丹沢・塔ノ岳に登ってきました

ちょうど昨年の今頃、職場のメンバーを率いた富士登山部として、塔ノ岳を登りに行きました。

その時の記事はこちら　↓　↓　↓
【富士山登頂チャレンジ2012】Episode2～丹沢・塔ノ岳～


登山部メンバーが富士山への初アタックであった為、富士山に登頂させるための練習に最適な

塔ノ岳のバカ尾根を登らせたのですが、今年はバカ尾根を登る理由がちょっと違います。


それは、わたくし自身がゴールデンウィークでの暴飲暴食により、、、

自分の体重を減らさなければならない!!

･･･いや、落とさないとかなりヤバいっすよ～　というくらい増えてしまったので、

脳内危機管理システムが作動し、ウォーズマンのごとく・・・


「オモイガタイ ＋ ムナシサ ＋ アアムジョウ ＝ バカ尾根  インプット完了！」


と、データ表示が出てしまったのであります　|-|-|


ですので、そのゴールデンウィーク終盤、自分を痛みつけてやりましたさ














さて、今回の塔ノ岳のコースは、登りがバカ尾根、下りは表尾根コースを行き、

三ノ塔の手前、烏尾山の分岐にて大倉まで下山するというコース。






手書きで汚い赤い矢印が、わたくしが辿ったルートでございマッスル。


バカ尾根の登りで、汗だくだく量的に体重を落とし、行者ヶ岳の”やせ尾根”を通過したら

もっと痩せないかな・・・と安易的な希望的観測。　（希望的にも程がある）









さすがにゴールデンウィーク中だということで、朝っぱらから渋沢駅のバス停はたいへん混雑


人混みが嫌いなわたくしは、一瞬その列を見て引き返そうかとも思いましたよｗ


でも体重を落とす手っ取り早い方法は、バカ尾根しかない！と、インプットされている為に、

心とは裏腹に身体が勝手にバスに乗り込んでました


　　　　



登山口である大倉バス停に着き、準備を整え、早速スタートしました。


個人的には3時間半で塔ノ岳に登頂できれば上出来かな？と思っていたので、

それを目指していざ出陣！















出発早々・・・






と、カリン様に言われたような気がします。


睡眠が羨ましいのう。　　朝5時起きなんで。

















観音茶屋、大倉高原山の家、見晴茶屋の各ポイントを順調にクリア。


そんな見晴茶屋を過ぎたあとに待っているのが・・・






そう、憂鬱です。


ここから先、長い長い階段が所々にあり、急登の連続に入るので、頂上に着くまでが大変です。


それでも　えっちらおっちら　と登っていかなければなりません。


体重が落とせるならこれぐらいの坂・・・　　そう思って登るしかありません



時には他の登山者の方々と抜きつ抜かれつの攻防ｗ


なんとも、あっという間においらを抜き去って行くおばあちゃん。　凄すぎます

（待ってよ～　おばあちゃ～ん）








バカ尾根の約中間地点でしょうか、駒止茶屋を通過しました。


大倉登山口をスタートしてから1時間25分。　まあまあのペースではないでしょうか。


駒止茶屋を過ぎると、富士見平という平坦の道で、登りは少しひと休みと言ったところ。


名前の通り、富士山も見えます。


その日は雲が出ていましたので、富士山のてっぺんだけ顔を出していました。





頂上に着いた時には雲がとれてればいいな。。。


昨年頂上で富士山見えなかったし。
















堀山の家を通過し、天神尾根分岐を過ぎると、おそらくバカ尾根で一番体力を奪われるであろう

石がゴロゴロした急登に入ります。


マジでここが一番きついっす



そんな急登をクリアし、花立山荘に到着です。


スタートしてから2時間50分です。


このタイムなら3時間半は切れるかもしれない！　そう自分で期待しつつも、ここでわたくし、

我慢できなくなって、おにぎり一個食べてしまいました。

（まだ10時半ですけど）


それには理由がありまして、本当なら駅の立喰いそば屋の”箱根そば”で朝飯としたかった

ところなのですが、朝が早すぎて閉まってたんですよね。　（グムー）


でもおにぎり一個食べたところで体力回復！


さあ！　頂上待ってろよ！　と、意気込むも

花立山荘からの景色が・・・







急に黒い雲が出てきやがったｗ


暗雲立ち込めるぜ～




先を急ぐのであります。















鍋割山との分岐　”金冷シ”　を過ぎ、頂上まではあと少し！







えっちらおっちら










塔ノ岳山頂に着いたっす～


スタートから3時間25分！　目標であった3時間半はクリアできましたぁ


しかしながら・・・






なんも見えねえ～ｗ


もろガスってますわ～


昨年同様、またしても山頂からの富士山が見れませんでしたｗ


時計が指した気温は8℃。　かいた汗も一気に冷めてガクブルです


こんな時こそ、ジェットボイルとカップラーメン持ってくればよかった。。。



山頂に滞在したのは20分くらい。　


お腹を震わせながら（体でしょ？）早々に昼食のおにぎり2個を平らげ、下山開始です。











下山は表尾根コースを行きます。


木ノ又小屋、新大日茶屋を難なく通過。


少しは霧も晴れてきましたかね。





表尾根はガレ場も多いので注意して歩きたいところです。





上の写真のように、烏尾山から赤い線のようなルートを下山していきます。


ゴールは遙か先だなぁ。


その烏尾山の手前には行者ヶ岳がありますが、ここ近辺はスリリングな鎖場があり、

今回塔ノ岳に登ってくるコースでは、登山者で行列になっていました。


ガケが急なので、中々降りれない人がいたりして渋滞しちゃうんでしょうね。


この表尾根コース、初心者の方は要注意です。











そんな行列を尻目に、鎖場を逆走しているわたくしですがｗ、烏尾山の山頂に着きました。






かき氷の旗なんか出てますけども、今日は食べる気がしません


夏はいいよ、かき氷




少し休んでたら、若いカップルに話かけられましてね。


「今日はどちらまで登られるんですか？」　と、聞かれたので・・・

「あぁ、もう塔ノ岳まで登ってきて、いま下山中なんですよ」　と、

今日初めて人と会話したので、声がかすれて森進一になってました




カップルのふたりは塔ノ岳山頂の山小屋に泊まられるんだとか。


いいね～　青春してるね～


鎖場渋滞してるよ・・・なんて、余計な情報まで流してしまい、二人には申し訳なかったですが、

いつまでも二人仲良くね




そんな二人にグッドラック！しつつ、自分は今まで地図上でも知らなかった烏尾尾根を下ります。






このルートは知らなかったな～


メジャーではないルートなんでしょう。　　そんな烏尾尾根を下りていきました。


この尾根、下りはサクサクと下りて行けますね。


逆に登りは急登でキツイかもしれません。


ほぼ松林のコースでした。





メジャーじゃないのか、ゴールデンウィークとは思えないほど、人がいませんｗ


いいね、静かで♪








烏尾尾根を下山すると、新茅山荘という名の山小屋がありました。

（全然知らなかったっす）


山頂でコーヒーを飲めなかったので、ここでひと息コーヒーブレイク～


近くに竜神の泉という水場があるので、その水を使ったコーヒーなのかしら？













新茅山荘からゴールの大倉までは、ほぼ平坦な舗装路を1時間弱歩く感じです。


とっても楽な道ですね。




そしてゴールの風の吊橋が見えてきました。





ゴールしたらビールしか頭になかったですが、ここは体重を落とすために来たので我慢我慢



山頂からゴールまで3時間半の道のりでございました。


登り下り合計7時間のダイエットコースでござ～いｗ















朝、体重を測り、帰宅後に体重を測ったら、3キロ減でしたｗ


これでまた、心置きなくビールが飲める。。。

（エンドレスじゃねーか）

タグ：山 富士山

コメント 12

コメントの受付は締め切りました

おおっ、３㌔減おめでとうございます。私も、残業続きで体重がヤバイ状態です（ハッピーターンの食い過ぎです）。
ガスった状況での「なんも見えねぇ」というセリフが、水泳の北島選手のようでカッコイイです。
ちなみに、私のダイエット方法も25kmRUNという荒っぽい方法です。仕事がひと段落したら、走らねば！
by シービーちゃん (2013-05-06 23:20) 

塔ノ岳という、これまた何とも肉ゴコロに溢れた山を紹介していただいて有り難いです。
山頂の丸いプレートが、確実に魔方陣リングを読んでからの影響で作成されたのは明白ですし、
きっとガスで白くなっているのは、コミックスを読んだ木々達が、終点山のところを意識しているのでは？と信じて疑いません。

これでまた、心おきなくルービーを摂取できるなら、良かったです。
例の日、何時間でも付き合いますよ♪
いやー、楽しみです！！！
by ゴクモンキ (2013-05-07 14:15) 

おおお〜！！登山ダイエットですか〜！！！
３キロ減とは、羨ましいような、はたまた、
たった一回の登山でそんなにやせてしまうほどに、
きついのか〜と、へたれな私には目眩がしてきます〜。
それにしても、高木の森の景色、いいですねえ。
マイナスイオンって感じです。
下山直後にビールを飲まなかったなんて！！！！
お疲れさまでした〜。
by qooo (2013-05-07 21:33) 

私もそろそろ、夏場の富士山の為に体を作らなければ行けないのですが、もう少しタフな山に行けないといけませんね。
ここは、ヒルは大丈夫でしたか


by ゆうくん (2013-05-08 00:09) 

登山でダイエットとは団長らしいですね＾＾
３キロも減量されたとは、それだけハードだったんですね。
そんなハードな道のりの中でも楽しまれている様子が伝わって来ました！
山の景色はやっぱり癒されますね＾＾
個人的に冬でもアイスやかき氷を食べますので、かき氷の旗が気になりましたｗ
by iga (2013-05-08 22:44) 

日本人なら一度は登っておきたい富士山ですが、いつか団長に同行してもらうとなると、その塔ノ岳も登っておかないといけませんかね？（笑）
そういうの団長厳しいからなー(^_^;)
富士山への一歩がなかなか踏み出せない私です。

夏のアルプスも頑張ってください(^_^)
影千代ながら応援してます！
by モーターマン (2013-05-09 10:42) 

シービーちゃんさん コメントありがとうございます！
お返事遅れましてすみません＾＾；

おおっと！ ハッピーターンの食べ過ぎでしたか＾＾；
あれはひとつ食べだすと止まらないですからね～
でも太っても25㌔ランニングで3kg減も凄い荒業ですよ！
今のわたくしには絶対に無理ですｗ
せっかく痩せたのにまた太り、また痩せたのにすぐ太る･･･
ひとつのターンの繰り返し。
これぞ永遠のハッピーターン･･･恐るべしｗ
by てぷこだん (2013-05-10 00:21) 

ゴクモンキさん コメントありがとうございます！
お返事遅れましてすみません＾＾；

その日の塔ノ岳レポを、こうもうまく肉を絡めていただけるとはさすがでございます＾＾
終点山のご指摘に吹いたｗｗｗ

思わずバッファローマンのように、頭の上で手をたたく拍手をしそうになりましたｗ


とりあえず体重は落とせましたので、これで心置きなく例の日にルービーが飲めますよ！
そしてお付き合いいただけるとはありがたきお言葉です♪
友情のシェイク乾杯でお願いしマッスルｗ


by てぷこだん (2013-05-10 00:40) 

qoooさん コメントありがとうございます！
お返事遅れましてすみません＾＾；

3kg減の登山ダイエットに成功しましたが、これを2周したら6kg減になるのかというとそれは無理な気がしますが、このバカ尾根なら一度の登山で2～3kgは確実に落とせると思いますよ＾＾
ただ正直にキツイですｗ

ビールは家に帰って飲みますた～＾＾
by てぷこだん (2013-05-10 08:31) 

ゆうくんさん コメントありがとうございます！
お返事遅れましてすみません＾＾；

おっ！そろそろ富士山への始動開始ですか!?
わたくしも夏、ある山に向けて今回塔ノ岳に登ったのもありました＾＾

ヒルは前日や前々日に雨が降らなければ大丈夫だと思います。
今回下山した烏尾尾根は、どうもヒルがいそうな雰囲気でしたｗ
by てぷこだん (2013-05-10 08:41) 

igaさん コメントありがとうございます！

3kg減は達成できたものの、どうやらお腹の出具合は変わらないようですｗ
（そこが一番へっこませたいｗ）
これからの季節、クールビズを着こなすにもお腹が出てちゃねｗｗ

山小屋で売ってるかき氷はいつも食べたいと思ってるのですが、いつもその日に限って寒かったりするんですよね～＾＾；
でも寒い時に食べるからこそかき氷なのかもしれませんね＾＾
あぁ～誰かわたくしにアイスロックジャイロを！（意味不明）
by てぷこだん (2013-05-10 08:51) 

モーターマンさん　コメントありがとうございます！

＞その塔ノ岳も登っておかないといけませんかね？（笑）
＞そういうの団長厳しいからなー(^_^;)

そんなことはございませんよ＾＾；
昨年の登山部メンバーの中でも、富士山ぶっつけの人はいましたから。
なにより標高差を登るという点で、経験をしておくと気分的に楽ですよ･･･
ということなのです。
ですが、わたくしがもし同行するのであれば･･･　
いやいやいや（汗）、もう富士山は引退したんだった。
危うく富士山に連れて行かれるところだったぜ～ｗｗ

by てぷこだん (2013-05-10 17:29)