓

羅漢寺山地図.jpg

市営駐車場の近く、長潭橋の横にある昇仙峡口からスタート。 獅子平分岐まで登りは続きますが、

そこから稜線歩きとなり白山展望台、白砂山に寄りながらロープウェイ山頂のパノラマ台へ。


さらに先へと進み、羅漢寺山の最高峰 弥三郎岳 を目指します。


下山はロープウェイで麓まで降り、渓谷沿いの遊歩道を歩いて市営駐車場まで戻るという

約5時間のコースタイムになりマッスル[パンチ]





朝8時に駐車場をスタートしました。

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この日も良い天気・・・といっても天気の良い日を狙ってきたので当たり前なのですが、

帰りに歩く渓谷が良い雰囲気です。


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長潭橋の横に弥三郎岳への道標がありますので、そこの動物柵を開けて登山道へと入って行きます。


昇仙峡一帯は花崗岩が多いので登山道もちょくちょく白砂であったりします。

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登りの途中、一度林道に出てから10分程東へ進み、再び登山道へ。

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ロープウェイ展望台方面の道標に従い森の中へ。

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山もだいぶ新緑の季節となってきました。 


この時季はムニュムニュが出現する季節でもあり、歩く視線の先に突如ムニュムニュが目の前に

ぶら下がっている場合がありますので、どうぞお気をつけ下さい。

(虫嫌いの人に不安を煽るようなこと言うんじゃない)

[本] ムニュムニュとは、芋虫や毛虫の事を言う山岳用語である。














えっちらおっちら[あせあせ(飛び散る汗)]














ふと山道を歩いていると、道を挟んで右は針葉樹、左は広葉樹という道に出合いました。

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これは高尾山でもよく見られる風景ですよね。


寒さを好む針葉樹と、暖かさを好む広葉樹ということで、この道の周辺は花の種類も多いことでしょう。

(NHKにっぽん百名山で解説してた事を知ったように書くんじゃない)





ここの登りは、そこまで急な坂もないので、わりと楽に登っていけるかと思います。

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時間に余裕があるなら、ゆっくり歩いて新緑を楽しむのもまたオツかと。





ゆっくりコツコツと登っていると、大きな岩が出現しました。

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ここであるものを発見!!


突如見つけたので、一瞬驚きますわいな。

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石仮面?

まるでヘル・ミッショネルズにクロスボンバーでマスク狩りでもされてしまったかのよう。


さらに、その大きな岩の窪みにあるものを発見!!

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ハンマー???

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箱根の金時山の山頂にジョロニモの斧が置いてあるのは有名ですが(金太郎のです)、

ここ羅漢寺ではハンマーらしきもの。。。


おそらくハンマーヘッドのハンマーが・・・

(キン肉マンから離れなさい)














えっちらおっちら[あせあせ(飛び散る汗)]














登山道から一旦外れ、地図上のポイント地点 ”刀の抜き岩” にやってきました。

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行き止まり? と思ったら右手にあった。

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立派に岩が尖っていますね。 昔は尖った岩の先に刀でも刺さっていたのでしょうか?





ここら一帯もまた花崗岩で滑りやすい場所になっています。

嫁ちゃんには危なそうだったので、自分だけ岩の近くまで寄ってみることに。

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すると、一風変わったものを見つけました。

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地籍図根三角点と書いてある。 地面に埋まる鋲形の三角点のようです。


これは初めて見ました。 適当に調べてみると、GNSS測量と言い、いわゆるGPSを使った電子基準点。


もともと山の頂上に設置してある石の三肉点に代わるものとしては、今後この鋲形になっていくのかな???





刀の抜き岩と木々の間からは南アルプスの白根三山が見えていました。

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「岩の先に富士山も見えるよ」 と、嫁ちゃんが言うので元の位置まで戻ると、、、


あらまホントだ。 抜き岩の先に富士山が見えているではありませんか。

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今年はありがたいことに、山に行って富士山が見えてる連続記録が続いてます。





てくてく・・・

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刀の抜き岩から歩くこと30分、ビューポイント白山展望台へ。


一気に視界が開けると、そこは一面マウンテンビーチでした。

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昨年登った日向山も山頂が砂浜のようなマウンテンビーチでしたが、ここも花崗岩がなせる技で

砂浜化されています。 


展望台というだけあって、南アルプス主脈の山々が揃い踏み。

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左から鳳凰三山、仙丈ヶ岳、甲斐駒ケ岳。


ズームアップすると、鳳凰三山の象徴オベリスクまではっきりと見えました。









てくてく・・・









続いてのポイント地点、白砂山への分岐。

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名前からして、ここもまた山頂がマウンテンビーチになっているって容易に想像ができますねw


羅漢寺山としてはここも登っておかなければなるまいて。


ここも一旦登山道から外れ、10分ほど登ります。

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白砂山らしく、登山道もすでに白い砂。





えっちらおっちらと登りきると・・・

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ここもやっぱりマウンテンビーチ!


先の方まで歩いて行けますが、滑り落ちそうなのでやめておきましたw

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白砂山の山頂からは、右手に弥三郎岳山頂が見えています。


左手には、木々に隠れていますがロープウェイ乗り場が若干見えるんです。


現実に引き戻されるロープウェイ案内放送の声が、ここまで聞こえてくるのでわかりやすいw





白砂山からルート上の登山道へと戻り、パノラマ台へと歩き出す。









てくてく・・・










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登山道沿いの大きい岩には、どの山でもこういった木の枝で岩を支えている場面をよく目にします。


無駄に小銭を池に投げ入れてあるアレと近いものがあります。

(そうなの?)



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やはりここら一帯も熊は出るようです。  熊ベル忘れてました(汗)









てくてく・・・









パノラマ台に到着なり。

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羅漢寺山の標柱はロープウェイの搭乗口前にあります。 

パノラマ台の標柱ほうが目立っていて、観光客はそっちと一緒に写真を撮ってる人が多いです。


できれば最高峰の場所に羅漢寺山の標柱を設置してもらいたいけどね~

ここだと目立たなくて地味です(^_^;)





しかしGWなだけに、パノラマ台は観光客でごった返してました(汗)

現実に引き戻されます(笑)


そんな人混みをかきわけ、さらに奥の弥三郎岳を目指します。


その途中に展望台があるのですが、そこから金峰山が見えていました。

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金峰山と言えば・・・   よし! ミスターVTRよ! 山頂をズームアップしろ!

(だからそれ誰なんだよ)


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金峰山の象徴とも言える五丈岩も見えますね~


今年は久々に金峰山でも行くかなぁ。







弥三郎岳への登山道に入ると、人はまばらになりますが、それでも観光客はいるかなぁ。


運動靴でもない革靴やヒールの人もいたけど、滑って転んでる人もいました。

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弥三郎岳の山頂は、丸い大きなツルツルの岩になっています。

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↑ ↑ ↑ 岩を削って階段状にしてくれているのですが、階段登るのに松の木が思いっ切りジャマという(笑)


一応鎖場になってます。


嫁ちゃんは高所が苦手なので、手前で待っているとの事。 

なので、わたくしのみ山頂を踏みに行くことに。


その階段を登ると、丸い岩の上に立つことができるのですが、写真撮り忘れました(^_^;)


丸い形をしているので、視線はその先が見えない崖のように見える。  

つまずいたりでもしたら冷や汗ものです。

(滑落注意[exclamation]


でも、展望はすんばらしいっすよ。 

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ダムも見えた。

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富士山もありーの。

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丸い岩の上に7、8人はいたんだけど、でもそこが山頂と思っている人は多いんじゃないでしょうか。


誰も気付いていないのか、さらに奥があったりして。

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奥にある岩も削って階段にしてある。


三角点があるその場所こそ弥三郎岳山頂!  標高1058mなり。

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三等三肉点でございました。

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ちょうど誰もいなかったので、羅漢寺山制覇のフェイスフラッシュ!

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↓ ↓ ↓ 松の木やら木々で隠れちゃってて、本当の山頂がこっちだって気付かない人もいるかもね。

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( ↑ 画像右下に見えているのが、丸い大きな岩でした)



ということで、羅漢寺山登頂により、わたくしに新たな1ページが刻まれました。。。






山梨百名山28座目を制覇!!

(わ~ ぱふぱふ~)


そんでもって残り72座・・・





























その気もないのに無理するな!





はい。


せっせとパノラマ台に戻って無駄に覗いてフェイスフラッシュ[ぴかぴか(新しい)]

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キテイちゃんと富士山がコラボったようです。

実際の写真は、髭面のおっさんが覗いているので気持ち悪いです。





下山は文明の利器を使うなり~w

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登山をしに来ているので、下山は文明の利器を使うのが我々スペランカー登山隊の鉄則。


それはファミコンのスペランカーでもゴンドラやリフトを使っているからに他ならない。

スペランカー ゴンドラ.png
(いちいち言い訳せんでええ)



ロープウェイ乗り場に羅漢寺山の山バッジが売っているかと思いきや、置いていないという。

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グムー。 観光地なだけにあると思ったんだけどなぁ。 (過去に昇仙峡の山バッジはあったらしい)






ロープウェイ乗り場からは、渓谷沿いの遊歩道を歩いて市営駐車場まで戻ります。


遊歩道に入る手前、なぜかそこには・・・











・・・って、ゲェー!!

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エイリアンのオブジェなり。

(なぜここにw)




そしてコイツも・・・


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プレデターのオブジェなり。

(だからなんでや?w)


そうそう、プレデターと言えば最新作の予告編映像が公開されましたね。


エイリアン、プレデターシリーズが大好物なわたくしにとって、それは吉報!


ちなみに、オブジェの近くには昇仙峡の見所のひとつでもある仙娥滝があります。

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シュワちゃんのプレデターで滝のシーンは有名ですが、この仙娥滝の近くにプレデターのオブジェを

配置しているのは、きっとその為なのでしょう。

(絶対に違うと思う)





遊歩道は渓谷沿いのフラットな道を1時間半近く歩いていきますよ。

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↓ ↓ ↓ 黒部の水平歩道。

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(どこがだ)


↓ ↓ ↓ 筑波山の弁慶の七戻り。

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(わりと似ている)


↓ ↓ ↓ 昇仙峡のシンボル覚円峰を下から見上げると、こんな感じ。 (パノラマ活用)

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覚円峰の高さは180mあるそうで、エジプトのギザのピラミッド(139m)よりも高いということになる。

(そんな高さには見えないんだけどね)


↓ ↓ ↓ 遠目から見た覚円峰。

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覚円峰の頂上に行ける登山道が、じつは存在するらしいっす。 (もちろん上級者向け)


↓ ↓ ↓ 七人の悪魔超人。

DSC06349.JPG

この七福神の写真を撮っている時、、、

「どうせ七人の悪魔超人とかブログで言うんでしょ?」 と、嫁ちゃんから先読みされる。


ゲェー!! 完全に読まれてます~(>_<)




遊歩道には色々と見所が沢山あるのですが、市営駐車場方面に進むにつれて見所は少なくなってきます。


↓ ↓ ↓ しかしながら最後はシュールw

DSC06352.JPG

恋人同志は気を付けようw



【羅漢寺山行程】

市営駐車場8:00 → 長潭橋8:05 → 刀の抜き岩9:50~10:00 → 白山展望台10:15 →

白砂山10:50~11:00 → パノラマ台11:25 → 弥三郎岳11:40~11:50 → パノラマ台12:05
→(ロープウェイ)→12:35 →仙娥滝13:00 → 覚円峰13:20 → 市営駐車場14:20 
計:6時間20分

歩行距離: 10.5km
標高差: 598m(長潭橋→弥三郎岳頂上)

日帰り温泉: みたまの湯
反省会: なし



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ジョナ

大型バスが通行困難な長瀞橋、
ボロボロになり歴史に終止符を打った馬車・・・

昇仙峡は人気観光地で歴史も長いわりに
維持管理が不徹底で勿体ないと思いますね~

でも尾白川渓谷よりアクセスが良いせいか
人気は衰えていないようで安心しました。
by ジョナ (2018-05-20 21:00) 

てぷこだん

ジョナさん コメントありがとうございます!

長瀞橋はたしかに古そうでした。黒ずんでたし(^_^;)
大型バスだと、あの橋の手前のカーブは曲りがきつそうです。
ちなみに橋のとなりで工事をしていたのですが、もしかしたら
新しい橋を架ける工事なのかもしれませんね???

馬車の件、平日だったので今日は馬車は通らないのかな?・・・と思ってたら、
すでに終止符が打たれてましたか(^_^;)
ロープウェイ付近にいる観光客の数を見ても、まだまだ馬車の需要はありそうですが
でも、思いっきり車の通行に支障ありそうですね(笑)

昇仙峡が観光地として健在しているのは、中国人が襲来しているせいかもしれませんね。
とにかく外国超人が多かったですよ。
by てぷこだん (2018-05-21 16:57) 

荒田義正

砂町少年野球連盟の荒田と申します。
この記事でなく、週刊BIG・BASEBALL 【少年野球の頃に】を読みコメントさせていただきました。
この記事は多分昭和57年のことかと思います。
文中に載っているコーチの一名は大槻さんかと思い、ブログのコピーをお渡しいたしました。
てぷこさんは多分△△君じゃないかなとのことでした。
(丁度この年に発行された江東区学童少年軟式野球連盟選手名鑑があり、推測したとのことです)
大槻さんは、今でも連盟の審判員として活躍されています。
本年、砂町少年野球連盟は創立50周年を迎えました。
そこで、記念誌を発行し連盟の歴史を紐解く試み中です。しかし、結構苦労しています。
例えば、文中にある「ライオンズ(現在はヤングライオンズに改称)」は前年S56には「東都よみうり」の
記事に載っているですがS55には載っていません。
S55年には「北砂第三」、「北砂セブン」、「ジュニア・キング」なるチームが記載されている等、
調べれば調べるほど分からなくなってしまっています。
何かおわかりになることがあればご連絡いただきたく存じます。
by 荒田義正 (2019-10-15 12:47) 

てぷこだん

荒田義正 様 コメントありがとうございます。

週刊BIG・BASEBALLの記事をお読みいただきありがとうございます!
荒田様、そして大槻コーチのご推察の通り、わたくしは当本人でございます。
(荒田様コメントにあった小生の名前は、ブログ管理人という諸事情により伏せさせていただく事ご了承願います)
まさか正体がバレてしまうとは(笑)

砂町少年野球連盟、まだまだ存続されていて嬉しく思いました。
(ホームページ拝見しました)
当時と比べ、チーム数も大幅に縮小されてしまったようですが、これまで存続されているということは
何よりOBとしては嬉しい限りです。とても懐かしくも思います。
(グリーンクラブがもう無いのは残念ではございますが^^;)
大槻コーチもまだ現役で活躍されているとの事で、正直びっくりしました。
当時は大変お世話になったこと。また、これからもできる限り砂町の野球を守っていただきたいこと。よろしくお伝えくださいませ。
わたくし自身、グリーンクラブ(=小学校)を卒業してから野球はやめてしまいましたが・・・^^;

これから記念誌を発行される予定との事ですが、歴史等わたくし自身知っている情報等はございません。
お力になれず申し訳ございません。
江東区学童少年軟式野球連盟選手名鑑は、今でも我が家で所持しておりますが、それ以上の情報を思い出すことは難しく・・・^^;

by てぷこだん (2019-10-15 12:51) 

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