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妙義山・石門コースを行く 【スペランカー登山隊】 [登山]

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3月末日春満開、、、 一泊二日の山旅をしてきました~(^_^)/


登山のメインは二日目の浅間山だよ~

初めて登りま~す\(^o^)/


一日目は移動だけだとつまらないから、翌日の足慣らしを兼ねて、移動途中にある

群馬県妙義山へ寄ってきました~(^^ゞ


妙義山に来るのは自身3度目だよ~(^_^)v


一度目は二年前に妙義神社側の中間道を歩いたんだよね~

その時は途中で登山道が崩落してたんだっけね~(^_^;)

でも最近その登山道も開通したんだって! 売店のおばちゃんが言ってたよ~(^_^)♪


二度目はデンジャラスな岩場ゾーン(白雲山側)を登攀したんだよね~(^_^)ノ

よく行けたもんだな~


そして三度目の今回は、中之嶽神社側にある石門コースを歩くよ~\(^o^)/


妙義山と言えば奇岩だらけのゴツゴツした岩場の景色が有名です。

その石門コースこそ妙義らしさを味わえるのではないでしょうか。

(なんで急に口調が変わったの?)


中之嶽神社駐車場に着いたのは10時過ぎ。

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駐車場から見上げる妙義の大岩壁がドドーンとそびえていて、間近で見ると迫力あります。


この日は平日のためか、駐車場はスキトキメキトキス。
(古いな)

近くには桜の名所なる大きな公園があるのですが、桜の「さ」の字もないほどに

一本も咲いておりませんでした。

お花見目当ての観光客もいないって話ですね。


さて、一泊二日の山旅ですが、今回参加したメンバーは隊員S氏とわたくし隊長の超人師弟コンビにて。
(砂肝とから揚げの)

初日は穏やかな天気の中、奇岩コースを歩く中間道のハイキングですが、

二日目はガッツリ雪山を登るという対称的な山旅を楽しんできました。


まずは一日目のレポをお届けしマッスル[パンチ]


歩いたルートはコチラなり。

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妙義のメッカ?石門群のコースということで、4つある石門を巡みるく。

[本] 「巡みるく」とは、「巡り歩く」の意味を示す山岳用語である。


その後、中間道の全長のちょうど中間地点にある四阿まで歩き、中間道を外れ大人場まで下山。

周回して駐車場へ戻ってくるという約3時間のハイキングコース。


スタート前、鳥居かほりの先に何やら怪しい物体が見えるのですが、それは後で見に行くことにします。

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駐車場を出てから車道を数分歩いて石門コースの入口へ向かいます。


下から妙義山を見上げる。

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頂部のトゲトゲのところもルートっていうんですから恐ろしい・・・(絶対に行かない)


石門コースの入口です。

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そこの案内板によると、カニさんマークの 「カニベースの横バイ」 があるらしい。

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カニベースの横バイと言えば、北アルプス剱岳で有名な鎖場がありますが、妙義のカニベースの横バイが

ちっとばかしどんな所か気になったので、急遽行ってみることにしました。

もともと鎖場を通る予定はなかったんですけどね(^_^;)



いきなり入口スタートから鎖の登場とは妙義らしいですね~

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カニベースの小手調べと言うらしいです。
(さっきからカニベースのベースは余計だ)

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名前の通り小手調べなレベル。

超人強度2パワーってところでしょうか。
(だからカニベースを離れなさい)


見上げれば、そこは大きな第1石門。 まるで岩を栗田貫一したかのよう。

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[本]栗田貫一とは、「くり貫いた」の意味を示す山岳用語である。

石門のデカさに圧倒されます。

どうやってこんなものが出来たのかホント不思議ですよね。

そんな所がまだまだ沢山あるのが妙義の特徴。

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第1石門をくぐると、間髪入れずに第2石門が出てきます。

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・・・って、ちょ、ちょいと待ってくれい!(;´゚д゚)ゞ

カニベースの横バイ、わりとスリリングだったりするの?と、現況を見てなんぞや、

心の準備ができていないという(笑)


カニ横で岩場をトラバースして、第2石門を抜けるようです。

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そこは観光客の滑落死亡事故の注意喚起もある所。

足を滑らせ落ちたら大怪我は免れないのはたしか。

メンタルを岩場モードに切り替え、鎖につかまりながら一歩一歩慎重に。

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しかしながら、いきなり緊張を強いられるとは思わなかったな~(汗)

ホント、まいっちんぐマチコ先生です。
(さっきから例えがわかりづらいよ)

事前の情報収集が足りませんでした[たらーっ(汗)]

今日ってハイキングじゃなかったっけ?(笑)



カニ横トラバースの後は、第2石門をくぐる為に「たてばり」を登る。

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これがまた鎖をつなぐ鉄の支柱が邪魔して登りづらいったらありゃしない(^_^;)

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ここはアレですね。 逆方面から来る人がいると、すれ違いにかなり苦戦しそうですね。

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たてばりを登って石門をくぐったら、次は下るんだろうと予想はしていたものの・・・


ゲェー!!!  わりと急降下じゃないの(>_<)

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心の準備が・・・(笑)


この日は中間道だけを歩くハイキングだと思っていたので、トレランシューズで来ちゃったんだけど、

こういう岩場では正直不安でした。


そこは「つるべさがり」と言うのだそう。

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慎重に降下中、向かいの第4石門あたりから突然女の子たちの黄色い声援が聞こえてきたんですよ。

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やまびこ的に「ヤッホー」と叫びそうなところを・・・

「◯◯先生~! 大好き~[黒ハート] だって。

思わず吹き出してしまった...(>3<)


手元がゆるんで ズコー!! って滑り落ちたらマンガのオチみたいだよ・・・だって。
(誰も言ってませんけど)


しかし今時の女の子は大胆ですね。 大きな声を出して告白沁みたことするなんて。


大好きって言われた先生が羨ましいですよ。 きっと理想の先生なんだろうね。

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話を戻してつるべさがりの岩場、、、 靴のせいで滑りやすいかと思いきや

なかなかどうして、まったく問題ありませんでした。


やるじゃんトレランシューズ。 見直したよ。



つるべさがりの次は「片手さがり」だって。

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さすがに片手だけでは降りれませんでした。

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ここはまあ、レベルは超人強度4パワーってところでしょうか。
(言ってる意味がわからん)

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つるべさがりといい、片手さがりといい、「さがり」というからには、一方通行にしたらどうでしょう。

逆コースで来る人がいたら 「つるべのぼり」 になっちゃうもんね。




続いて第3石門。

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崖に沿って細い足場をトラバースします。

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この石門だけはくぐることは出来ないんですよ。

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その先は崖の上のポニョとなっていて立入禁止となっていました。
(ガケと変換してそのまま残すんじゃない)

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虎ロープが張ってあって行き止まり。 引き返して第4石門へ向かいます。

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第4石門も、これまた大きな栗田貫一ですね。

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第4石門の手前には休憩所がありましてね。 休憩してたらなんだか見慣れない鳩がいるなあ~!?と。

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じつはイワヒバリという野鳥でした~
(家に帰って調べるまでずっと鳩だと思ってた[たらーっ(汗)])

岩場、奇岩だらけの妙義だけに、イワヒバリも多く生息しているということかな?


第4石門ごしには大砲岩という妙義のシンボル的な奇岩が見えます。

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妙義山の山バッジにもあしらわれているほどです。


まさに大砲のような形。 わかりやすいですね。


伊豆ヶ岳のカメ岩とは大違いです(汗)



第4石門の脇に展望場所がありまして、そこに先程大声で叫んでいた女の子たちがいました。

休憩所で休んでいる女性に話かけていますが、会話からして生徒と先生のようです。


あ、、、!!  先生って女性だったのね(^_^;)



展望所から眺める景色は、まさにドラゴンボールの世界を彷彿とさせる景色です!

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妙義のいたるところで、そう思わせてくれる風景が多いですね。


その展望所から第2石門のつるべさがりの鎖場が見えているんです。(矢印のところ)

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遠目から見たつるべさがりは、見た目凄そうな鎖場ですが、実際はそれほどでもないです。
(言うね)


第4石門から先、大砲岩への分岐点があるのですが、地図上で危険マークも付いてるし、

今回はパスすることにしました。

また次にしようかと。
(また来るの?)



ルートは、当初から歩く予定だった中間道のコースに入ります。


じつはその中間道、、、 関東ふれあいの道だったんですね!

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先月歩いた伊豆ヶ岳の縦走路も関東ふれあいの道だったので、同じようなグラフの石版が設置されている。

でも、埼玉県から群馬県をつないでいると思うと、なかなか長そうな道のりですね~


調べたら、関東一都ブロッケン・・・じゃなかった関東一都六県、つないでいるんだとか。 

総距離1800kmだって。

いつか全走破してみたい気もしてきました。
(絶対しないと思う)



てくてく歩いて進んでいくと、大きな岩壁が現れました。

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唸りますね。 黒部渓谷の水平舗道か!? と、思わず口走ってしまったほど。


この岩壁も岩を栗田貫一で造った道なのかな?
(あんた栗貫栗貫しつこいな)

腰を屈めて通る場所なので、腰痛持ちには厳しい通り道です(笑)


お約束のお互いの撮り合いが始まった。

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もういい加減卒業したいです。


グムー。またしても腰痛ロード。

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腰痛ロードは一回あれば充分ですって[あせあせ(飛び散る汗)]

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ちなみに隊員S氏もギックリ腰経験者ですw

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そんなに腰曲げてだいじょぶー?

腰をかがめて歩きたくない人は、リンボーダンスのように背中を反らして通ったほうがよいです。
(あんたソレやってたな)



続いて一気に下る階段地獄の登場!

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階段はアングル(山形鋼)の踏み場だけになっているので、スカスカの所もあり。

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わりとスリルに感じる人もいるかも。

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手すりをつかんで渡りましょう。


中間道のちょうど中間にある分岐に到着。 まさに中間点?

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関東ふれあいの道の標柱もありました。

中間道は、この先妙義神社まで続いていますが、本日はここまで。。。

そこから下界へと下っていきます。

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(黄色のペンキは 「キケン」 ではなく 「キンケイ」 ですw)



















えっちらおっちら)



















大人場という所まで下りたら右に折れ、駐車場方面へと向かう一本杉コースに入ります。


あとはずっと平坦な道だし楽勝だな~ なんて勝手に思ってたら、そうは問屋が卸さない(笑)

また登り返しがあるというね[あせあせ(飛び散る汗)]


ひと山越えるみたいな。

なんなら、そこまで下らさなくてもいいのに~(>_<) ・・・と、ヘタレ発言連発です。


気を抜いている時の登りが一番しんどい(笑)

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灯篭が見えます。 ゼイゼイハアハアしながらも一本杉へとラストスパート!


登り終えれば、そこには一本杉なり。

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でも周りにも、ほかの杉もあるので一本杉って感じがしない(笑)


一本杉の向かいに空き家?が建っているんですが、なにげに、ふと見上げると・・・


ゲェー!!!  スズメバチの巣が!

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どうりで道中スズメバチ注意の看板があったわけだ。


そろそろ活動を開始する時季ですよね?

活動前でよかった(^_^;)


道中、桜は咲いていなかったけど、梅は咲いていました。

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てくてく・・・








一本杉のあとは、車道を歩いて駐車場に戻るだけ。


戻ったあとは、まだ時間に余裕があったので中之嶽神社に寄ってみることにしました。


出発前に気になっていたあの黄金の物体が。

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目の前に立ってみる。 日本一でかい大黒摩季・・・じゃなくて、大黒様。

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デカいっすね~  お腹が。
(そっち?)


参拝でもしようかと境内に入ってみる。

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でも、この階段を見たら・・・

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行く気がなくなったのは言うまでもありません(笑)


この神社にはスポーツの御守りがあるようで、いろんなスポーツの種類があります。

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左上から見ていって、最後にオチがあるというね。

応援て(笑)


御守りにはそのスポーツを象徴するギアのストラップが付けられていて、個人的には陸上がいいかな。

運動靴なのがいいじゃん。


この中に登山がなかったのが残念。
(いらんけど)






【妙義山・石門コース行程】

中之嶽駐車場10:30 → 石門群登山口 → 第1石門 → 第2石門 → 第3石門 → 第4石門
→ 関東ふれあいの道(中間道) → 四阿 → 大人場 → 一本杉 → 中之嶽駐車場13:30
計3時間00分

歩行距離: 5.0km

標高差: 366m (累積標高 登り599m/下り563m)
消費カロリー:1293kcal

宿泊: 菱野温泉 薬師館



《おまけ》

翌日の浅間山登山に向け、我がスペ隊がキャンプ地に選んだのは、長野県小諸市にある菱野温泉。

そこに面白いものがあったのでご紹介しましょう(^_^)


まず、我がスペ隊のキャンプ地となったのが菱野温泉の薬師館さん。

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え? 浅間山に登るなら登山口にある 「天狗温泉浅間山荘」 じゃないのかって?


ブヘー(>_<)

じつは浅間山荘さんのHP見てたら、夕食がキノコだらけだったもので・・・。
(知らんがな)


薬師館さんには、池に浮かぶお風呂 『浮島風呂』 があります。

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奥の斜め下向きについてる窓を覗くと、お風呂が池の上にあるというのがよくわかります。

でも実際に覗いてみたら、窓が曇ってて見えなかったけど(笑) 

あと、夜はもちろん暗いからわからない(汗)


お風呂は3つ、三段になっていて、それぞれ温度が異なります。

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14℃って、冷たすぎて入れませんて・・・(笑)


ただ、3つのお風呂の入り方があってですね。 その入り方をすれば3つ入れるかもしれないってことで

実践してみることに。

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入浴法は一から七までありますが、ひとつひとつクリアしていけるかどうかってところです。


わたくしの結果、、、 六でギブ(笑)


14℃の水に肩まで15秒は無理だよ(^_^;) 

⇒隊員S氏は四でギブw

これが夏なら出来るかもしれませんが、まだ3月じゃ無理っしょ(笑)


一方、食事のほうはですね。 和風イタリアンのコースだったんですよ。 
(オッサン二人でイタリアンっつうw)

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前菜、ステーキ、ピザと、、、 ワインが合いそうなメニューですが、すべて[ビール]ビールでかっさらいましたさ。

個人的には、メニューにキノコが一切無くて、この旅館にして大正解でしたw

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おそばも 「大盛り無料ですよ」 と、勧められたので、もちろん大盛りにしましたさ。

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〆の蕎麦でウップ状態でした。 お腹の山が膨らんでいました。


それと、薬師館から歩いて5分ほどのところにある姉妹館ですかね? 常盤館さんのお風呂にも

宿泊者は一回無料で入ることができるので、入浴手形をもらって行ってみることにしました。

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そこには展望露天風呂に行く為の登山電車があるんだとか。

もともとHPを調べていた時から気になっていたので、チェックイン後、薬師館のお風呂にも入らず、

こっちを優先ですよ(^_^)


ホテル入口の右手に、その登山電車の入口はありました。

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駅員さんはいないようです。
(いないだろ)

操作は全て手動。 発車ボタンも自分で押します。

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登山電車は全長130m。 標高差は50mとの事。

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定員は6名で、車内ちゃんと6人分の席が設置してありました。


電車到着した場所に、露天風呂がありますよ。 車窓から、男湯の露天が丸見えでしたがw


で、、、その登山電車に乗った一部始終を動画にて撮影してみたよ~ん。


動画のタイトルはスバリ!  『ギリギリじゃん』 ですw

 

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伊豆ヶ岳縦走【スペランカー登山隊】 [登山]

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2月下旬、埼玉県は飯能市にある伊豆ヶ岳に登ってきました。


伊豆ヶ岳と聞くと、山名が伊豆なだけに、静岡県の伊豆半島にあるお山だと思われがちですが、

埼玉県にある・・・・ グ・・・


グムー。 この事を人に説明するの何回目だ?

もう数えきれないくらい説明してる。

(そうでもない)


個人的には、伊豆ヶ岳は四年ぶり二回目の来訪です。


じつはこの日の二週間前、ギックリ腰をやってしまいましてね。

(アワワ)

5年前に重度のギックリ腰をやってからというもの、腰痛は死ぬまで付き合っていかなきゃならない

持病なのですが、なんでこの時期に[爆弾]爆弾再発するかなぁ。

(二年連続2月に再発w)


登山当日までに治せるかどうか気が気でなかったのですが、なんとか軽度なギックリ腰で済んでくれて、

今回無事に参加することができました。

(そこまでして参加したいの?)

というのも今回、スペランカー登山隊(以下スペ隊)に初参戦するメンバーがおりまして、誘っておきながら

隊長の自分が行けないとなると、また何を言われるかわかりませんからね。 隊員N氏の時のように(笑)

※過去、N氏を初めて山に誘った時も直前にギックリ腰になって中止になったのだ(汗)


そんなこんなで、伊豆ヶ岳にはその縦走コース上に子ノ権現という足腰の神様のお寺がありましてね。

そこに腰の御守りをもらいに行くことが今回の目的でもありました。


直前にギックリ腰になったのは、四年前に手にいれた御守りの効果も薄れてきていたのかもしれません。

(タイミングがよすぎる)




登山の起点となる正丸駅に集合したのがAM8時半。 天気は快晴なり[晴れ]

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この日、駅に降りたった山ノボラーは予想以上に多かったかな。

四年前は登山者もまばらで、ここ最近伊豆ヶ岳の知名度も上がったということでしょうか。


今回参加したメンバーですが、隊員N氏、隊員S氏、隊員M嬢、隊長のわたくしのフルメンバーに加え、

今回初参戦となるT氏の5名にて。

(スペ隊山行として5人は初)


今回のコースは全長約15kmを歩く体力勝負が強いられるロングコース。

前々から山に行きたいと言っていた初参戦のT氏。

最初は楽チンな山をと希望していましたが、陸上部の中長距離出身のT氏なら15kmくらいは楽勝でしょう?

と、そんな彼の希望を却下w

ここはひとつ、新米者には山歩きの厳しさを味わってもらおうという魂胆だ。

(ひどい隊長である)


さて、歩いたコースはこちら ↓ ↓ ↓

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正丸駅をスタートし、反時計回りに伊豆ヶ岳を含むいくつかの山々を縦走。

腰の御守りをもらいに子ノ権現。

子ノ権現の手前には、キン肉マンにちなんだあるブツがお目見え。

(地図上にキン肉マンのアイコンを配置w)

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腰の御守りを手に入れたら、おやつ休憩に浅見茶屋。

そしてゴールの吾野駅を目指します。

このコースは登り下りの起伏も多く、コースタイムも6時間強と、ヘタレには泣きだしちゃいそうなコースだ。


朝8時45分、出発の準備を整えスタートなり。

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気温もそんなに寒くもなく助かるラスカル・・・(=‘ェ‘=)


てくてくと舗装路を歩いて登山口まで向かう途中に、鈴木商店というお店があります。

一見普通の一軒家にしか見えませんけどねw

一軒家なので当然玄関が閉まっているのですが、玄関の扉の脇に山バッジが飾られています。

山バッジコレクターとしてはバッジの種類が気になるところで、四年前とは違ったラインナップが

あるのかどうか確認せずにはいられません。


その山バッジを拝見してみると、、、








ゲェー!!! 


四年前には無かった 「小高山」 の山バッジがあるじゃないすかっ!

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そう、今回縦走する道は、関東ふれあいの道なんですよね。


小高山というマイナーな山がバッジになっているのは珍しいんですよ。

なにかこうレアな山バッジを見つけたかのよう。

思わずキン消しのガチャガチャを回して、中々出なかったブロッケンjr.が出た時の興奮がよみがえります。

(はい?)


そのバッジを買うのに玄関の引き戸を勝手に開ける勇気が必要ですが(笑)、中は暗く、お菓子やら日用品が

陳列されていました。 「すいませ~ん」 と声をかけると、部屋の奥から感じの良いおばちゃんが出てきて

くださり、対応していただけました。


さて、小高山の山バッジを買ったのなら、当然、小高山の頂を踏まなければなりません。

それがスペ隊のルールなのだから。


今回歩く尾根上では、一旦ルートから外れて小高山に登ることになるのですが、山バッジに興味がない

メンバーには大変申し訳ない気持ちでいっぱいです。

わざわざ小高山の為に余計に歩かなくちゃいけないのですから、本当に申し訳ないっす[たらーっ(汗)]




鈴木商店から数分歩くと、登山道入口の分岐に着きます。

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そこがひとつの分岐点になりますかね。

各々のパーティが休憩しているのですが、そこから伊豆ヶ岳に向かう人達。

かたや正丸峠に向かう人達。

無駄に小高山に向かう人達。

(ホントに申し訳ないw)



一息いれたら、それぞれの目的地へと山道に入ってゆく。

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この山域もまた、前回レポした石老山同様に巨岩が多く見受けられます。

大きな岩には名前がつけられていたり、地図にも載っていたりします。


我々が向かう小高山のルート上では 「かめ岩」 と名付けられた岩がありまして、

ちゃんと名称板も設置されてありました。 でも、そのかめ岩をメンバー全員で眺めるも

誰ひとりとしてカメに見えてる者がいないという(笑)

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どういうアングルでカメなのか?  正面から?  いや、やっぱり横からでしょ?

数分議論を重ねるも、結局わからずじまいw

かめ岩を写真に撮ろうものなら岩もデカ過ぎてよくわからない。

是非現地に行かれる予定の山ノボラーさんには、そのかめ岩の現物を確認してほしいのですが、

カメに見えた!という人がいないに1000点ですw





えっちらおっちらと急登をゆっくり登ってゆくと、稜線上に出ました。


なんという寒さ・・・(((´゚ω゚`寒)))

稜線上だけに、冷たい風が通り抜ける場所になっているようです。


稜線に出たら伊豆ヶ岳方面に向かいたいのはヤマヤマなのですが、その逆方向にある小高山に行って

戻ってこなければなりません。


そこで、隊員M嬢とT氏は、この後の縦走を考慮し、体力温存の為そこで待っているという。

(なんという冷静で的確な判断力なんだ!!)


二人を残し、行って戻って20分ぐらいの小高山へ。

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まずは1座目となる小高山に到着。 やはりマイナーなのか、人っ子ひとりいません。

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とりあえずこれで、小高山の山バッジを買ったノルマは達成!

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わたくしと隊員N氏は、これでこの日の役目を果たした。 

もう下山してもいい(笑)


山頂からの景色なり。

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ひや~~~((゚Д゚ll))ガタガタ

ここもまた、いだてん金栗四三が裸で水をかぶって奇声をあげるくらい寒いです。


早々とフェイスフラッシュ[ぴかぴか(新しい)]して引き返しマッスル。

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(どんなアングルやねん)


陽射しを浴びると暖かいのですが、日陰は寒い。

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そんな日陰の寒い中、T氏と隊員M嬢は座って待っていました。

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体を動かしていればよいものを・・・。

座ってポテチ食ってたw

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若いって素晴らしい☆


さて、正規なルートに戻り、伊豆ヶ岳方面へと縦走開始。


坂道をえっちらおっちらと登っていくと、この日の2座目、五輪山に到着。

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この五輪山こそが、キン肉マンへの前触れなのだ。 

(そうなの?)


五輪と言えば、超人オリンピック。

(ふつう超人は付けないだろ)

そう、超人オリンピックにちなんだあのブツをこの後発見することになるのです。

(四年前の記事にも書いてはいますが、お約束ということでw)

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そんな超人オリンピックの話をみんなでしています。

(してねーよ)


その五輪山を下ると、いよいよ伊豆ヶ岳山頂直下の岩場があります。


そこは男坂と言われる岩壁の鎖場。

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鎖場好きにはたまらないルートです。

四年前に、わたくしと隊員N氏はここを登っていますが、あとの三人はもちろん初めて。

岩壁を見上げて無理そうなら、女坂でも伊豆ヶ岳山頂に行けます。


さっそく隊員S氏がサクサクと登り出していきました。 (好きだね~w)

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続いて隊員M嬢も・・・ (好きだね~)

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隊員S氏なんか、もう姿が見えなくなってるよ。

(相変わらず速い)


続いてT氏・・・ (好きだね~ 初めてなのにw)

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男坂の模様は、隊員S氏のカメラにてお届けします。


・・・・・


え? あんたは登らないのか? ・・・ですって?


いや~ 鎖場を登りたいのはヤマヤマなのですが、ギックリ腰が治ったばかりなだけに相当弱気です(笑)

なので、隊員N氏と共に女坂にしました~[るんるん]

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男坂の三人とは山頂で合流です。 てっきり、鎖場は隊員N氏がみんなを誘導してくれるものだと

思っていたのですが、前回男坂は登っているし、歩いていない女坂をもともと歩く予定だったらしい。


そんな隊員N氏は、わたくしが鎖場を誘導するものだと思っていたらしく、お互いリーダーを押し付けようと

していた・・・という話もまた、シャレオツですな。

(どこがだよ) 

※しかしながら、女坂もまた登りがキツイw


男坂組は、隊員S氏にて二人を誘導。

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しばらくわたくしも下から彼らを見守っていましたが、やはり落石は多かったですね。

登る際は、十分に気を付けたほうが良さそうです。 (四年前より酷くなっている印象)

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やっぱりみんなが鎖場を登っているのを見ると、自分も登りたくなってきますね。

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隊員M嬢は、この男坂に怖さはなかったとか。

(言うねw) 

T氏もまた、鎖場を楽しめたようです。


鎖場を登りきると、展望が待っています。

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男坂を登りきった三人・・・ おつかれ~

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女坂から登ったほうが、男坂組よりも10分以上早く合流地点に着きましたかね。


隊員M嬢が、相変わらずお腹が空くのが早く、もう食べたいというので、山頂手前ではありますが、

軽めのランチにしてあげることにしました。

(まだ10時半だよw)




モグモグタイム後、いざ伊豆ヶ岳の山頂へ移動。

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この日の3座目、標高851Mの伊豆ヶ岳山頂なり。

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記念に5人そろってのフェイスフラッシュ[ぴかぴか(新しい)]

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伊豆ヶ岳からの道のりはまだまだ長い。

四年前に一度来ているとは言え、相当長い道のりだったことは覚えているので、気が遠くなります(笑)

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そのことは、みんなには言わないけど、だれが最初にブーたれるか見ものですw

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このコース上は、わりと激下りが多いのも特徴でしょうか。


この日の4座目、古御岳に到着なり。

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山頂表示板が落ちちゃってます。


間髪入れずに次の山へ。

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この日の5座目、高畑山なり。

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伊豆ヶ岳から徐々に標高を落としていきますが、この辺りから登り下りのアップダウンも出てきます。

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杉花粉が飛ぶ季節・・・

この日は影響無かったけど、翌日花粉症で苦しみましたわ~(>_<)


そんな杉林を歩く中・・・

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毎度お決まりの隊員S氏とわたくし隊長との互いの撮り合いが始まる。 (いい加減飽きない人達です)

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我々の撮り合いをよそに、他の3人は何かを見ているようですね。


そうなんです。 そこは関東ふれあいの道なのですが、今どの辺りかを示す距離の目印があるんですよ。

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スタートした正丸駅からゴールの吾野駅までを示す表示板です。

ちょうど赤と黒で歩いた距離がわかるのですが、我々スペ隊が歩いてきた距離は赤の6.5kmということ。

それを見て、まだ半分も来てないじゃーん[もうやだ~(悲しい顔)] と、ヘタレ発言連発です。


とにかく、前に進むなりよ。

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杉林を抜けると、一風変わった鉄塔が登場!

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こんな鉄塔あったかな? 記憶にない。

たしか四年前には無かったはず。

こんな形の鉄塔があったら覚えてるもんね。


電線は張られていないようで、もしや新しいのかな?


と、気を抜いていたら、またしても隊員S氏がカメラをわたくしに向けている。

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まだやるの~?

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こんな人達、他にいないよ[たらーっ(汗)]


しかしながら、鉄塔もおもしろい形をしています。

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突然トランスフォームしそうです。

(しません)


「自然を大切にしよう」 とか言いつつも、その周りはかなりの数伐採しています。

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その事について、天を仰ぐS氏。

(違うだろ)

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えっちらおっちら[あせあせ(飛び散る汗)]
























えええ~~~っ!!! 

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まだ半分???


全員が、この言葉を発したのは言うまでもありません。

そこまで、スタートしてから4時間20分が経過。

そりゃやんなりますって。

(あんたらホントに登山隊なのか)


まあこの後、下りも多くなるからペースも上がるっしょ? と、テキトーなことを言い出す始末。

(誰が?)


とにかく先に進まなければ、赤い距離メーターは伸びないのだ。

先を急ぎマッスル[パンチ]

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トントントントン日野の二トン

下って下って下りまくる。

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このままずっと下りであってほしいが、所々でまた登りが出てくる[あせあせ(飛び散る汗)]

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アップダウンやだ・・・(-_-)








・・・・・








途中、ゴーンという鐘の音が聞こえてくると、子ノ権現は近いです。


起伏激しかったアップダウンの道も終わりを迎えます。


進行方向左手には、歩いてきた伊豆ヶ岳と古御岳の眺望が。

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あそこを歩いてきたんだな~と思うと、感慨深い。

そして、右手には・・・

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巨大な手が!!


山の中に巨大な手、、、 かなりの違和感ですよね。

超人委員会が不法投棄したのでしょうか。


四年前に初めてみた時は、遠くから眺めただけでしたが、じつは近くまで行けることがわかったんです。


キン肉マン好きなら、是が非でも近くまで行かねばなるまいて!

ルートから一旦外れますが(また?)、急な斜面を下りていくと・・・・・




ひや~~~~!!!

(金栗はもういい)

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これぞビッグハンド!!


想像以上にデカいです(笑)


まさに超人オリンピック予選で活躍した巨大な手・・・

恐怖の超人ふるい落とし!

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対戦カードを決める際の超人パチンコ!

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これはまたとないチャンス! と思い、思わず手のひらに乗らずにはいられませんでしたよ(笑)

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わたくし、これから超人パチンコに放り投げられる気分です。

(かなりの高揚)


わたくしひとり、勝手に妄想にふける中、みんなはまじまじと観察する。

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フムフム。 これはこれでこういうことかと。


結果、どうやらビッグハンドは木材で出来ているようです。

キン肉マン史上、新たな事実が判明しましたね。

(そうでもない)


来年は2020年東京オリンピックもあることですし、このビッグハンドも開会式で使われることでしょう。

(は?)



そんなビッグハンドを観察している中、、、

T氏の手が・・・

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でっかくなっちゃった~ つってw








巨大な手から程近く・・・ 子ノ権現に到着しました。

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いや~ 長かったね、ここまで来るの。

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不法投棄された巨大な手(勝手に決めるな)があれば、子ノ権現には巨大な足もありますw

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大きなわらじと下駄が設置されているんです。


どんだけデカイかはご覧の通り。

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ここで、足腰の御守りが買えますよ。

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古い御守りは納め、新たな御守りを頂戴しました。

これで、しばらくギックリ腰にならないことを願っております。




正門には、この二体の墓守鬼・・・じゃなくて、仁王像も目立っています。

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御守りには、この二体の仁王像の絵が縫られているんです。








さて、子ノ権現を後にし、次の目的地 浅見茶屋 を目指します。


そこに向かう途中に、怪しい案山子?を発見。

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セーラームーン?の案山子かな?

完成度は低いですが、T氏がうしろに立つと完成度が増しますw

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ということで、浅見茶屋さんに到着なり。

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15時過ぎでしたが、遅めのランチです。

(昼前に食べなかった?)


時間が時間なだけに、店内はすでに空いていました。 

(いつも混んでるお店です)


四年前は とりつくねうどん を食べましたが、今回は・・・・・

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湯葉かき玉うどん なり~[るんるん]

とりつくねも入っているから、お得感満載です。 (税込850円)


寒い時期に食べるからこそ、暖かいうどんはホントおいしいですよね(^_^)

湯葉&かき玉も合うし、手打ちのうどんも絶品です。



そして、うどんを食べた後は甘味なり。

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天草きなこ黒蜜アイスです。 (税込450円)

わたくしの人生、三本の指に入るデザートなんですよ。 四年ぶりに食べた~[るんるん]


しかし、浅見茶屋さんみたいなお店が、うちの近所にあればな~ってホント思う。

それに店員さんの接客も丁寧で好感が持てるし、素晴らしい!


久々に良いお店に出会えたお話です(^_^)




たらふくお腹いっぱいになった後、約1時間かけてゴールの吾野駅へと向かいます。


道を歩いていたら、一匹のネコ[猫]が 「ニャーニャー」 鳴きながら道の脇から出てきたんです。

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しかもずっとついてくる。

このネコちゃんも帰る方向は一緒なのか? とか言いながらも 「ニャーニャー」 と鳴きながらついてくる。

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ネコちゃんも途中で座り込んで休んでるんですけど、もう自分の縄張りじゃないからついて来ないのかな・・・

なんて思ってると、、、

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我々に置いて行かれないようにと走ってついて来るんですよ。

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まさか駅までついて来ないよね? 自分の縄張りから外れちゃわないか心配。


そのネコちゃんとは1kmぐらいは一緒に歩いたかな。 

この子どこまでついて来るんだろ?

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(猫好きの隊員M嬢だが、この子には嫌われているようだw)


しばらく一緒に歩いていたら、前方からひとりのおじさんが歩いてきましてね。

どうやらそのネコちゃんの飼い主さんらしいのです。

もう夕飯の時間なのに、帰って来ないから迎えに来たんだとかw


なんだ、結局は家に帰る方向が一緒だっただけなのね(^_^;)

結局そのネコちゃんは、飼い主のおじさんの家に帰っていきましたw


めでたしめでたし。



【伊豆ヶ岳行程】

正丸駅8:45 → 小高山10:00~10:05 → 五輪山10:15 → 伊豆ヶ岳10:40~11:40
→ 古御岳11:50 → 高畑山12:35 → 天目指峠13:25 → 子ノ権現14:20~14:50
→ 浅見茶屋15:10~16:00 → 吾野駅17:00  計8時間15分

歩行距離: 14.2km

標高差: 682m (累積標高 登り1539m/下り1642m)
消費カロリー:3552kcal

日帰り温泉: 祭の湯(西武秩父駅)

反省会  同上



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石老山 【スペランカー登山隊】 [登山]

石老山表紙.JPG

2019年、今年一発目のスペランカー登山は、地元神奈川県相模湖近くにある石老山(せきろうざん)へ。


年明けから仕事が忙しく、なかなか山の計画ができずにいて、危うく1月の登山を逃すところでした。


急遽、とりあえず近場でいいからどこかに登ろう! と思い立ち、地元でまだ登ったことがない山に

しようかと、手頃そうな山に決めたのが丹沢山地のひとつ石老山でした。


標高は702m。 コースタイムも3時間半くらいですし、足慣らしには丁度よいかなと。


まあウチの隊は自分を含めヘタレなので、初陣から長々歩くのは避けたかったのが本音ですが(汗)


そんな石老山はどんな山かと申しますと、山の中に奇岩、巨岩が多いことですかね。


とにかく大きな岩が野口ゴロゴロしていた印象です。
(野口はいらん)


登山道は整備されていて、神奈川県民にはメジャーな山なんですよ。
(県民ながらずっと後回しにしていましたがw)


それに、石老山は関東百名山でもあるんだとか。
(そんなこと全然知らなかったという)


今回は急遽計画しましたので、メンバーは隊員S氏とわたくしの二人にて。


歩いたコースはこちらなり。

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相模湖駅からバスに乗り、石老山入口へ。

そこから時計回りで山頂を目指しますよ。 

奇岩巨岩の道を通り、お寺、展望台も通過して山頂へ。


山頂からは大明神展望台方面へ縦走し、ゴールはプレジャーフォレスト前へ。 

そして下山後は[いい気分(温泉)]温泉へと直行です。


ちなみに相模湖駅にはコンビニも無ければキヨスクもありませんので、事前に食料準備をば。




[バス][ダッシュ(走り出すさま)]




バスを10分ほど乗車し、石老山入口バス停にて下車。


降りた山ノボラーは20人くらいはいたでしょうか。  

正直想定外(笑)

バス車内も座れませんでしたし、そこで人気の山なんだということを思い知るのであります。


バス停からは石老山への案内板が所々にあるので、登山口まで迷うことはないと思います。

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舗装路を歩き、集落を抜けていきます。

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その先に相模湖病院があり、右手の階段を上がって病院の脇を抜けていきます。

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登山道に入ると、早速大きな岩やら奇岩が目に入ってきますよ。

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それぞれの奇岩巨岩には、説明書きの案内板があり、ひとつひとつ読みながら歩み進めていくと、

この山の味わいを楽しむことができるかもしれませんね。


年明け初っ端ということもあり、心底、石段を登るのかと思うと心が折れますね。 (折れるの早っ)

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隊員S氏は昨年9月の立山以来とのこと。 

4ヶ月ぶりの山となってはツライところですw

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今回どこの山に登るかを決める際、二つ候補があって、なるべく楽な山にしたいと言い出したのがS氏。

もうひとつの候補はコースタイム6時間ぐらいの山でしたが、即刻却下していましたw


石段を登りきると、そこは顕鏡寺というお寺。

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そこには蛇木杉という大木がありました。

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結構大きな杉の木です。

なんでも樹齢400年だとか。 


中谷美紀の太さは6.3m。
(中谷はいらん)

石老山の山中で最大の杉だそうです。


お寺なだけに、六地蔵さんも並んでいました。

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六体あれば悪魔六騎士・・・。 

肉マニアならば、必ずやそう言葉を発せずにはいられないでしょう。
(そうでもない)  




またそこには岩窟というものがあります。

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大きな岩を屋根にした住居との事。

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窟内にはナンチャラカンチャラというものが安置されているそうで(字が読めない)、最近ではここが

パワースポットにもなっているんだとか。


わたくしと隊員S氏も、窟内に入り、パワーをかなり充電できました。
(ホントかよ)

マグネットパワーは手に入れられたかと思います。
(なんの話だよ)


ルートはお寺の左手を登り、先へと進みます。


鳥居みゆきがあって、そこをくぐると急な登りになっていきます。














えっちらおっちら[あせあせ(飛び散る汗)]














ぜいぜいしながら登っていくと、道が二手に分かれるんです。

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左手は八方岩コース。 右手は桜山展望コース。


山と高原地図では、二手に分かれた道が載っていなかったので、、、

あれ?どっちに行けばいいの?ってなります。

そんな時、どっちに行けばよいか迷いますよね。

なので、ジャンケンで決めることにしました。

わたくしが勝てば、八方岩コース。 隊員S氏が勝てば、桜山展望コースです。


どうせその先合流するんだろうし、べつに誰がどっちに行きたいかとか、そういうのは無かったので、

どっちでもよいのですがw







ジャ~ンケ~ンポン! [手(グー)]×[手(チョキ)]


わたくしが勝って、八方岩コースから行くことになりました。

おそらく桜山コースは、桜が咲いている時期に歩いたほうが良いと思われるので、

わたくしが勝ってよかったです。
(知らんがな)



八方岩コースは、杉並木と巨岩群の道が続きます。

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わたくしの右にある岩を見て下さい。 デカいでしょ?

人間と一緒に写すと、その大きさがよくわかりますよね。


その岩を回り込みながら登っていくと、その岩の上に立つことができます。

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(そこが、その岩の上であるかは定かではない)


さらに先に進むと、石老山で一番の巨岩が姿を現します。

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デカすぎて全貌がよくわからない(笑)


その巨岩は、ナントカっていう岩らしいです。 (漢字が読めない)

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見上げると、その巨岩と杉の木がピッタリとくっついていました。


おそらくこの杉の木を登っていけば、その巨岩の上に立つことができるかと思います。
(誰もそんなことしません)




さらに先に進むと、展望が開けてきました。

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そこは八方岩の展望台。

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ずっと樹林帯の中を歩いてきたので、こう視界が開けると、心も開けます。 (そうなの?)

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目を凝らしてみると、都会のビル群が見えていました。

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ビ、ビルディング・・・
(どこだろうか?)


まあとくにどうでもよいのですが、しばらくなだらかな道を歩いていくと、融合見晴台に着きます。

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見晴台からは、相模湖を眼下に奥高尾の山々が見晴らせます。

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いい天気[晴れ]















えっちらおっちら[あせあせ(飛び散る汗)]














見晴台からは、山頂へのラストスパート。

山頂手前は踏ん張りどころです。


やっとこさ登りきって、山頂かと思いきや、、、

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山頂まであと3分の標識・・・(^_^;)


あと3分って、それいる?

紛らわしいのなんのw


あと3分で本当に着くのか、疑いをもちながらも歩きだすんです。

だって、道が下るんだもの。

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ここで下るんだから、山頂へは登り返しだよね? と、後ろの隊員S氏に話しかけると、、、


でた。 ここでお互いの撮り合いw

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メンタルにまだ余裕があった二人であった。。。


登り返しをえっちらおっちらと。

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山頂手前の登り返しは無いよな~と、グチを言いながらもいよいよ山頂へ。

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看板が言った通り、約3分チョイで石老山の山頂に到着なり~(汗)

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バス停をスタートしてから丁度1時間30分でした~(^O^)/
(その程度の登山でグチをもらしているヘタレさよw)


山頂はわりと広いです。

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お昼のモグモグタイムにはゆっくりできる場所かと思います。

でもこの時はまだ10時前でしたので、軽いおやつ程度を食し、30分ほど滞在しましたかね。


山頂からは富士山も見えていました!

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冬の時季は、富士山もハッキリと見えるのがいいですよね。

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というわけで、石老山山頂にて フェイスフラッシュ!![ぴかぴか(新しい)]

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はい。 下山は大明神山方面へ。 

しばらく平坦な縦走路が続きます。

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山中を歩いていれば、所々で野鳥の鳴き声が聞こえてきますよね。

そこでまた、隠しアイテムのバードコールを持参しました。
(雲仙普賢岳に引き続きw)

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バードコールの効果に、隊員S氏も最初は半信半疑でしたが、ジワジワと野鳥が寄ってくる光景をみて

バードコール恐るべし・・・ そんな感じでした(笑)

そう、ホントに近づいてくるんですから。


バードコールすると、小さい野鳥ほど寄ってくるような気がします。 
(ちなみにカラスやハトはガン無視w)


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上の画像のような体がやや大き目の野鳥は写真に撮りやすいのですが、小さい野鳥はとにかく動きが速いし

木に立ち止まっている時間も短いので、なかなか撮るのが難しいかな西野カナ。 

とくに写真を撮っても逆光だと、鳥なのか枝なのかもわからないw

だからって、山に望遠レンズを持参する気もまだ無くてですね。。。(^_^;) 

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しばらくは上向いて、目で楽しむだけにしますw



てくてく歩き、大明神山頂を通り過ぎると、大明神展望台に着きます。

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石老山の山頂や融合見晴台よりも展望が開けていますよ。

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いい天気[晴れ]

ここの展望台からはスカイツリーも見えるらしいのですが、どこに見えてるのかさっぱり???


ちなみにここでモグモグタイムにしている山ノボラーさんもいました。

冬ならば、ここのほうが陽射しもあって暖かいかも。
(山頂は日陰が多い)



大明神展望台からは、一気に下っていく山道となります。

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途中、目の前に大蛇が出現したかと思いましたよ。

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アナコンダが木に巻き付いているように見えますもんね。


と、、、 まだ撮り合うかい!?

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いつまでも懲りない二人である。。。



さて、道は沢沿いを下っていくことに。

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その途中、再びバードコールを持ち出し遊んでいたのですが・・・


ゲェー!!!  目の前を青い物体が横切るではありませんか!


そう、それは本物のブルーサンダー!
(肉から離れなさい)

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小さな鳥ですが、羽毛が青いです。

最初、沢沿いということもあり、山にカワセミが? とも思ったのですが、どうやら違うようでして。

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家に帰ってから調べてみると、どうもルリビタキという鳥のようです。


しかし、まさか青い鳥に遭遇できようとは。

わたくしと隊員S氏・・・ 今年は幸せになれそうです。
(あーそうかい)


珍しい鳥にまで遭遇するバードコール、、、 恐るべしやw









てくてく・・・









山道を抜け、林道歩きとなり、見えてきたのはプレジャーフォレストの観覧車。 ゴールは近いです。

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そのプレジャーフォレストには、肉マニアなら誰もが挑戦したいと思っているアトラクションがあります。
(そうでもない)

それが、鳥肌超人マッスルモンスターです。 ⇒マッスルモンスター


できれば、わたくしは挑戦したくないですけどねw





バス停をスタートしてから3時間20分・・・

プレジャーフォレスト前に到着しました。

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この日のゴールとなります。

登り終わった感想は、年初めはこれぐらいが丁度いいね・・・ が、二人の答えです。
(ただヘタレなだけですが)


あとはゆっくり、プレジャーフォレスト内にある温泉でひとっ風呂あびる優でーす。

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まだお昼前だったからか、館内は空いていました。

なかなか良いお風呂でしたよ。 山登りの後にオススメですぞい。



【石老山行程】

石老山入口バス停8:20 → 石老山山頂9:50~10:20 → 大明神山10:40
→プレジャーフォレスト前11:40  計3時間20分

歩行距離: 7.1km

標高差: 492m (累積標高 登り761m/下り764m)
消費カロリー:1734kcal

日帰り温泉  相模湖温泉うるり

反省会  同上



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