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美ヶ原をゆく 【スペランカー登山隊】 [登山]


美ヶ原表紙.JPG

ゴールデンウィークは長野県にある 美ヶ原 へ。

約6年ぶりの来訪です。

美ヶ原で唯一宿に温泉がある山本小屋に、一泊するプランで計画しました。


美ヶ原は広大な高原台地となっており、見渡す限り牧場が広がっていて、牛の放牧地になっています。

GWの時季はまだ雪も積もっていて、牧草も生えていないので牛や馬はいませんが、それはそれでOK牧場です。
(なにがOKなのか)


美ヶ原は日本百名山のうちのひとつ。

最高峰は王ヶ頭の標高2034mになります。

6年前に来た時は、三城牧場からの直登コースを登りました。

で、今回は・・・・・


ズルっちょw

JR松本駅から山本小屋の送迎バスがあるので(宿泊者のみ)使わない手はな~い!

一気に運んでもらおう\(^o^)/

なので、その日は登山をするわけではないので、送迎バス出発までの間、JR松本駅周辺にある

クラフトビールのお店 「松本ブルワリー」 さんに寄ってみることに。
(ビールが飲めるのも自家用車で行かない特権ですわね)


お店の前に着いた時、ちょうど店員さんが開店の準備をしていて、開店と同時に着いてしまったので、

あたふたさせてしまいました。 申し訳ございません。

「この人たち、どんだけビール好きなんだ。 ビール超人かよ・・・」と、思われたに違いない。
(そうでもない)


この日、4種類あったビールから [ビール]セッションIPA をチョイスなり。

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やっぱりクラフトビールはIPAに限るわいな~
(翌日も下山後に飲みに来たのは言うまでもない[たらーっ(汗)]



[バス]送迎バスには我々を含め6人が乗車。

バスに揺られて1時間、山本小屋に着いたのは14時過ぎでした。

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小屋の周りにはまだ雪も積もっていました。

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ちなみに 「山本小屋」 を逆さに読むと 「やごともまや」 です。
(怪人コンビの回答かよ)


チェックインしてから「いやいやいやいやぁ」と、小屋内を渡辺篤史ばりに "建もの探訪" したあと、

まだ夕飯まで時間があったので、小屋近くにある 牛伏山 に登ってみることにしました。

小屋から山頂までは30分もかかりませんのでね。


今回の山行は、相方嫁ちゃんとの二人旅。

じつは今回、美ヶ原の言い出しっぺは嫁ちゃんでした。

一度、山小屋に泊まってみたかったんだとか。
(美ヶ原高原ホテルとサブタイトルがついているので、部屋は個室でしたけど)

それと、夜に満天の星空を見てみたかったらしい。

美ヶ原は天体観測するのにも有名な場所ですもんね。

そんなわたくしも、じつはずっと前から美ヶ原に大切な忘れ物を取りに来たかったのです。
(たんに山バッジを買い忘れてるだけだろうが)










・・・・・









てくてくと登山口へ向かう。

登山口には「牛伏山」だから?か、牛が伏せているオブジェがあります。

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そういうことでしょ?

多分そういう事なんだと思います。
(そうなの?)

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登山道がアイスバーンになっている箇所もあると事前に聞いていたので、軽アイゼンくらいは

持ってきていましたが、使うほどではありませんでした。

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四月も終わりながらもまだまだ寒く、手袋や耳を隠せる帽子をしていないと凍りつくほどの寒さ。

みんな闘将拉麺男です。
(なにが?)

[本] 闘将拉麺男とは、凍傷になってしまう人の意味をなす山岳用語である。


まだまだそこは銀世界。

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とっとこハム太郎と歩いて牛伏山の山頂へと向かう。
(”とっとこ”と変換してそのまま残すな)

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山本小屋と、遠くにポツンと美しの塔も見えています。 だいぶ雪も溶けてきましたね。


山頂には石を積み上げたケルンも無駄にあったりする。

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石を積み上げたピラミッド型のケルン。 結構大きめのケルンですよね。

そのケルンの役割ってご存知ですか?

・・・・・

そう、、、そうなんです。 知りたい方はググってみて下さい。
(説明しないのかよ)


頂部にある方位盤にタッチ。

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牛伏山の標高は2016mです。
(牛のオブジェには1990mと表示されていたので、登山口の標高かな?)


山頂からは翌日に目指す王ヶ頭(電波塔群)も見えていました。

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美ヶ原に来たのは自身3回目ですが、牛伏山に来たのは初めてでした。


とりあえず、牛伏山に登頂したのでフェイスフラッシュ![ぴかぴか(新しい)]

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誰もいない山頂に10分ほどいましたが、凍える寒さに耐えきれず、そそくさと山本小屋へと戻りました。

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まずは夕食の前に、温泉に直行っす!

[いい気分(温泉)]冷えた身体をあたためたい。


浴場は男女別になっていて、湯船は丸型でした。

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丸い湯船に入る際、ウォーズマンの体内に入る為の井戸かっ!? と、思う人が続出です。
(あんただけだよ)

温泉の温度は熱いわけでもなく、ぬるいわけでもなく。

熱めのお湯が好きなわたくしには若干物足りなさは感じましたが、それはそれでOK牧場。
(なにがOKなのか)

とくに朝風呂は最高でしたよ。

浴場に射し込む朝日の中、早朝散策で冷えきった体を温泉に入り癒すその時間は、至福のひとときでした。


温泉に入ったあとはマチカネオマチカネ、夕食はジンギスカンでありんす。

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丹沢山の"みやま山荘"で夕食に焼肉が出たことはありましたが、山小屋でジンギスカンは初ですね~
(北海道の山小屋ならあるのかな?)

しかもボリューミーです。

ほかにも料理が沢山でているので、食べきれない嫁ちゃんから肉が回ってくるから、

食べきったお腹はもうパンパンですよ(汗)

腹太鼓の音も甲高かったです。
(知らんがな)



[夜]夜もふけた頃、星空を見に外に出てみました。


ひや~(>_<)  夜はより寒さが増しますね。

寒さレベルは、サムソン・ティーチャーレベルってところです。
(言ってる意味がわからんよ)


翌日の天気は晴れ予報だったので、夜空も満天の星空になっていました☆☆☆

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・・・つって、全然伝わりませんね(^_^;)

星空を一眼レフで撮ろうにも、わたくしの腕では難しくw

Mr.Childrenのニューシングル 「星が撮れない」 絶賛発売中です。
(なにが?)














[眠い(睡眠)]














一夜明けた翌朝、牛伏山からのご来光[晴れ]を見に行く気は全然ありませんで(他の宿泊客たちは行っていた)、

我々は小屋近くにある美しの塔まで早朝散歩することに。 (朝6時くらいです)

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ふつうに寒いですが、道脇のソフトクリームの看板がより寒さを引き立ててます。
(しまったら?w)

そのソフトクリームのオブジェ型看板、、、 ネットで28,000円もするそうです。
(いらぬ情報)


空気が澄んだ朝ですから、美ヶ原から見える景色は、雪化粧のアルプスの山々がお目見えです。


北アルプスの山々。
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八ヶ岳連峰の奥に富士山。
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槍ヶ岳も見えてますよ~
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尖っているから見つけやすいですね~


早朝の美しの塔は、まだ誰もおりませんで・・・。

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静かなものです。

美しの塔には銅ベルマンが設置してあって、朝から鳴らすのも気が引けます。

日中なんて、観光客が鳴らしまくるもんだから、結構うるさいもんですよ。

でもそれはそれでOK牧場です。
(なにがOKなのか)


塔の向かいには、蓼科山も真ん前に大きく見えますよ。

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散策後は、朝食を食べに小屋に戻りマッスル。 山鳩も一緒にね(・o・)

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朝食後は、美ヶ原の山頂である王ヶ頭を目指します。

歩いたルートはこちらなり [右斜め下][右斜め下][右斜め下]

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山本小屋を出発し、塩くれ場の分岐を通過して、アルプス展望コースを歩いて王ヶ頭へ向かいます。

戻りはショートカットのコースで山本小屋へと戻ります。

・・・・・

え? なんで山本小屋に戻るのか? ですって?

そりゃあ帰りも送迎バスを利用するからに~\(^_^)/


ムフフ・・・ なんて楽チンな山歩きなのだろう。

そう、美ヶ原は日本百名山の中でも1,2を争うほど楽に登頂できる山なんです。

ほぼ平原綾香ですしね。

[本] 平原綾香とは、平原や平坦な道を意味する山岳用語である。


ということで、大きな荷物は小屋に置かせてもらい、王ヶ頭へと出発なり。



コース上では野鳥も多く飛んでおりましてね。

上空ではホバリングしながら 「ピーチクパーチク」 しつこいくらい鳴いている鳥がいます。

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そう、ひばりさんですね。

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この子なんですが、もっと近くに寄ろうものなら一定の距離を保たれて逃げられてしまいます。

気付かれた時には、上空に逃げられてしまいました。


そう言えばピーチクパーチクで思い出しましたが、ワイシャツなどのボタンの段差掛け違えって

よくあるじゃないですか。

それを我が家では幼い頃から 「いっちくだっちく」 と聞かされ使ってきたんですよ。

でも世間では通じなかったんですよね。

あれはカルチャーショックだったなあ。

その言葉、誰も使ってないでやんの(笑)


調べてみたら 「いっちくだっちく」 は、茨城県の方言らしいっす[がく~(落胆した顔)]


我が家系はベタベタの東京下町育ち。 家族や親戚、、、誰も茨城出身はいないのだが・・・[たらーっ(汗)]



さて、話がいっちくだっちくしてしまいましたが(使い方が違う)、道の分岐を左手へと進み、

アルプス展望コースへと入っていきます。

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遠くに富士山もまだ見えてるっす。

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前方にも雪化粧をした山々が見えてきました。

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天気も快晴ですし、展望コースに出れば、景色もさぞ良いことだろうと腹も踊りますよね。
(心がです)

道に霜柱があると、無駄に踏みたくなる自分がいます。

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ザクザク感がいいのかな?

なんなんでしょうね? あの踏みたくなる衝動って。。。

前方から来たご夫婦も踏んでました。














てくてく・・・














アルプス展望コースに入りましたぜい~

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日本の名だたる名峰たちのオールスター感謝祭。


まずは中央アルプスの面々が目の前に。
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独立峰の御嶽山。
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北アルプスの端っこにある乗鞍岳。
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ケルンと北アルプスの山々・・・。
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まあとにかく、歩いていて気持ちがいいですよ。

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清々しいというか、須賀健太というか。
(意味不明)

自身、今年一番の登山日和だったかも。

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振り返れば南アルプスの名峰たちもラインナップ。
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アルプス展望コースというだけあって、とても満足できるコースでした。

晴れているなら、絶対このコースを歩くべきだと思います(^_^)


山本小屋から王ヶ頭山頂までは1時間くらいのコースですが、唯一の登りが、山頂直下のみです(笑)

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山頂には王ヶ頭ホテルがあって、わりと高級なホテルの部類です。

ただ、大浴場はあるものの温泉ではないんですよね。

登頂後に、ホテル内でコーヒーをもらいましたが、館内はなかなか綺麗でしたよ。

女性ウケのホテルって感じの印象を受けました。



山頂に向けて、最後の登りをえっちらおっちらと登っていたら、上空に変わった虹が!

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これはめずらしいかな西野カナ。 

平行な虹ではないですか。
(のちに、滅多に見られない虹であったことを知る)



山本小屋から歩くこと1時間半・・・  王ヶ頭の山頂に到着なり~(^_^)

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三肉点は三等でありました。

いや~ たまにはこういう楽な山歩きもしなくちゃいけませんね。


美ヶ原は、山歩きと言うよりハイキングと言ったほうが合ってるかな。


そんなわけで、王ヶ頭山頂にてフェイスフラッシュ![ぴかぴか(新しい)]

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右端の女性にご注目・・・

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しばらく同じ体勢でカメラ回してた(^_^;)

フュージョンの練習をしているようにも見える。
(見えません)



登頂後は、王ヶ頭ホテル内でコーヒー飲んだり、お土産を物色したりと、1時間はいましたか。

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山本小屋の送迎バスの出発時間が12時半でしたので、うまく時間を配分できました。


帰りは山頂から山本小屋までは1時間弱ってところでしょうか。

とにかく山頂は広すぎるので、景色は360度山々を見渡せます。

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ホント、よい所だと再認識。


富士山も雲に隠れることなく、その姿をずっと見せてくれていましたしね。 ありがたや~(^_^)

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なにげに御嶽山に目を向けたら、噴煙が出ていました。 1時間前は出ていなかったのに。

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あの大規模の噴火からもう5年ですか。

噴火してからしばらく山頂へは立入禁止でしたが、今年から山頂まで登れるようになるようですね。
(制限はあるそうですが)

でもまだ自分はいいかな。 

個人的には日本百名山制覇の最後のほうでもよいと思ってる。 




さて、山本小屋へはショートカットコースで戻ります。

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・・・と思ったら、まだ空には先程の虹が!

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おおお! レインボーや。

真上に太陽があるのですが、その太陽の下46度の水平線状の雲に虹ができる

環水平アーク という現象らしいです。

カッコイイ名前だ。

なんか、必殺技というか、マッスルスパークっぽいネーミングですよね。
(あんた病気か)

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これはホント、いいもの見たな~

OK牧場ですよ。
(なにがOKなのか) 


動画も撮っていたのでよかったら ⇒ てぷ動画


ということで、環水平アークのもと、山本小屋へと向かうのであった。。。

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【美ヶ原行程】
山本小屋9:00 ⇒ 王ヶ頭10:30~11:30 ⇒ 山本小屋12:20   計3時間20分

標高差:  123m

歩行距離:  6.9km
消費カロリー:  1440kcal
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松本ブルワリーは、松本駅周辺に本町店中町店の二つありますよ。 

お互い近いので両方はしごしてきました~(^_^)




【山バッジ情報】


山本小屋にて、2つの山バッジをゲト。
美ヶ原山バッジ2.jpg美ヶ原山バッジ1.jpg

小屋の名前の入ったものと、美ヶ原のシンボル「美しの塔」のバッジです。


それと、山頂にある王ヶ頭ホテル内の売店にもあったので、もうひとつゲト。
美ヶ原山バッジ3.jpg
これはなかなかの芸術なデザインかと。

おまけに、かわいらしいヤマガラのバッジもあったので、ゲトゲト。
ヤマガラバッジ.jpg
小鳥超人としての責務だ。

結局4つもバッジを買おうてしもたわい[たらーっ(汗)]
(あんた買いすぎだろ) 




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黒富士と曲岳をゆく 【スペランカー登山隊】 [登山]


黒富士表紙.JPG

4月中旬、山梨県は黒富士と曲岳(まがりだけ)に登ってきました。


黒富士・・・ そういう四股名の関取がいてもいいですよね。

山の名前を見ただけで、まわしが黒い時の千代の富士が脳裏に浮かびます。


曲岳は、山の名前からして山が曲がって見えることから、そう名付けられたらしいのですが、

それよりも 「曲」 という漢字が、ザ・フィッシャーズに見えてしまう今日この頃です。 (は?)



じつは両峰とも山梨百名山にも選ばれている山。

ふたつの山を縦走することで、欲張って2座制覇することを企画。


じつはその2座の近くに 太刀岡山 というこれまた山梨百名山の山があるのですが、

一日で一気に3座制覇することも可能。


でも、そんな元気は我らスペランカー登山隊にあるはずもなく、即却下。

だって黒富士と曲岳を周るだけでもコースタイム5時間半あるんですよ!


ヘタレな我が隊にとっては当然避けるお話です。
(知らんがな)



そんなわけで、令和になっても無駄にやっていきますこの企画・・・


山梨百名山全制覇(その気もないのに無理するな)
プロジェクト! なり。




甲府駅でレンタカーを借り、今回の黒富士の登山口となる平見城駐車場へと走る。


持ってる地図には、3台しか車が停められないと書いてありましたが、まあ全然大丈夫っしょ!?

と、呑気に構えていましたが、本当に3台分のスペースしかありませんでした。

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しかも残り1枠・・・。 フライングゲットです。
(その言い方ふるいのでは?)


今回参加したメンバーは、隊員N氏とわたくし隊長の二人にて。


挑んだルートはこちらなり。

黒富士・曲岳.jpg

平見城駐車場近くに黒富士農場があり、その脇から入り、八丁峠を目指し稜線へ。

東側に鎮座する黒富士に登ったら、引き返して西側に鎮座する曲岳へと縦走する。

反時計回りで戻ってくる周回コースを選択しました。


スタートしてすぐの場所にあるのが黒富士農場です。

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養鶏が主なようで、脇を抜ける際に小屋から鶏がギャーギャーと喚いていました。

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画像ではわかりにくいかもしれませんが、小屋の中には数えきれないくらいの鶏さんたちが。

案内板を読むと、なんと鶏を一千羽も飼育しているんだとか。

いったい砂肝が何本食べられるのでしょうか。


この日の反省会は、焼鳥で決定です。
(いつもだろ)

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八丁峠へは右の道に入っていきます。

案内標識が真ん中の道の左側に設置してあるので、最初真ん中の道に入ってしまいましたよ。

我々以外にも間違える人っていると思うよ(>_<)

少し歩いて、なんかおかしいな?と思い、GPSを見て気付きました。
(GPS様々や[たらーっ(汗)]


ゆったりと舗装路を上っていくと、登山道の入口へ。

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矢印の方向に進み、まずは稜線となる八丁峠を目指します。

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登山道に入ると、八丁峠までの道は荒れた道もあれば石がゴロゴロしている道もあり、淡々と登っていきます。

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もちろん急登もありますよ。

できれば急登は勘弁してもらいたいものです。
(じゃあなんで山に登るんだ)


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大きいイワオを横目に黙々と登ってゆく。

時には行く手を阻むような枝木だらけの合間を縫って進んでゆく。

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枝を手で払いのけると、その反動でか、後ろにいる隊員N氏にはムチのように枝が飛んでくる。

まるでウォーズマンをムチで叩きながらしごくバラクーダのようだ。
(ふつうに読んでる人にはわかりづらいだろうが)




駐車場から一時間程で八丁峠に着きました。

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ここでいったん東へと向かい、黒富士登頂後は、またここに戻ってくることになります。


てくてくと歩き、升形山との分岐地点。

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升形山は、山頂からの展望が良いらしく、寄る人も多いらしいのですが、分岐から登り10分はかかるという。


二人で悩んだあげく、升形山に行くのをやめました。
(全然悩んでないだろうが)

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え? この写真の隊員N氏は何をやっているのかって?


むふふ。


それは升形山の山頂部を手で抑えるように見せているんですが、それで升形山を制覇したことにしました。
(やってることが意味わからん)



杉林を歩く中、前方に黒富士が見えてきました。

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山名に 「富士」 が付くからには、富士山のようなシルエットに見えるのかな?

調べてみましたら、どうやら升形山山頂から黒富士を見ると、黒い富士山に見えるらしいです。

本物の富士山は、白い富士山をイメージしますので、白と黒で対称的ですね。

まさにデビルマジシャンのイメージ。
(それはあんただけだろ)




えっちらおっちら[あせあせ(飛び散る汗)]





それにしても黒富士の山頂直下は急登です。

正直、山頂直下に急登はやめていただきたいものです。
(だからなんで山に登るんだ)


うんとこどっこいしょと登り切り、まずは一座目の黒富士登頂なり。

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標高1633mです。

山頂からの景色もなかなか良いですね~

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そして記念にフェイスフラッシュ![ぴかぴか(新しい)]

KM (18).JPGKM (19).JPG


そんなわけで、黒富士登頂により、わたくしに新たな1ページが刻まれました。。。




山梨百名山32座目を制覇!
(わ~ ぱふぱふ~ [手(パー)][手(パー)][わーい(嬉しい顔)]


そんでもって残り68座・・・




















その気もないのに無理するな!





・・・・・





はい。 次の曲岳を目指しましょう・・・ と、その前に、、、

お昼のモグモグタイムの時間です。


ただ山頂は狭くてですね。 山頂から少し逸れた所に、展望が抜群な場所がありましたので、

そちらで昼休憩をとることにしました。

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どうですか。 この大展望!

南アルプスの主脈たちや、八ヶ岳も揃い踏みです。

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見たまんまの勇姿がカッコイイ甲斐駒ケ岳。(画像右側)

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山頂の五丈岩が目立つ金峰山。

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カンマンボロンの瑞牆山。

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うっすらでしたが、先月に登った浅間山も見えているという。

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こんなに展望が良い山行は久しぶりです。

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展望を楽しみながら50分ほどモグモグタイムしたあと、曲岳へと出発します。


次に向かう曲岳までの稜線は、なかなか良い道だったな~

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わりと平原綾香な道が多いしね。

[本] 平原綾香とは、平坦な道や平原を示す山岳用語である。


いったん八丁峠へと戻りまして、今度は西側の曲岳を目指します。


その道中、この日初めてのトーナメントマウンテンが見えました。

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(ふつうに富士山と言いなさいよ)

ちなみに画像手前に見える木の枝ですが、富士山を指さしてるみたいでしょ?

「あれ見てあれ 富士山だ~」 的な。



てくてくと進んで行くと、前方に曲岳が見えてきました。

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進行方向からでは、残念ながら山が曲がっているようには見えませんでした。

もしかしたら自分の体を曲げて見るしかないかもしれませんね。
(強引な見方だなおい)


黒富士と同じく、曲岳の山頂直下も急登だったんですよ。

ホント、急登だけはやめていただきたいです。
(あんたがやめろよ)


登る途中、振り返れば雲から頭だけ出してる富士山の姿も。

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どんよりとした雲海みたいになっていますね。



えっちらおっちら[あせあせ(飛び散る汗)]と登りきり、本日2座目の曲岳に登頂なり。

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標高1642mです。

黒富士よりも9mほど高いんですね。

ちなみに三肉点もありました。 

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そういえば黒富士にも三肉点あったっけ?
(完全に見逃している)

ちなみに曲岳の山頂は、残念ながら眺望はないんですよ。


登頂の記念にフェイスフラッシュ![ぴかぴか(新しい)]

KM (34).JPGKM (35).JPG

え? わたくしが写る写真の構図が端っこ過ぎるって?


いやいやいや、これは隊員N氏の心意気なんですよ。

わたくしがキン肉マン好きだからと、三肉点と一緒に写してくれたんですよ。

だから失敗ではありません。

繰り返しますが、失敗じゃありませんからねホントに。
(どうでもいいです)


そんなわけで(どんなわけだ)、曲岳登頂により、わたくしに新たな1ページが刻まれました。。。





山梨百名山33座目を制覇!
(わ~ ぱふぱふ~[手(パー)][手(パー)][わーい(嬉しい顔)]



そんでもって残り67座・・・




















その気もないのに無理するな!





・・・・・





はい。 先へと進みます。


山頂からは観音峠へと下山しますが、その区間が今回のコース上で一番アグレッシブでしたかね。

まずはこの展望ブリッジ!

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先っちょまで行くのに、わりとスリルがありました。

そこからは茅ヶ岳も見えています。

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じつは茅ヶ岳も山梨百名山なんですよね。

このあたりのエリアは、山梨百名山が4座あるってことですね。




つづいては想定していなかった岩場登りのロープ。

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地図には書いていなかったので、こんなアトラクションがあるんだ?と、想定外に楽しくなりますね。

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そして、関取が通るには厳しい岩の隙間があったり、、、

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木の根っこを踏み場とするトラバースがあったり、、、

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なかなか楽しい道でした。

また、めまい岩というポイントもありまして。

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さすがにその先は危うそうだったので、覗きには行きませんでした。


なにより、観音峠までは激下りが続くんですよ。

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かなり気を使います。

そんな激下りを慎重に下り、無事登山道を脱出。

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当初の予定では、そこ曲岳登山口から登ろうと思っていました。

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が、、、 いやはや逆ルートにしなくてよかったです。

下ってきてわかりましたが、ここからの登りはかなりキツそうです(^_^;)



舗装路に出たら、あとは駐車場までひたすら林道歩きになります。


てくてくと歩いている中、曲岳の山肌に何かポツンと見えましてね。

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見つけたら、何だアレ?って誰もが思うはずです。

そこには、なにかモアイっぽい岩が見えるんですよ。

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アモイマン?
(違います)

例のコナミコマンドを入れたら出現してきた・・・的なモアイ像ですかね。


林道歩きは約50分・・・ 閉鎖ゲートを抜け、駐車場へと戻りました。

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林道は4月25日まで冬季通行止めでしたが、それ以降は曲岳登山口まで車で入っていけますので、

曲岳のみピストンしたい方にはもってこいかと。 (登りキツそうだけどw)



【黒富士&曲岳行程】

平見城入口駐車場9:45 ⇒ 八丁峠10:50 ⇒ 黒富士11:20~12:10 ⇒ 八丁峠12:25
⇒ 曲岳12:50~13:20 
⇒ 観音峠13:55 ⇒ 平見城入口駐車場14:40   計4時間55分

標高差:  609m(累積標高 登り1066m 下り1070m)

歩行距離:  9.7km
消費カロリー:  1900kcal

日帰り温泉:  ホテル神の湯温泉

反省会:  甲州屋台酔録劇場(甲府駅)

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甲府と言えば、鶏もつ煮。 
その鶏もつ煮に砂肝が入っていたことに感動(笑)




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雪の浅間山 【スペランカー登山隊】 [登山]

浅間山表紙.JPG


菱野温泉の宿に一泊し、いよいよこの日は浅間山への初登り。


しかしながら、浅間山は活火山の為、山頂は入山禁止区域となっており、登頂することはできません。


代わりに浅間山の外輪山である前掛山(標高2524m)が、現在浅間山で登頂できる最高峰に

なっていますので、そこを目指すことになります。


ちなみに前掛山も、昨年に規制が解除されたばかりで、三年ぶりとの事。


また規制がかかってしまう前に登っておこうという魂胆です。




宿泊した温泉宿を出発し、車を20分ほど走らせ、浅間山荘さんの駐車場に到着したのが7時過ぎ。 

この日は土曜日でしたが、停まっている車は数台程度でした。

天気予報でも 曇のち雨 の予報でしたし、まあそれも当然なのかなと。

この日に出会った山ノボラーの数も道中たったの4人しか出会いませんでしたし。


でも我がスペランカー登山隊には、快晴率90%以上を誇る晴れ男の隊員S氏がいる!

きっとS氏のパワーで、晴れ間も射してくれるはずだ。

なんとか下山するまで天気もたせてくれ~ と、神頼み・・・・・ いや、S氏頼みなのである(笑)




出発前の準備中、なにげに山荘の前に目をやると、ノッソノッソと歩く見慣れない物体がっ!!



ゲェー!!! 



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太ったブタさん(笑) 

野生?  それともペットかな?

とにかく歩くのが遅くて、見るからに脂がのり過ぎていて太り過ぎなのである。

ひと昔前の自分を見ているようだ。


あ、、、!!  まさか今日の浅間山荘さんの朝食は豚のしょうが・・・ じゃないよね?

(沈黙)




さて、今回スペランカー登山隊が歩くコースはこちらなり。

浅間山地図.jpg

浅間山荘からスタートし、カモシカ平、火山館、湯ノ平を経由して、避難用シェルターへと向かい、

ビクトリーロードと呼ばれる稜線を歩いて前掛山の山頂へ。


下山はピストンで、コースタイム約6時間半のルートです。


そして浅間山ですが、日本百名山のうちのひとつ。 

・・・となれば、毎度おなじみこの企画だ。



日本百名山全制覇(絶対無理だよ)
プロジェクト!
で、ございマッスルよ[パンチ]




出発の準備が整い、7時30分スタートです。


山荘の横にある鳥居みゆきが登山口です。

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鳥居をくぐった先に登山届を出す小屋があるので、提出して行きましょう。

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なにはともあれ、天候が悪くなる前に下山できれば御の字です。

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川のせせらぎの音が聞こえてきた。

登山道の脇を流れる川は、錆びた色をしています。 まさに鉄色だ。

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さすがに活火山ですね。 異質な光景というか、まるで泥水が流れているよう。

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麓の浅間山荘さんの温泉も、まさにこんな色をしているんですよ。 →温泉はこちら


下山後に湯船に入りましたが、いいお湯でした~ [いい気分(温泉)]

熱くもなく温くもなく、ちょうどいい湯温です。

風呂上がりのタオルは、当然錆色になってしまう程ですがね。









てくてく・・・









歩いて30分もしない内に雪も増えてきたので、アイゼンを装着することに。

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アイゼンを履くだけで、雪道も気兼ねなく歩けるこの安心感たるや(о´∀`о)

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川を横断しなければならない場所もあるのですが、一瞬どこに足を置けばよいか躊躇する場面も[たらーっ(汗)]
(川への踏み抜きは勘弁w)

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ルート上には滝もありました。 不動滝と言うそうな。

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滝に固まり付いた雪まで錆色に染まっているので、写真とは違い見た目は汚ならしいです(笑)

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えっちらおっちら[あせあせ(飛び散る汗)]









しばらく樹林帯の中を歩いていたら、いきなり 『ピィ~』 (だったかな?) と、動物?の鳴き声が

静かな森に響いたんですよ。

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なんだなんだ? と、一瞬ピタッっと足を止め周りを見回したら、数頭の獣たちがこっちを見ていたんです。[目]


おっ! カモシカか!? 

・・・と思ったら、ふつうのスガシカオでした。 残念。


『人間がいるぞ! 気を付けろ!』 という仲間に知らせる合図だったのかな?

[本] スガシカオとは、野生の鹿ニホンジカを意味する山岳用語である。




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一ノ鳥居、二ノ鳥居を通過し、樹林帯の急登をえっちらおっちらと登り切ったら、そこはカモシカ平。

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そこは平原綾香になっていて、しばらく平坦な道を歩けますよ。  平坦サイコ~\(^o^)/

[本] 平原綾香とは、平原を意味する山岳造語である。



カモシカ平では、迫力ある大きな岩山に囲まれています。

左手にはトーミの頭からの急坂、草すべりが見えますが、えげつない急坂です。

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雪山で草すべりを下りてくる人っているのかな? 相当だよ。


右手には牙山(きっぱやま)が鎮座しています。

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隊員S氏の晴れ男効果?たるや、太陽が牙山の脇から見えていた。

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陽射しが射さない太陽もまた、珍しいかな。


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ここまで風はほとんど吹いてなくて、ありがたいことに山歩きのコンディションとしては良かったです。

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カモシカ平を通過した辺りで、前方に浅間山の山頂が見えてきました。

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巷では雪の積もる浅間山の姿をガトーショコラに例えるらしいのですが、なにを隠そうスイーツには

疎いわたくしには、まったくピンと来ないのであります[あせあせ(飛び散る汗)]

黒い山肌の部分がチョコレートということでしょうか?

(知らんがな)









てくてく・・・









プ~ンと、硫黄の臭いが漂ってきました。

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あれが臭いのもとかな?  より錆色が濃いです。


その硫黄ガス地帯を過ぎれば、チェックポイントの火山館まではあと少しです。

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先に見える山の穂先は仙人岳かな?


スタートしてから約2時間で、火山館に到着しました。

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そこに神社があったので、このまま天候が崩れずに山頂までお願いします! と、神様にお願いしましたよ。

でもこの後、裏切られることになるのですが(笑)




火山館を通過し、湯ノ平口へ向かいます。

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雪原を歩いていて、このあたりが一番雪深かったかなあ。

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ここも平原綾香な道なので、雪歩きもまた楽しい。  平坦最高~\(^o^)/

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雪面には人が歩いたトレースとは別に、動物の足跡も所々に見つけることができました。

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でもカモシカには会えなかったなあ。

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「カモちゃ~ん カモちゃ~ん」 と、何度も呼びかけたんですが、当然現れるはずもなく・・・





鋸岳Jバンドとの分岐地点です。 

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入山規制が解除された前掛山へは、前方へと進みます。


いよいよ浅間山が近づいてきました。 ここまではまったくと言っていいほど無風だったのですが、、、

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森林限界を超えた辺りから風がひどくなってきましてね[たらーっ(汗)]

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風の通り道というんですか、、、 吹っ飛ばされないように、立ち止まっては歩いて・・・の繰り返しでした。
(写真では伝わりませんがw)


左手に目をやると、うっすら下界も見えていました。

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こちらは黒斑山、蛇骨岳方面。

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これだけ景色が見えれば、山頂でも期待できそうだね。 と、プラス思考の我々。

でも、そうは問屋が卸さないのが山の怖さ(笑)

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ちなみに浅間山荘をスタートしてからここまで、他の山ノボラーさんと誰ひとり会っていなかったので、

もしかしてこの日は、うちらだけなんじゃないの?と、思ったほどです。




すると、前方に人影が?

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あ~よかった。 安心した(笑)  3人の姿が見えます。

そのうちの2人は下山ですれ違い、ひとりはうちらと同様に登っている最中でした。


しかしながら、ますます風は強まるばかりで、耐風姿勢を取りながらじゃないと前へ進めません。
(写真じゃ伝わらないけどw)

それでも、なんとかシェルターまで辿り着きましたよ[たらーっ(汗)]


前方に見えているのは、立入禁止区域となっている浅間山山頂方面です。 

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いつか行ける日が来るのかな?


前掛山へアタックする前に、少し休憩と取ろうとシェルターの中に入るも、そこも風の通り道という(笑)

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風吹く方向とトンネルの方向が一緒だからどうしようもない(笑)

風を耐え凌ぐ場所がないっつう(^_^;)


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気温も急激に下がりましてね。 手袋を外そうものなら指先の感覚がない。 

強風で雪が舞って顔が痛い。 しかも徐々にガスが濃くなってきた。 悪条件の始まりです。

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シェルターから前掛山山頂までは、残りあと30分ほど。 

とにかく今以上に寒さ対策を万全にして、残り30分、山頂目指して頑張ろう!って時に、見るからに

怪しい黒い雲が前掛山山頂に覆いかぶさって来ていました。


これって、もしかしてまずい状況?

そんな中、ひとり別の山ノボラーさんが前掛山を目指して出発して行った。

ならば我々もと、その人の後を追うようにスタートします。

(あの人が行くならうちらも行けるっしょ?的なw)




しかーし! とんでもない[台風]暴風が我々を襲う(笑)


もちろん耐風姿勢をとって立ち止まるしかない。


一瞬、風が弱まったら歩き出すという登り方しかできません。

それでも徐々に前へ前へと前進していきます。 こりゃ30分以上は掛かるな。

(この状況では写真も撮れませんのであしからずw)


丁度ビクトリーロードに差し掛かったところでしたかね。


わたくし、暴風で吹っ飛ばされました(笑)

風で身体ごと持っていかれるのは初めての経験です。 →関取なのに


前方を歩く山ノボラーさんはピッケルで耐風姿勢をとっていて、我々はストックしかありませんので、

当然雪に突き刺さるわけではありませんので、吹っ飛ばされるのも当然か・・・[たらーっ(汗)]


雪の上に倒れ込んだわたくしに隊員S氏が 『これで本当に山頂まで行けるんすかね?』 

なんて聞いてくるもんだから 『無理だね』 と、即答(笑)


正直、初めて風で吹っ飛ばされただけに、すでにメンタルは弱気でした(笑)


ダメだ。 ピッケルないと山頂まで行けそうにないわ。

暴風の中、ストックでは耐風姿勢は取れない[たらーっ(汗)]


撤退しよう! うん、そうしよう!

前掛山頂には黒い雲があるし、ホワイトアウトにでもなったらヤバ過ぎる。

我々の山頂は、シェルターまででいいっしょ! と、勝手に決め込み、撤退することにしました。


GPSのログはこんな感じです。 ↓ ↓ ↓

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山頂まであとほんの僅かなのに撤退・・・。

カッコよすぎるだろ。
(そうでもない)


ただ、前掛山が入山規制されていた時に、浅間山の代わりとなる山頂は黒斑山でした。

その黒斑山よりも標高は高い位置まで登ったことは確か。

ならば、制覇でいいんじゃないの? と、これまた勝手に決め込む我々二人(笑)


そうだな。 制覇でいいでしょ。

ということで、勝手に浅間山制覇ということにしました。


よいですよね?
(いいともー[わーい(嬉しい顔)]



ありがとうございます。


前掛山シェルター登頂により・・・




日本百名山39座目を制覇!! ( わ~ ぱふぱふ~[手(パー)][手(パー)][わーい(嬉しい顔)] )


そんでもって残り61座・・・



















絶対無理だよ!




はい、下山します。


今回は、浅間山制覇を 「仮」 扱いとさせていただきますね。
(どうでもいい?) 

よって、フェイスフラッシュは無しよ。

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今回は暴風にお手上げ・・・

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いつかリベンジしたい。



【浅間山(前掛山)行程】

浅間山荘7:30 ⇒ 一ノ鳥居 ⇒ 二ノ鳥居 ⇒ 火山館9:30 ⇒ 湯ノ平口
⇒湯ノ平(前掛山登山口)10:05 ⇒ 緊急シェルター11:10 ⇒ 湯ノ平(昼休憩)
浅間山荘14:45   計7時間15分

標高差:  1138m(累積標高 登り1450m下り1342m)

歩行距離:  12.7km
消費カロリー:  3217kcal

日帰り温泉:  天狗温泉浅間山荘

反省会:  かんころ亭(海老名市)



【山バッジ情報】

浅間山荘さんにてゲト。 二種類ありましたが、わたくしが選んだのはこちら。

浅間山バッジ.JPG

もうひとつのはカモシカがあしらわれた山バッジでした。
次回、リベンジした際に出会えたら買おうかなと。。。(^_^)




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