冬の塔ノ岳 【スペランカー登山隊】 [登山]
ども、てぷこだんです。
今年2015年の初登りをしてきました
今年一発目に選んだ山は、丹沢にある塔ノ岳。
標高は1491Mありマッスル
このブログでは過去に2回ほど塔ノ岳のレポ(春と夏)を書かせていただきましたが、
今回は2月ということもあり、思いっきり冬山でして・・・<寒エルジャクソン
体は肉襦袢だけど寒さには弱いわたくしが、まさか冬山に登りに行こうとは思いもしませんでしたが、
なんだか急に興味が湧いてきてしまったようで、いざレッツゴーターキンw
今回登った塔ノ岳のコースは、毎度おなじみ ”バカ尾根” こと大倉尾根。
登山道の所々にある階段を馬鹿みたいに登らされることから「バカ尾根」と呼ばれてるんですが、
わたくしのように弱気な男が、登り続けなければならない事に嫌気がさし「バカバカ」と泣きながら
登るもんだから、バカ尾根と呼ばれているのだと最初は思ってました。
でも、もし東武動物公園の元園長であるカバ園長がしょっちゅう登りに来てたら、
もしかしたらカバ尾根・・・ なんて呼ばれていたかもしれませんね。
(あんた何の話をしてる)
わたくし自身は、太った時に3kgほど一気に落とす為に登る定番の登山コースでありますが、
正月太り解消も兼ねて挑んで来ましたよ。
冬山なので、もちろん単独では行かず、スペランカー登山部の隊員N氏と共に出動。
小田急線渋沢駅からバスで登山口の大倉まで行くのですが、冬だから空いているという予想が
見事に外れた
ゲェー!! こんなに雪山目指す人いるの!? っていうくらい山ノボラーの方々がバス車内に
乗り込んでいらっさる
「あんた達も好きねぇ」 と加藤茶が言うくらい混雑しとる。
丹沢では有名な塔ノ岳。 冬でも登山者を集めるとは流石の人気だ。
AM8時52分、準備を整え大倉の登山口を出発!
山の麓にはほとんど雪はありません。
事前の情報では標高1000M(堀山の家)ぐらいから雪が積もっているとの事。
そこまではえっちらおっちらとひたすら登って行きました。
途中ね、ご老人6人くらいのパーティが前方を歩いていたのですが、ゆっくり歩いて登ってらっしゃるのは
全然良いのですが、そのパーティの後ろから我ら登山隊を含め徐々に行列となり詰まってきましてね。
通常ならそのパーティを誘導している先頭の人(リーダー)や、一番後ろの人(サブリーダー)が後方で
詰まっているのが確認できれば、速い人たちを追い越しさせるのが普通だと思うのですが、そのリーダー
が頑固ジジイなのか、まったく道を譲ろうともしないんですよ。
道が広ければこっちが勝手に追い抜いて行くのですが、追い越しするにはちょっと狭い道続きで、
できればもうちょっと他の登山者さんに気を使ってほしかったなぁ。 しかもパーティのリーダー
でしたら、その辺の譲り合いの知識はあると思うんだけどなぁ!?
その行列でしびれを切らした登山者が、そのパーティの横を強引に追い抜いて行くのですが、
さすがに狭い道なのでぶつかって滑落しちゃう可能性だってある。 しかも道も凍ってて滑るしね。
(実際に滑ってる人もいました)
だからあえて言わせていただきますけど、そのパーティのリーダーらしき爺さん、、、
あんたリーダー失格だよ。 ブヘー(>_<)
結構長い時間その行列にまぎれてたから、久々に自分もしびれを切らすところでしたが、
先にN氏がしびれを切らしちゃったよw
まぁこういうしびれを切らすとか、焦り?みたいなものが登山には一番危ないから、
その辺も砂肝に命じて・・・ でなくて肝に命じて山登りしなければと、自分も反省。
どこかで追い抜くタイミングは必ずあるからね。
さて、ひたすら登り続けるバカ尾根。
今年一発目の山にしては、わたくしには少しハードだったかな。
(N氏は余裕の表情・・・ ゲェー!! オイテカナイデェ)
道はどろんこ戦隊ヨゴレンジャーの悪路だし、おっさんにはこの登りは疲れたよw
さてさて、登山口を出発してから約2時間半、、、 頂上手前の花立山荘に到着。
ここまでえっちらおっちらと調子良く登ってきたから、汗もかくし薄着で登って来れましたけど、
ここに着いたら急に寒くなってきた。
ここから頂上まではアイゼンがないと滑って転んで大分県(危険)なので(←それ古いな)、
もちろんオラ装着するだ。
アイゼンを装着したので滑りのほうは対策万全だけど、もうひとつ問題が・・・
そう、わたくしの登山靴・・・ 上の画像を見ての通りサイドが切れてるんですよ。 しかも両足共w
(ぶった切れるまで使ってやるぜ~)
雪にズボって埋まれば、靴の中にしみてくることウケ合い。
(まぁ案の定、雪の中に埋まったらシミテクトでしたがw)
標高も1000Mまで上がって来たし、寒くなってきたのでダウンジャケットを着たんだけど、
今頃気付いたよ。 わたくしのジャケット、スペランカー先生の服装と同じカラーだってことをw
だからって 「先生」 とは呼ばないでくださいね。
わたくしはあくまで 「団長」 なのだから。
(知らんわ)
表尾根のほうも完全雪化粧ですね。
あっち側は鎖場とかあるから危ないでしょうし、登山者いるのかな?
しかし天気予報だとその日は「晴れ」のはずだったんだけど、いつも通り曇り男健在で、
ずっと曇ってた
振り返れば湘南の海が見えました。
あ、、、
画像にカップルさん写ってらっしゃいますが、いやはや助かりました~
というのも自分、歩いてて気付かずに手袋落としましてね。
わたくしの後方を歩いていた
そのカップルさんが手袋を落としたのを気付いてくれて拾ってくれたんですよ。
あ~~ どうもありがとうございやす~
そのフカフカの手袋が無ければ、この後の山頂で手が凍傷ダイモスになっちゃうところでしたよ。
だってその手袋、あったかぃんだからぁ・・・
・・・・・
ブヘー(>_<)
しかし雪道をアイゼンで歩く感覚、たまりませんねw
アイゼンの尖った刃でザクッザクッというその感覚は、おそらくウォーズマンがティーパックマンの
身体をベアークローで貫いた時の感覚に似てると思う。(←病気)
さて、雪道を楽しみながら登ってきましたがいよいよ山頂へ。
PM12時25分、スタートから3時間33分(←ゾロ目だw)塔ノ岳に登頂です!
雪が無い時に登るのとそんなに工程時間変わらなかったから進歩してるのかすら。
わたくし自身、雪の塔ノ岳は初めてでしたが、なかなか面白かったですね。
山頂付近のフカフカの雪の上を歩くのって、新鮮な登山でした
ということで、記念に一枚パチリ
しかし寒いぜ・・・
せっかくの山頂なのに景色はイマイチですた。
快晴なら富士山がバッチリ見えるのになぁ。
前日は快晴だったらしいじゃない?
この日の予報だって晴れのはずだったのに(何度も言うな)
雪までちらついてくるし。
まあなにはともあれ寒風が吹きつけて寒いのなんの。
最近全然スキー場とか行ってないからこういう寒さを忘れていたよw
しかし山頂でじっとうずくまっている人は何をしてるんだろうな?w
寒ければ山小屋に入るとかすぐ下山すればいいのに^^;
そんな山頂の状況がどんなだったかは動画を載せておこうジャマイカ。
(たいした動画じゃないですけどね^^;)
腕時計の温度計では-9℃を指してたw
寒いのでとりあえず山荘に避難して暖をとることに。
ストーブが暖かくてね、猫ちゃんもストーブの前を占拠してましたw
あ・・・ この写真はまわりをぼかしたり加工とかしてるんじゃありませんで、
ただレンズが曇っちゃってるだけですw
尊仏山荘には美味しいコーヒーがあるという噂を昔に聞いたことがあったので、
初めて飲んでみることに。
こういう寒い中で飲むコーヒーだから美味く感じるとかじゃなくて、本当に美味かったです。
「今まで飲んだコーヒーの中で一番美味いかも」 と、N氏も絶賛!
ストーブの前に缶カラが置いてあったんだけど、三本コーヒーだったか三本木コーヒーだったか
そのコーヒーなのかな?
普段コーヒーに砂糖は入れないんだけど、マンガ 「岳」 でも三歩が砂糖入れて飲んでたし、
久々に甘いコーヒーとして飲んだなぁ
どうも御馳走さまでした。
さて、下山は登ってきたバカ尾根をピストンで。
PM1時10分に下山開始。
標高を下げていくうちに雪も無くなってくるので、なんだか淋しい気分にw
下山は一気に下りてきました。
PM3時45分、無事下山!
道中、一度や二度は滑って転倒するかな? なんて思ってましたが一度も滑らなくて良かった。
スペランカー登山部なだけに、スベランカーにならなくてさ。。。
・・・・・
ブヘー(>_<)
工程
【往路:3時間33分】
大倉AM8:52 ⇒ 堀山の家AM10:42 ⇒ 花立山荘AM10:42 ⇒ 塔ノ岳山頂PM12:25
【復路:2時間35分】
塔ノ岳山頂PM1:10 ⇒ 大倉PM3:45
冬山登山の打ち上げに寄ったのは、登山部のアジトのひとつでもある 「なお吉」 さんへ
(海老名駅のビナ横丁にあります)
焼き鳥がメインの居心地いいお店だ。
しかもここのビール大ジョッキは、ビール超人にとっては満足のいく大きさw
リッタージョッキとまではいきませんが、それに近い量は入ってます
そして砂肝超人としては、これを酒の肴に・・・
砂肝えんがわのポン酢炒め。
最初ね、砂肝とエンガワが一緒に入った炒め物かと思ってたら違ってた。
単なる砂肝の縁側ということらしい。
どうりでエンガワが見当たらないと思うたよw
素人なので寒いのになんで雪山登るの?と思ってしまいますが、「春夏秋冬」その時の季節によって見える景色が違うんでしょうね♪♪
山は色々な顔を見せると言いますし、冬登山ならではの楽しみ方もありそうですね(^o^)/
(雪道をサクサク歩く、熱いコーヒーが美味しいなど♪♪)
歩けば体も暖まりますし♪♪
「岳」でもありましたが山頂でチキンラーメンとか少し憧れます(笑)
シニア部隊は後ろが詰まってると気付いていたんでしょうか?
登山ブームでマナーを知らない、にわか登山者も多そうです(汗)
山でのシニア層の遭難、事故を新聞で見ますからね。
「帰るまでが登山!最終目的地は我が家!」でしょうか(^^ゞ
天国まで登っちゃ〜ダメよ〜ダメダメ♪♪(もう古いかw)
登山靴はビニール袋などで足をカバーしてから履くと染みないかも知れませんね(*^-')b
by オガジョ (2015-02-11 18:10)
のろのろ集団によって後ろの渋滞を
引き起こした・・・
それはつまり渋滞がひとつの
大合併グループともとれますね!
リーダーがドヤ顔で「このペース、
乙なもんだろ?」とサムズアップして
タザハマさんのように総スカンを食う
ところまで想像できましたw(なんだそりゃ)
美味しいコーヒーは格別でしょうね~
こちらはジョージア地獄で泣いています。
by ジョナ (2015-02-11 20:09)
やはり同じビール超人属性としては、記事終盤に着目してしまいます。
アジト「なお吉」さん…これまた魅力的な落ち着く空間なんでしょうね。
ビールを撮った画像の背景から察するに、カウンターですかね?
テーブルに置かれている布陣が、三条の焼き鳥聖地「串ぼうず」を彷彿とさせるぜ~!
砂肝のポン酢炒め…これまたかなりの実力者と見た!
そして砂肝とえんがわ…もしこの二つがタッグを組んでしまったら。
1+1が3にも4にもなりそうですwww
by ゴクモンキ (2015-02-11 22:08)
雪山は寒そうですねー(^_^;)
私も山小屋の猫ちゃんと同じくストーブの前から離れられないよw
アイゼン効果、かなりありそうですね!
都会に雪が降ったあとは道が滑る箇所が所々に出てきますが、団長が通勤にアイゼンを履いてる姿が目に浮かぶよwww
by モーターマン (2015-02-12 09:08)
オガジョさん コメントありがとうございます^^
>素人なので寒いのになんで雪山登るの?
ホントですよねw
自分も最近までそう思ってたんですよ。
なんであーなってそうなってこうなった?のかと思ってしまいますが、一度は雪山登山を
してみたかったというのもありますかね^^
>「岳」でもありましたが山頂でチキンラーメンとか少し憧れます(笑)
山グルメって今は豊富なメニューがいっぱいありますが、
チキンラーメンはラーメンの中でも定番中の定番!
しかも家で食べるよりも美味しい。たまりませんよ^^
今回は山荘でカップラーメンを食べてしまいました。
屋外で作ってたら凍死しちゃいそうでしたからwww
>シニア部隊は後ろが詰まってると気付いていたんでしょうか?
気付いてますね。
先頭の爺さんなんかはパーティメンバーの動向を知るのに
後ろを何度も振り向いていましたから^^;
関係ありませんが、あーゆー爺さんは車道とかで無駄にクラクションを鳴らすタイプですwww
>「帰るまでが登山!最終目的地は我が家!」でしょうか(^^ゞ
その闘志! 正解です^^
ちなみにバナナはおやつの内に入りますよw
>登山靴はビニール袋などで足をカバーしてから履くと染みないかも知れませんね(*^-')b
そういう対策もモハメド・アリかもしれませんw
ただ、かなり蒸れちゃうと思います^^;
水虫コロリですw
by てぷこだん (2015-02-12 17:32)
ジョナさん コメントありがとうございます^^
>渋滞がひとつの大合併グループともとれますね!
そのグループを率いるリーダー、、、行列同士でジャンケンをして、
負けた行列は勝った行列の後ろにつながらなければならない・・・
もしやあのジェンカをやりたかったんでしょうかwww
>タザハマさんのように総スカンを食うところまで想像できましたw
そういえば、リーダーはタザハマ氏に顔が似てたかも(←病気ですw)
>こちらはジョージア地獄で泣いています。
苦しそうな地獄ですねwww
自分は今回スルーしてますよ^^
と言っても、まだ一度も肉コラボの自動販売機を見かけていないのですが・・・orz
by てぷこだん (2015-02-12 17:37)
ゴクモンキさん コメントありがとうございます^^
>アジト「なお吉」さん…これまた魅力的な落ち着く空間なんでしょうね。
そうなんですよ。店内はわたくし好みの昭和レトロな雰囲気に仕上がってまして、
オブジェの看板とか自販機とか古い錆が入ったものをあえて展示している感じですw
>ビールを撮った画像の背景から察するに、カウンターですかね?
まさに! カウンターアタック希望ですw
(しかし大友中のカウンターアタックほど恐ろしいものはないぜ~w)
テーブルや座敷だと2時間制になるのですが、カウンターは3時間制なので
できるだけビールを摂取できる時間を増やすのに利用してますよw
おお! 三条の「串ぼうず」さんを彷彿とさせる調味料の並びでしたかね?^^
新潟三条遠征ができたら、是非立ち寄りたいお店ですからね~
例のゴクモンキ流カシラの食べ方をこの目で見てみたいですよwww
>そして砂肝とえんがわ…もしこの二つがタッグを組んでしまったら。
>1+1が3にも4にもなりそうですwww
砂肝とエンガワのタッグ、是非味わってみたいですよね^^
大将にその組み合わせお願いしてみようかなぁw
しかし、まぎらわしいメニュー名でした^^;
エンガワ→縁側と知った時、モチベーションが6→9のバスター返しになりましたからwww
by てぷこだん (2015-02-12 17:42)
モーターマンさん コメントありがとうございます^^
>私も山小屋の猫ちゃんと同じくストーブの前から離れられないよw
その日の山頂は激寒だったので、山荘の中は登山客で混雑してたんですよ。
この時山荘のスタッフさんが「ひとり30分まで!」と時間制限してましたので
もしそこにモタちゃんがいたら、速攻退場させられていたことでしょうwww
>団長が通勤にアイゼンを履いてる姿が目に浮かぶよwww
ありがとうございます^^
本気でアイゼン出勤を考えてる自分が怖いですwww
by てぷこだん (2015-02-12 17:44)