富士山へ登ってきました(前編) [登山]
7月29日金曜日のキン肉マンの日から、職場の節電対策として毎週金曜日が休みとなり、
週休3日の状況が1ヶ月以上つづきます。
グ、グムー
わたくしとしては仕事したいのにのう・・・ (←とてもわざとらしい)
ですので、金曜日が暇になってしまったので、
とりあえず富士山に登ってきました。(←アホです)
わたくしにとっての富士山は、振り返ること2007年なてゅ(夏)・・・ (←長島三奈ふうに)
まだこのブログを開設する前ですかね、初登頂をしております。
や~ その時は日帰りの過酷さに、二度と登るものかと誓ったはずなのですが、
4年経ったらなぜかまた、登りたくなってきちゃいまして。。。(←この病気の原因は不明)
今回、わたくしにとって二度目の富士山登頂を目指すことになるわけですが、
前回はただ頂上を目指すだけ、、、 ご来光目的ではなかったので、
今回は山小屋にでも一泊し、まだ見たことがなかった雲海からの
サンシャイン日光ビーム(ご来光)でも見てこよ~
という山ガール的なノリですw
さて、富士山とは皆様ご存知、日本一高い山ですよね。
富士山山頂のうちのさらに頂点である剣が峰で、標高3776mあります。
ちなみにエベレストは標高8848mで、火星にあるオリンポス山は標高27000mです。
(誰が登れんだよ)
そんな富士山の頂上を目指すには、富士山の五合目から登る4つの登山ルートがございます。
①吉田口・・・スタート地点標高2304m
②富士宮口・・・スタート地点標高2380m
③須走口・・・スタート地点標高1970m
④御殿場口・・・スタート地点標高1440m
どこから頂上に挑むかは、個人個人の好みになるかとは思うのですが、
ちなみに昨年(平成22年度)の各コースの登山者数を調べてみましたが・・・
①吉田口・・・18万人
②富士宮口・・・7万8千人
③須走口・・・4万8千人
④御殿場口・・・9千人
圧倒的に①、次いで②で登られる人がほとんどですね。
やっぱり頂上へアタックする標高を考えれば、なるべく高い位置から
スタートしたい気持ちはよくわかります。
山小屋も多いですしね。
・・・にしても、④御殿場口の9千人ってwww
圧倒的に少ないですね。 吉田口の20分の1ですよ。
どんだけ人気がないのでしょうかw
でもまぁ、さすがに頂上までの距離が半端ないですからね。
スタートから頂上まで2300mも登らなければならないという理由が、
登山者を遠ざけている理由のひとつに挙げられるでしょう。
ちなみにわたくしの最初の富士登山は、③須走口でした。
他のコースは行ったことがないのでわかりませんが、前もって情報を得て
一番楽しいコースと聞いていたので、そこを登りました。
実際コースも変化に富んで、登ってて楽しかったです
森林浴しながら歩けるのもこのコースだけですしね。
で、、、
今回わたくしはどこのコースを登ろうかと、一切悩むこともなく・・・
④の御殿場口に惚れましたw
駐車場もガラ空きとの事ですし、登山者も極端に少なく、山小屋も空いている。
人ごみが嫌いなわたくしにとっては最も適したコースw
長い距離を歩くことにはある程度自信があったので、今回はその御殿場口に決定!
ここで、御殿場口のポイントを・・・
【良い所】
☆週末でも混雑しないのでのんびりと登山を楽しめ、山小屋も空いている。 (ヤッホー)
☆最盛期でも交通規制などがなく、駐車場が空いている。 (ガラガラ~)
☆スタート(新五合目)の標高が低いので高山病になりにくい。
(登って行くうちに高度に順応していくからだとか)
☆下山道の大砂走りで楽に効率よく下山することができる。
(大砂走りは、踏み出す一歩で3mも進むらしい)
【悪い所】
★スタート(新五合目)の標高が低いので登りとしては初心者に厳しい。
(実際は二合目なんだとか)
★山小屋の数が極端に少ない。
(新五合目に1軒あるが、頂上までにたったの4軒しかない)
★木陰がほとんどないので快晴の日は直射日光が厳しい。
(まっくろクロスケ出ておいで・・・)
★新五合目スタートから七合目まで山小屋がひとつもないので、トイレや飲み物調達に不便。
(出発前のトイレは必ず済ませておきましょう。 飲み物はひとり500mL×2本は必要)
★新五合目スタートから七合目まで山小屋がひとつもないので、雷発生時に避難する場所がない。
(どうする?どうする?ど~う~する~? きみならどうする~?)
そんな感じのコースですが、やはり一番気になるのは雷ですね。
新五合目スタートから山小屋のある七合目までの歩行時間は、目安として5時間はかかるとして、
その中間あたりで雷雲が発生したら、ちょっと怖いですね
超人タッグトーナメントが行われた場所でもあるだけに
まさにサンダーサーベルのターゲットですよ!
(ネプの野郎・・・)
その日の天候によって、登る登らないの判断が五合目で必要になるかと思います。
五合目の駐車場で、いかにも怪しい雲の雰囲気だったら中止も視野に入れましょう。
というわけで、富士登山決行の日をいつにしようか予定を立ててみましたら、うまい具合に
7/29(金)のキン肉マンの日が節電休暇w
その日に決定しました。 (わ~ ぱふぱふ~)
・・・・・・・・・・
ゲェー!!!
しかし、キン肉マンの日の早朝・・・
富士山は雨模様。
天気予報でも 落雷注意報 が思いっきり出てます
(ネプの野郎・・・)
次の日も天気が悪そうな予報なので、ご来光も見れそうもありません。
まだ8月もあることですし、ここは無理せずに、富士山へのアタックは一週間スライドすることに~
次の週の8月5日(金)にスライド登板っす (ブッヘッヘ)
・・・・・・・・・・
こ、これまたゲェー!!!
その日は五合目まで足を運んだものの
小雨と霧、そして雷まで鳴っている!
予報に出ていた 落雷注意報 がドンピシャ!
(ネプキンの野郎・・・)
従いまして、富士山へのアタックはさらに一週間スライドすることに。。。
次こそは・・・ということで、スライドするとなると天気が確実に良さそうなのは、
8月11日(木)だよと天気予報。。。
12日の節電休暇の金曜日は曇りの予報・・・!?
ならばこれは金曜日に節電休暇で登るどころじゃねえっつえ!
木曜に有休とって登るしかねえっつえ!
(と、この時点でかなり意地になってますw →節電休暇の意味なし)
ということで、富士山頂上に挑む御殿場ルートは
↓↓↓ こんな感じになりマッスル。
(るるぶ.comのルート図より)
こんなに細長く描かなくてもwww
(登る前から気が遠くなるルート図だ)
初日の登山スケジュールとしましては、まずは新五合目をスタートし、
ひたすら ジーグザグザグジグザグジグザグ な火山砂礫な道をひたすら修行僧のように登り、
七合目にある山小屋、砂走館(標高3090m)を目指しマッスル!
なので初日は1650m登ることになりますかね。
その砂走館で一泊させてもらい、早朝5時頃、山小屋からご来光を迎えようと思いマッスル。
(頂上でのご来光は人が多すぎて御免だw)
二日目のスケジュールは、ご来光を見たあと朝飯を食べて、
ゆとりを持ちつつ山小屋を出発します。
八合目にある山小屋(赤岩八合館)を越えると、最後の難関(傾斜がキツイらしい)である
岩だらけの道を山頂まで登りきるのであります。 (砂走り館からは残り686m登りマッスル)
そして山頂に到達したら、頂上一周(約1時間半)のお鉢巡りはせず、
頂点である剣が峰(標高3776m)だけを目指します。 (前回お鉢巡りをしているので)
もちろんそこで、登頂の記念写真を撮らせていただきますが、なにをかくそう、
わたくしの最終目的は、その剣が峰にある富士山の三肉点(三角点)なのでありますw
(←その為だけに登るアホです)
日本百名山を全制覇(絶対無理w)するにあたり、すべての三肉点を写真におさめて
おかないと気がすまないアホな使命感がフツフツとみなぎる次第でございますw
そんな目的が達成しましたら、今度は頂上から一気に五合目まで下山します。
下山はやはり、この御殿場コースの目玉、大砂走りが非常に楽しみですね
(須走口の砂走りも経験しておりますが、スケールが違うらしいですw)
どんだけ ズボッ ズボッ ズボボボボーっ と、進んでいけるのかな???
というわけで、そんなわたくしの最終目的に誰もついて行こうとしないのも当然で、
わたくし単独行で登ってまいりましたw
(8月11日、やっと決行できました)
つづきは次回、記事の後編でその富士登山の模様をお送りしたいと思いマッスル~w
→富士山へ登ってきました(後編)