ピーカンなんだよ日光白根山 【スペランカー登山隊】 [登山]
1日目からの続きです。
初日、男体山の登山を終えた我々は、奥日光湯元にある 「おおるり山荘」 に宿泊し、
その日の疲れを癒しました。
なにより、そこは硫黄の臭いが漂う温泉地。
にごり湯の温泉はとにかく最高の癒しでした。
ドラクエで一泊した時の効果音が流れるってもんです。
(あーそうかい)
食事はバイキング形式で、時間制となっていますが、なんとも夕食時の生ビールが
無料飲み放題という太っ腹! (第3のビールですけどw)
思わずジョッキ4杯も飲んでしまいました。
せっかく減らした体重が元も子もないですw
それでいて宿代が、ひと部屋3人で各人五千円台というから驚きだ。
山小屋が八千~九千円台を考えると、温泉入れるし個室だし、かなりのお得感ですよ。
宿を選んだオレ、流石だぜ~
(自分で言うな)
でもビール飲み放題だという情報は、チェックイン時で知ったというw
2日目の朝、わりとゆったりと起床しました。
朝風呂に入って、朝食食べて、宿を出たのがAM9時。
一路、日光白根山登山口のある丸沼高原へと車を走らせる。
宿から30分程で現地に到着だ。
その日は土曜日のせいか、朝から駐車場は登山客の車で賑わってました。
しかしながら我々、初日の男体山がこたえたのか、階段の上り下りだけでも足が小鹿状態w
これから白根山登れるんか? と、一抹の不安はありましたが、そうなることは予測済み。
今回はロープウェイを使ったコースを選択だ。
(これもれっきとしたコースです)
宿泊した奥日光湯元の温泉地から登れるロングコースもあるのですが、それだけは体力的に無理っす
ロープウェイのチケットを購入し、いざ山頂駅へとロープウェイに乗り込む。
この日は前日と違って天気もピーカンです
ロープウェイで標高を上げていくと、日光白根山のテッペンの姿が見えてきました。
その姿は、なんとなく 「山」 という文字にも見えますよね。
山頂駅に着くと、目の前にドドーンと白根山が!
まさに活火山といった風貌です。
日光白根山の標高は2578M。
関東地方最高峰の山です。
標高約2000mの山頂駅からは、約2時間半かけて頂上まで標高差578mを登って行きマッスル
まぁ前日の男体山の約半分の標高差ですから、気持ちは和やかですw
頂上までの登るルートは複数ありますが、今回選択したルートはこちら。
登りは山頂駅から七色平分岐を経由し、白根山山頂へ。
下山は弥陀ヶ池に下り、座禅山コースを通って血の池地獄を経由。 そして山頂駅へと戻るルートだ。
と言っても、当初出発前に予定していたコースとは違うのですがね。。。
(途中、道を間違えたのである)
というわけで、AM10時30分スタートじゃ!
この鳥居みゆきをくぐってスタートします。
白根山の神社も二荒山神社なので、男体山と一緒ですね。
鹿対策のゲートを抜け、最初は平坦な道を歩いていく。
やっぱり日陰は涼しくて助かります。
樹林帯の中を歩き、徐々に高度を上げていく感じのコースです。
1時間半くらい歩いて、ふと開けた先には出発地の山頂駅が見える。
もうここまで来たんかぁ・・・と、良いペースで登っていけてます。
男体山と違ってハイキングコースになっているので、とても気分良く歩けますよ。
休憩は頻繁にとっているものの、あっという間に森林限界を過ぎました。
一気に視界が開けてきます。
ここから山頂に向かって砂礫の道が続きます。
陽射しを遮るものがありませんが、風が吹いているので暑さはそれほど感じませんでしたね。
えっちらおっちら
前方に小学生の遠足部隊が縦に連なってましてね。 大渋滞にハマってしまいました
砂礫の道な為、登るにも滑るんですよね。 なので中々前に進めない子供達・・・
それが渋滞の原因。 (強風も影響してたかな)
子供達はともかくとして、引率の先生方がスニーカーだったのには驚かされました。
そりゃあ、先生方も滑るでしょうに。。。orz
そんな遠足部隊の横をスイスイと抜いていく我々スペランカー登山隊。
抜かれまいと、負けじと争ってくる男の子もいるw
どうだい坊や? 大人がお金に物を言わせて手に入れた登山靴は滑らないんだぜ。
こんな道でもス~イスイさ。 カーカッカッカッカ。 (←相当大人げない悪魔超人)
・・・と、遠足部隊に勝ち誇ったところで休憩。
ふぅ~ 遠足部隊を抜かすのに結構体力を使っちまったぜ~
でもいい天気やな~
思わずカシャカシャと連射機能でパノラマ撮影
どうだい坊や? 大人がお金に物を言わせて手に入れたカメラは高性能なんだぜ。
羨ましいだろう? カーカッカッカッカ。 (←しょうもない悪魔騎士め)
スタートから歩くこと約2時間・・・
日光白根山の山頂が目の前に!
狭い山頂は登山者で賑わってます。
山頂の記念写真撮るにも順番待ちですよ。
山頂に立たない訳には行かないので、とりあえずあの場所に行くぜ~ と、思った矢先・・・
滑って尻餅つきました
(ガッデム!!)
どうだい坊や? 調子こいてると、こうなっちまうんだぜ。
(自業自得)
・・・・・
10分程並んで、待望の山頂へ。 (~PM12:30)
ゲェー!!! おいらの頭で標高の一部が隠れてしまったわい
(2578mでつ)
・・・・・
というわけで、やりました。
また新たな1ページが刻まれました。
日本百名山、、、21座目を制覇!!
(わ~ ぱふぱふ~)
これで残りは、あと79座ですが・・・・・
絶対無理だよ!!
はい、三角点にもタッチ。
ここは2等のようですね。 しかも 三肉点 ではありません・・・
残念です。
(なにが?)
山頂ポイントに長居はできませんので、ちょっと離れた小高い岩の上で登頂のポーズ。
(特に意味は無い)
360度、景色は最高ですよ。
前日登った男体山と、中禅寺湖も目の前に見えまする。
前日はあっちからこっちが見えなかったもんね。
しかし本当に素晴らしい景色で、今回は天候に恵まれました
眼下には五色沼も見えて、絶好のビューポイントです。
山頂では登山者の皆さん、お弁当を広げて楽しんでらっしゃいましたが、我々は下山してから食べることに
していたので、ここに30分程滞在し、早々に下山することに。
腹が減ってきた。
やっぱり弁当持ってくれば良かったなぁ・・・と、3人で後悔しまくりです
五色沼のほとりに行くことを予定していましたが、時間もないので今回はパス。
(本当はお腹が空き過ぎてパス)
下山は、弥陀ヶ池方面へとショートカットして下っていきます。 (PM1:00~)
遠くに見えるフタコブの山は、尾瀬にある燧ヶ岳。 東北地方最高峰の山です。
尾瀬もいつかは行かねばね。
しかし弥陀ヶ池への下山道・・・ かなりの急坂でした。
しかも岩場。 しかも強風。
ここを下りる際は、三点確保で十分お気を付けくださいまし。
下りてきた岩場の急坂を見上げる。
逆に、ここを登るのは大変だけど、もしかしたら楽しいかもしれません。
えっちらおっちら
ここが噂の 血の池地獄 です。 (~PM2:30)
肉的スポットとして、ジャンクマンで有名ですよね。
(なにが?)
グムー。 しかしどうなんだろ?
色がそんなに赤くないような?
どっかの温泉みたいに、赤いバスクリンを入れてごまかすしかないかもしれません。
(そんな必要はない!)
そんな、赤くない血の池地獄から(はっきり言うな)歩くこと30分・・・
下山終了。 (~PM2:50)
山頂駅にある喫茶でお蕎麦でも食べようと思ってたのに、売り切れでないでやんの。
蕎麦が売り切れって・・・orz
【日光白根山工程】
歩行距離: 約6.1km
山頂駅(AM10:30) ⇒ 日光白根山頂(PM12:30~PM1:00) ⇒ 山頂駅(PM2:50)
計4時間20分(山頂休憩30分含む)
温泉: やしおの湯 http://www.kousha.or.jp/spa_yashio.php
反省会: なし
ヘイ!旦那。 蕎麦がねえなら寿司でもどうだい!?