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蔵王山に登ってきました 【スペランカー登山隊】 [登山]

蔵王山表紙.JPG

秋深まる季節、東北は山形と宮城県に位置する 蔵王山 に登ってきました。


我が生涯に一片の悔いなし!

(それはラオウ)




・・・・・




蔵王山という単独ピークの山はなく、熊野岳や刈田岳それら一帯を蔵王連峰と呼び、

目指すは最高峰の主峰熊野岳。 標高は1841mになります。


登ったコースはこちらなり。

蔵王山地図.jpg

駐車場に隣接する蔵王山頂レストハウスから馬の背という道を歩き、稜線上の熊野岳を目指します。

復路は稜線上の避難小屋まで歩き、駐車場に戻る形でほぼピストン。


往復のコースタイムは2時間弱という最も山頂に速く登れる最短コース。


いかに楽に山頂に登れるかが、我らスペランカー登山隊のモットーですから

ほかのコースには見向きもしませんでした(笑)


今回は相方の嫁ちゃんとの山登り。






地元神奈川県から車で走ること6時間強、蔵王エコーライン上にある刈田岳駐車場に到着。

ZAO (1).JPG

ここ山頂レストハウスが登山の起点となります。


しかしながら[台風]寒い~(((゚Д゚;)))

ZAO (2).JPG

画像ではわかりにくいですが、とにかく風が強く空気も冷たいのです。

スタート地点はすでに標高1700mありますが、蔵王は火山帯の山なので、背の高い樹木がなく

この日は突風が吹き荒れるコンディションで、寒さが身に凍みます。


そんな時はお昼に、背油のコクとキレのある醤油味が絶妙な即席麺でも食べればよかったか・・・!?

(それもラ王)





ちなみに蔵王山は日本百名山・・・

ということで、またまた無駄にお届けするこの企画・・・




日本百名山全制覇(絶対無理だよ)
プロジェクト!
 の巻。




蔵王山は宮城県と山形県の県境にあり、よく宮城蔵王、山形蔵王とかって言われてますよね。

富士山ではよく、山梨県民と静岡県民のライバル関係をよく耳にしますが、蔵王にも宮城県民と

山形県民のライバル関係ってあるのかな?


まあないでしょうね。

(なんだよ)


ちなみに火口湖の御釜は宮城県で、最高峰の熊野岳は山形県だそうです。

ということで、馬の背を宮城県側から山形県側へと向かうことになります。

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レストハウスから左に行けば熊野岳。 右に行けば刈田岳です。

ZAO (4).JPG

今回、刈田岳はパスさせていただきました。 

レストハウスから歩いて5分で山頂に行けるのですが、とにかく寒くて、早く熊野岳だけ

ピークハントを終えたいという気持ちが勝っていると言うヘタレ精神・・・。 

↓ ↓ ↓ ごらんの通り、画像右のレストハウスからすぐそこなのに(笑)

ZAO (6).JPG

先に見えるこんもりしている山が刈田岳。

たった5分とは言え、それでも登りたくない気持ちが勝っただけ。

(ダジャレかよ)





馬の背の登山道を歩いていると、道の脇に何本も木の柱が立っているのが目立ちます。

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ずっと向こうのほうまで、等間隔で立っていますよ。

蔵王は豪雪地帯ですし、雪が積もった時の目印にでもするのかな?


この日は上着のフードでもしないと、耳が痛くなるほどの冷たい風が吹いていましてね、、、

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ホント、防寒対策してきてよかったよ。 手袋も必携でした。

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登山道の右手には、火山湖でもある大きな御釜がドドーンと見えてきますよ。

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間近に見ると、御釜も迫力があります。 

地球の息吹ってヤツですか。 そう感じます。

しかしながら、個人的に今年の山登りは活火山ばかり登ってた気がするなあ...(^_^;)


この日の火口湖の色は緑色。 

光の加減によっては青くも見えるそうです。



















てくてく



















山頂へと続く稜線がハッキリと見えてきました。

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山頂に建つ神社も見えていますね。

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そういえば今年、都心では39年ぶりに木枯し一号が吹かなかったんだとか。

先日蔵王に行ってきたという小泉今日子さん。 木枯し一号以上の強風だった為、

わたしにとっての木枯し一号だったと、答えてくれました。

今週の第1位、小泉今日子さんで 『木枯しに抱かれて』 

(アナログタロウかよ)






風で身体がもっていかれる。

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マジです。

木の柱は風に飛ばされないようにつかむためのものだったようですね。

(違うと思う)




















えっちらおっちら





















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じつは蔵王に来るのって、自身3回目なんです。

いずれもスキーで来ましたが、雪がない時に来る蔵王は初めてなんですよ。

ZAO (14).JPG

最初は高校の修学旅行で来ましたが、スキー教室のインストラクターが女性で、その女性のスキー板を

あやまって踏んでしまい、その女性から「新しく買ったばかりなのに! もう!(怒)」 と、

キレられた事がよい思い出です。


うちは男子校だったので、それ以来、しばらく年上の女性が恐かったですね。

(何の話?)





稜線にでました~  でも若干ガスってます。

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神社の建つ山頂はすぐそこ。 ホントに楽に登らせてもらった感が強い(笑)

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日本百名山の中で、一、二を争うほどに楽だったかも。

(霧ヶ峰とドッコイか)


山頂の小さな神社は石垣に囲まれているので、若干寒さはしのげて助かるラスカル。

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神社の裏に周ると、熊野岳山頂の標識があります。

ZAO (18).JPG


熊野岳の三肉点は二等でした。

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ということで、蔵王山の山頂にてフェイスフラッシュ!![ぴかぴか(新しい)]

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ちなみに嫁ちゃんのポージングは、熊野岳だけにウォーズマンのベアークローを意識している。

(本気か!?)


山頂に熊野岳の標識は2箇所ありましたよ。 お地蔵さんをセットに。

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そんなわけで、わたくしに新たな1ページが刻まれました。


蔵王山の最高峰 熊野岳の登頂により・・・・・









日本百名山38座目を制覇!!

(わ~ ぱふぱふ~ [手(パー)][手(パー)][わーい(嬉しい顔)]



そんでもって、あと残り62座・・・・・








































絶対無理だよ!!






・・・・・








はい、熊野岳山頂はかなり広いです。

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山頂でモグモグタイムにしようと思いましたが、寒くて無理ってことで、その先にある避難小屋に

向かうことにしました。


↓ ↓ ↓ これは山頂に建つ斉藤茂吉の歌碑だそうです。

ZAO (23).JPG

なんて書いてあるのかサッパリわかりません。


風が強いからか、雲が切れ、急に青空になったりね。

ZAO (24).JPG


山の上では紅葉の「こ」の字もありませんでしたが、麓では紅葉が始まっていたようです。

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↓ ↓ ↓ まんぷくのオープニングを模したふくちゃんの決めポーズをしている人がいます。 

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避難小屋です。

ZAO (27).JPG

避難小屋の中でモグモグタイムしようとドアを開けたら、すでに先約でいっぱいでした。

他に登山者がいないと思ったら、ここに集まっていたのかと・・・(^_^;)


みんな考えることは一緒ですね。


やむを得ず、寒さに震えながら外の斜面で食べましたさ...(>_<)

ZAO (28).JPG


あとは温泉を目指して、レストハウスへと引き返すのでありました... めでたしめでたし。

ZAO (29).JPG






【蔵王山行程】

蔵王山頂レストハウス12:20 ⇒ 熊野岳山頂13:10~13:20 ⇒ 避難小屋13:30~13:45
⇒蔵王山頂レストハウス14:15     計1時間55分

歩行距離: 4.9km

標高差: 134m (累積標高 登り/下り 189m/189m)
消費カロリー:903kcal

温泉宿: 蔵王温泉おおみや旅館

※大正時代をモチーフにしたようなレトロな旅館です。 [いい気分(温泉)]温泉もにごり湯なり(^_^)




【山バッジ情報】

蔵王山頂レストハウスにて、御釜も入った蔵王山(熊野岳)の山バッジをゲト。

蔵王山バッジ.JPG




【おまけ】

宿泊したおおみや旅館さんのお風呂も最高ですが、蔵王温泉一帯には公共のお風呂もあったりします。


蔵王温泉 (4).JPG

料金は数百円かかりますが、各旅館に宿泊されていれば、チケットをもらえるので、無料で利用できます。

蔵王温泉 (3).JPG

夜と朝、何度も足を運んでしまいました...(^_^;)

蔵王温泉 (1).JPG

温度は42℃以上はあったかな?

蔵王温泉 (2).JPG

あんまり入り過ぎると、湯あたり やら ゆでダコ になりますのでご注意を。

(あんたがな)



山登りでは紅葉を楽しめなかったので、麓の蔵王温泉近くにある 鴫の谷地沼 という所に寄ってみました。

蔵王温泉 (5).JPG

旅館をチェックアウトしてから、日帰り入浴できるホテルで温泉に入った後(あんたら何回入るんだ)、

そのホテルの近くにたまたま遊歩道があるのを見つけて、ちょいと行ってみたのです。

蔵王温泉 (7).JPG

沼を1周1.5kmで周れる遊歩道らしいので、散歩がてらに周ってみました。

水芭蕉の群生地らしいですが、この時季は当然紅葉ハイクでしょうね。

蔵王温泉 (6).JPG

とにかく色付きが素晴らしかった。

蔵王温泉 (8).JPG

あとでこの沼を調べると、蔵王温泉の穴場スポットらしいですが、良い所を見つけましたよ。

人も全然いなくてね。


蔵王温泉に行くことがあれば、是非寄ってみてください...(^_^)

蔵王温泉 (9).JPG

おわり

 

タグ:温泉
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