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高川山 【スペランカー登山隊】 [登山]

高川山表紙.JPG

山梨県は大月市にある高川山に登ってきました。


今年2月、高川山に登る予定をしていたのですが、わたくしの腰痛が直前に再発し、急遽自分だけ

参加できなくなってしまったという経緯がございました(-_-;)


今回は他メンバーに出遅れた分、ひとり単独で登ってきました。


高川山は標高976m。 

登るコースも豊富にあり、山頂から眺める富士山も絶景ポイントになっていて登山者には人気の山。


もちろん山梨百名山のうちの一角をなす。


・・・ということで、案の定この企画をば。。。










山梨百名山全制覇(その気もないのに無理するな)
プロジェクト! なり。




数あるコースからわたくしが選んだルートはこちら ↓ ↓ ↓

高川山地図.jpg

JR大月駅からスタートし、むすび山、馬頭観音を経由したロングコース(CT3時間30分)にて。


下山は富士急行側のリニア見学センター方面に下山します。


一般的には短時間で下山できる初狩方面に下りると思うのですが、一度リニア見学センターに

行ってみたかったのが正直なところ。


でもこの日は日曜日だったので、リニアは走ってなかったんですけどね(^_^;)


見学後は、バスで大月駅まで戻れますし、バスの時間が合わなければ富士急行の田野倉駅からでも

電車で戻れますので、わりと便利だと思います。 


ただ、ツキが無いのかバスも電車も全く時間が噛み合わず。。。

(いずれもあと50分待つとかw)

結局大月駅まで歩くハメになってしまったという・・・(汗)





早朝、始発に近い電車に乗り、JR大月駅に着いたのが朝7時過ぎ。

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朝も早よから大月駅をスタートしました。


登山口までは国道沿いを歩いていきます。

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橋を渡ったら左折し、大月市民病院の過ぎた先に むすび山展望台(おむすび山) への道標があります。

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事前情報では、わかりにくい場所に道標があるので通り過ぎてしまう場合が多いとの事。

・・・で、たしかに見逃してしまうようなポイントでした。


車道の左側を歩いていたら見逃してしまうかもしれません。


病院を過ぎたら車道右側を歩いていれば、見逃すことはないかと。


道標に従い歩み進めると、今度は高川山の道標が出てきます。

DSC06362.JPG

そこで一瞬躊躇! 道標に従い曲るにも道がないんですよ。  あれ?って思ったんですけど、

これは立て札の後ろ側、民家の庭先を歩くことになるのですが、これがまた不法侵入の気分を味わえます(笑)


そんな民家の庭先からがロングコースの登山道。

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クマ出没との事で、熊ベルをここで装着。

DSC06363.JPG

いざ出発・・・といっても、5分ほど登るとおむすび山に着いてしまうんですけどね。

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かたぐり群生地を過ぎれば、おむすび山の山頂なり。

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山頂には防空壕的なものが。

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昭和の子供達なら、きっと遊びで基地にしているような場所でしょうかね。


もし、わたくしがここら近所の子供だったら 「ウォーズマンの体内に入ってくるぜ~」 とか言って

飛び込んでいたかもしれません。

(あーそうかい)


ちなみに朝食を食べていなかったので、丁度ベンチもあることですし、買っておいた食料を食べることに。


”おむすび山” と言うだけに、ここはやっぱり・・・







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焼きそばパン!

(なんでやねん)


食べている間、自分の周りにはこれでもかというくらい白い蝶が沢山飛んでいまして、

ここはメルヘンの世界? と、思わせるほど。 

(ホント、異様なほどの蝶の大群が舞っている)


B級映画なら、きっとわたくしはその蝶たちに襲われた最初の犠牲者になるはず。

(どんな映画だよ)




腹ごしらえをしたら、いざ高川山までのロングコースの始まりです。

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他メンバーは下山にこのロングコースを歩いていたのですが、登ったり下ったりの起伏のある道だったとの事。


歩き応えがありそうです。


DSC06373.JPG

緑生い茂るこのコース、、、  おそらくわたくしがこの日の一番手。


朝から誰も歩いていないからか、蜘蛛の巣が顔に引っ掛かりまくりです。


ザ・ニンジャのクモ糸縛りに掛かったブロッケンJr.を彷彿とさせます。

(なにが?)

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最初のほうは蜘蛛の巣を気にしながら歩いてたんですけど、後半は顔に引っ掛かろうが

全然気にならなくなるというね。


慣れってすごい(笑)



あ、、、今回一人なので自分が写っているのは当然ヤラセ撮影です。

(いちいち説明しなくてもよい)

DSC06389.JPG

構図を決めタイマー撮影し、わざわざカメラを取りに戻るという相変わらず無駄なことをしている。

(人もいないし自由だけどw)





景色が開けたところで、遠方にリニアのトンネルと鉄橋が見えました。

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ここは撮り鉄の撮影ポイントだったりするのかな?

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3本の木が一緒になって倒れています。 しかも1本は折れてしまっている。

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ものすごい竜巻地獄にでも見舞われたのかもしれません。




歩いてる途中、木々の隙間から山のてっぺんが見えました。

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もう頂上かな?と思ったりするんですけど、結果、そこは名も無き山の頂だったりするんです。


コースタイム的にも時間が合わないな?とも思うんですが、毎度ながら頂上だと信じたい。


いつもそう思いながら登るヘタレ特有のメンタルは、この先治りそうもありませんw


グムー  ”山はそんなに甘くない”  わたくしの心を折れさせてくれるコースではありませんか。


そんな中、結構な急登が出現。

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これが最後の登りだよね? と、信じつつも補助のロープが登場。


引っ張るも、わりとしっかりしている。

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思わず、対戦カードを決める際、はぐれ悪魔超人コンビと対戦が決まった時に無駄にロープを引っ張る

キン肉マングレートの気持ちになる。

(とてもわかりづらい)


そんなロープの手助けもありながら、えっちらおっちらと急坂を登ってゆく。


ここを登ったら山頂に間違いない! と、思って登っているのに、またしても違った時は・・・・・




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心身共にかなりのダメージ。 そんな時は、誰もが幼き頃のフェニックスマンの体育座りになってしまうはず。

(なりません)





静かな山歩きをしていると、野鳥の声もよく聞こえてくるんです。


近くで鳴き声が聞こえると、立ち止まっては探してみたりするのですが、これがなかなか難しい。


この日、唯一撮れた野鳥です。

DSC06379.JPG

なんの鳥だかわかりゃしない(笑)


小鳥超人としては、野鳥を沢山激写したいんですけどね。 なかなかどうして・・・。


とにかく動きが速く、小さ過ぎて見つけられない。 森の中ではとくに動体視力が追いついていかないっす。


これでは竹やぶの中で、ノーズフェンシングも避けられません。

(避けなくてよい)




















えっちらおっちら[あせあせ(飛び散る汗)]



















ペースを上げ、どんどん登ってゆく。

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カシャって音がしたら、カメラを取りに戻る。 その繰り返し。

(ホント、無駄な動きをしている)


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ほんの少しの区間、岩歩きのコースがあったりしますよ。


山頂まだかな~? と、思った矢先、このあと下山する方面の分岐地点に到着しました。

DSC06403.JPG

ここまで来れば、山頂まではあと少し。


道のり長かったなぁ。

正直、初狩駅から登る最短コース(CT1時間40分)にすればよかったと、ちょっと後悔w




大月駅をスタートしてから丁度3時間・・・・・


高川山の山頂に到着しました~

DSC06409.JPG

山頂にはすでに5、6人はいらしたでしょうか。

DSC06415.JPG

みんな初狩駅から登って来た人達だろうな・・・と思うと、ずるいです。

(知らんがな)


頂上はあまり広くありませんが、大人数でなければ休める場所は確保できるかと。


山頂からの景色。

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富士山は雲に隠されながらも、てっぺんだけなんとか見えた感じでした。


こちらは三つ峠方面。

DSC06413.JPG


こちらは御正体山方面。

DSC06412.JPG

どちらも山梨百名山ですが、未踏です。


まだまだ制覇への道のり長い・・・(^_^;)





そんなわけで、高川山を登頂したことにより・・・・・




山梨百名山29座目を制覇!! 

(わ~ぱふぱふ~[手(パー)][手(パー)]




そんでもって残り71座・・・・・





























その気もないのに無理するな!



はい。 下山します。

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山頂には30分ほど滞在し、先程の分岐点まで戻って、リニア見学センター方面へと下ります。


他の方の山レポート等を見ても、古宿方面に下山するレポートがほとんど無かったので、多少不安は

ありましたが、とくに迷うことなく道も明瞭で、すれ違う人もいないしで、静かな山歩きができました。


人気の山とは言ってもメジャーなルートではないので、人混みを避けたい人にはオススメです。


しかしながらその下山中、、、




デジカメが壊れてしまった!!


ブヘー(>_<)  ショッキングピンクです。

(ピンクはいらん)


電源オンにしてもレンズが前に出てこなーい(泣)


見苦しいですが、ここから先はガラケーで撮った粗い写真で申し訳ないです。















えっちらおっちら














山頂から50分・・・  古宿の登山口まで下りてきました。

DSC06420.jpg
(どうにかしてほしいガラケーの解像度w)


古宿からは、てくてくと舗装路を30分ほど歩いて、リニア見学センターに向かいます。


その途中に ”手打ちうどんほたる” さんがありまして、昼食にと事前に調べておいたお店。


しかし、それほど広くない店内は団体さんが占拠してて、待つのも億劫だから食べ損ないました~(>_<)


あきらめて先を急ぎます。














てくてく・・・














ムムっ! どゆこと?(笑)

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どんなシステムでカブトムシをおびき寄せるのかな?


ちなみに、ネーミングセンスは超人ホイホイに匹敵します。

(なにが?)



山から見えてたリニアの高架下へ。

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ここをリニアが通過したら、結構すごい音がするのかな?




リニア見学センターに到着なり。

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ここは見学できる施設に ”わくわくやまなし館” と ”どきどきリニア館” がありまして、どきどきリニア館は

有料だったので、無料のわくわくやまなし館だけを見学することにしました。

(せこい)


ちなみに、わくわく館入口前に、リニアと一緒に写真が撮れるコーナーがあります。

DSC06423.jpg

テリーマンが子犬を助けるシーンをリニア版で再現できる場所かと思います。


しかしながら、周りのファミリー層に変な人だと思われるのがオチなので、そこまでやれる度胸はなく・・・

(もともと変な人だろうが)


せっかく見学しに来たことですし、リニアの文房具グッズをお土産に買って帰りました。

DSC06427.JPG

山梨百名山手帳は、大月駅観光案内所でもらったものです。


リニアのシャーペン、リニアの定規、リニアの消しゴムをゲト。


リニアのシャーペンで文字を書くスピードは、ふつうのシャーペンよりも倍以上のスピードで書けます。

(見え見えのウソつくな)



最後に、結果バスにも電車にも乗れず、大月駅まで歩くことになったのですが、途中おむすび山の全景を

見ることができました。

DSC06425.jpg

なるほど、たしかにおむすび(おにぎり)の形をした山ですね(^_^)








【高川山行程】

大月駅07:15 → おむすび山07:35~07:50 → 天神峠08:45 → 馬頭観音09:15 →

高川山10:15~10:40 → 古宿11:30 → リニア見学センター11:55~12:20 →
大月駅13:15 計6時間00分

歩行距離:14.7km
標高差:614m(JR大月駅→高川山)







【山バッジ情報】


高川山の山バッジは、JR大月駅前にある観光案内所で購入しました。


DSC06426.JPG

案内所の人に 「山梨百名山手帳が改訂されましたよ」 という事なので、一冊もらってきました。
初版のものはすでに持っていたので、なにが変わっているのかを確認してみると、、、

DSC06428.JPG

山梨百名山における山のグレーディング(登山レベルの事)が追記されていました。
これは有難いですね~ 
登る前に事前にチェックできますので参考になりマッスル!
 


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