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ララサンシャインだよ日向山 【スペランカー登山隊】 [登山]


日向山表紙.JPG


♪ララサンシャイン ララサンシャイン ララサン
川魚かな?


(なにが?)










・・・・・










(夕飯のおかずが?)



むむっ。 山梨県は南アルプスの北に位置する日向山に登ってきました。


山梨に出張する仕事があり、職場では希望者を募るも誰も手を挙げる人がいなかったので、

しょうがなくわたくしが手を挙げ、仕事を引き受けることに。

(あんたわざとらしいんだよ)


その日の仕事を終えたら、翌日会社を休んで山に行くしかないぜ!

と、思うようにしないと出張の仕事なんてやってられませんよね。

(あんただけだよ)




出張先に伺い、先方の担当者さんと挨拶を交わした際・・・

「もしかして山に行かれるんですか?」 と、聞かれる始末。


ゲェー!!  どうしてわかったのだろうかと不思議でなりません。

(ザック背負ったあんたを見れば一目瞭然だ)





その日の仕事を淡々と終え、翌日バスで登山口に移動する為、韮崎駅周辺の旅館で一泊。


今夜は居酒屋には行かず、部屋で一杯やろうかな~と思い、でっかいスーパーでビール3缶と

おつまみ等を買い込んで旅館にチェックイン。


すでに汗だくだし、一杯やる前に風呂でも入って来よう!と思い、ビールを冷蔵庫に・・・って、ゲェー!!





部屋に冷蔵庫が無い!


もしかして洗面所に置いてあるのでは?  クローゼットの中か?


もしやベッドの下?

(ないない)


ブヘー(>_<) 冷蔵庫が部屋に置いてないでやんの。  ピンチじゃん。


もうね、こうなったら速攻スーパーウルトラダッシュスパーク(←意味不明)で風呂に入ってくるしかない。


せっかく冷えたビールを買ったのに、ぬるくなってたまるかい!


ですが風呂上り、案の定ビールの2缶目と3缶目は常温ビールとなってしまいました。 アワワ・・・。



( ↑ この話のくだりいる?)






























♪ララサンシャイン ララサンシャイン ララサン
爽やかな朝  (←それが正しい。なにが川魚かな?だ)


そんな朝を迎えました。


部屋のカーテンを開けると、窓からの陽射しで太陽拳を喰らう。


それぐらい天気はかなり良さそうです。。。[晴れ]




旅館をチェックアウトし、韮崎駅前に来ると、若干ですが富士山が見えていました。

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韮崎と言えば、あの中田英寿氏がサッカーの名門韮崎高校出身で有名ですよね。


駅前にはサッカーボールのオブジェがあるほど、サッカーが盛んな町でもあるのでしょう。

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(銅像のモデルはヒデじゃないよね?)


ちなみに、ヒデの日本代表ユニホームTシャツをいまだに持っていますが、それを着て韮崎駅前に立ってたら

やっぱりおかしいですかね?

(おかしいです)





コンビニで食料を調達し、レジに持っていくと元気のよい店員のおばちゃんが・・・

「あら? 今日はどこか登られるのかしら?」 と、話かけられました。


ゲェー!!  なんで山に行くってわかったのだろうか。

(だからザック背負ってればわかるでしょうが)


「ええ。 今日は日向山に登ろうかと・・・」 と、わたくし。

「あらそう? たしか、あそこの山頂は・・・  マウンテンビーチよね?」 と、おばちゃん。


おおっ! まさかおばちゃんから 「魔雲天」 という言葉を聞けるとは思いませんでした。

(そっちの魔雲天じゃない)


冗談はさておき(冗談なの?)、、、  そう・・・日向山の山頂はマウンテンビーチなんです。


そこは白い砂浜。 他の山では見られない風景が広がっている・・・・・・・・・・・・・らしい。










韮崎駅のバス停には平日にもかかわらず山ノボラーの方々がチラホラと。


しかし甲斐駒や日向山方面に行く市営バスに乗り込むも、乗客はなぜかわたくし一人のみ(笑)


あれ!? なんでみんな乗らないの?

(ほとんどの方々が瑞牆山方面に行かれたよう)



乗ったバスは、甲斐駒の登山口だってあるのに・・・って、そうか! 日本三大急登のひとつ ”黒戸尾根” は

スーパーウルトラハイパーMAXスパーク(←意味不明)並に疲れる急登だし、みんな警戒していると? 


なるほど。 そんなわたくしも警戒しました(笑)


甲斐駒は昨年、北沢峠から登っているし、その黒戸尾根に挑戦してみたい気持ちもあったけど、

今回はその気持ちを押し殺しました。

(もともと登る気がないだろうが)


なので、今回は日向山へと足が向いたのです。










さて、バスに揺られて40分ほど、今回の登山の起点となる ”道の駅はくしゅう” に降り立ちました。

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はくしゅう・・・ そう、ウイスキーで有名なあの白州ですよね。


近くにウイスキーの蒸留所があるくらいですし、水がおいしい証拠。


南アルプスの天然水とでも言いましょうか、道の駅には無料の水場があり、水を汲みに来ている人たちで

賑わっていました。 (コンビニで水を買ってしまったではないかw)

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この日、日向山へのチャレンジはわたくし一人の単独行。


他のメンバーは夏休みの補習に追われて来れないとの事。

(あんたと違って仕事中だよ)



登山のスタートはここ ”道の駅はくしゅう” から始まります。


日向山地図.jpg

マイカーやミランダ・カー(レンタカーのこと)があれば、その先の林道を走り登山口まで行けるので、

正直羨ましい限り。


車でないわたくしは、当然林道を2時間かけて登山口まで歩いて行かなければなりません。


途中、林道で抜いていった数台の車にどれだけ嫉妬したことか(笑)


誰も 「乗ってく?」 とか言ってくれないし。


車が通過していく度に 「ズルだね」 と、無意識に呟いていた自分がいました。

(知らんよ)





コース上にトイレはありませんので、道の駅でトイレを済ませてから日向山方面へと出発。(9:30START)


そして、日向山は山梨百名山にも選ばれている山だということ。


ということで、無駄にお届けするこの企画・・・・・










山梨百名山全制覇(その気もないのに無理するな)
プロジェクト!
 なり。










てくてくと歩き始めて最初に目に飛び込んできたのは、この飛行機。

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歩いていれば、ひと目で目につきます。

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このような昔の飛行機を見ると、駄菓子屋とかで売ってたゼロ戦の紙飛行機を思い出しますよね。


それとインスピレーションで、悪魔将軍の肉弾急降下爆撃を思い浮かべる人も多いんじゃないかな。

(希薄だよ)










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てくてくと歩く中、地図上まっすぐな道を行けば良いものをなぜか道を外れてしまっていましたw


道路工事中の所で惑わされ、車道の道なりに進んでしまっていたようです。

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ですが、この田園風景の中で山に向かって歩くこの道は中々よいですね~ 


これから山に入って行くぞ! という高揚感を持たせてくれます。


米の収穫の時期ということもあり、秋を感じさせる風景でありました。


ちなみに秋は個人的にも好きな季節ですが、季節限定の秋味というビールはあまり好みではありません。

(そんな情報いらん)









道を外れてしまったので正規な道?に戻ると、ちょうど家の前を掃除していたおばあちゃんがいました。


この道が日向山の道で合っているかを訪ねてみる。


「すみませ~ん。 日向山の登山口に行くのはこの道で合ってますかね?」


「え? 日向山? あ~、ここから歩いてくんかい? そりゃあご苦労様です。

みんな車だもんね、あそこ(矢立石)まで行くのは。 気をつけていってらんしゃい。

あたしゃもう歳だからもう何年も登ってないわよ。 足腰がもたんわ(笑)

・・・んで、あんたどっから来たの?」 


・・・と、結局道が合っているかも教えてもらえず5分ほど談笑w


もう一度聞くのもなんなんで先に進むと、案内標識があったので合っていたようです。

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しかし登山口までまだ4.8kmもあるのかと・・・(汗)




甲斐駒ヶ岳との分岐に来ました。

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黒戸尾根に挑戦される方は左へと進路をとり、日向山は右へ。




単調な林道歩き。

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樹林帯の中を歩かされるので、景色は皆無です。


9月中旬、まだまだ気温も暑く、陽射しを遮ってくれてるのだけはありがたい。





林道では定番のミラージュマン。

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とくにカメラで撮るものがないから。


[本] ミラージュマンとは、山岳用語で 「カーブミラーに映った自分をカメラで撮る男」 の事を指す。




















えっちらおっちら



















道の駅から歩くこと1時間半・・・  矢立石登山口に到着。

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コースタイム2時間のところを30分短縮ですよ。


我ながら珍しく速いなと。


ただ途中、無駄に走ったりもしたんですけどね(笑)


グレートトラバースの田中陽希氏も、こういう林道では走るんだろうなぁ・・・とか思って真似してみたという。


でもやっぱり疲れたという(滝汗)


[本] 来年早々から グレートトラバース3 が始動するようです。 (→日本三百名山制覇に挑む)










駐車場はご覧の通り・・・

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ズルの人達で一杯でした。

(ズルって言うな)





さて、登山口から山頂までは、あと約1時間40分との事。

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当初は山頂を経由して、周回コースの尾白川林道で廻って来ようと思っていたのですが、ご覧の通り

先の登山道は通行禁止に。 なんでも滑落事故があったからだとか。


なので、結果ピストンすることに。









登山口入口に 「10-0」 という看板がありました。


高校時代に、サッカーの名門修徳高校に10-0で負けた試合を思い出すのでイヤな数字です。

(知らんよ)


最初は意味がよくわかりませんでしたが、登って行く度に看板の数字が上がっていきました。

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10-5、、、 「ここは5合目」 とかそういう意味なのかもしれません。




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単独行だと必ずやるヤラセね。

(もう説明しなくていいよ)




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小さい秋みつけた。





10-7、10-8 と過ぎて行く。

(なんか、スーパーマリオの面クリみたいだな)


ここまで来るのに数組の方々を追い抜いて来ましたが、おそらく、追い抜いていった

わたくしの事を 「あっ! あの人林道を歩いてた人だ!」 と、思われていたに違いない。


フフフ・・・ 抜かしてやったぜい!


どうだまいったか! おれの体力を思い知ったかーっ!!  カーカッカッカ! (ドヤ顔)


・・・と、そう思うようにしなければ、ここまで歩いたきた努力は報われません(笑)


しかしながら、休日にだけジョギングを始めてから1年半以上は経ちますが、今では22kmを楽に走れるように

なったことにより、体力や持久力はかなり付きましたね。


30代の頃より40代の今のほうが体力があるのですから、人間の身体は末恐ろしい(笑)


痩せる為に始めたジョギングが、今では登山の為に走っているようなもの。


ある意味これは、わたくしの身体が人間から超人に生まれ変わる過程の中なのかもしれません。


ウララ~~~

(勝手に思ってなさい)







熊笹の森を歩く。

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この道の途中、おばちゃん二人組が前方にいまして、ひとりのおばちゃんが前屈みになりながら

靴紐を直していました。 近付いていくと、こっちに気付いて二人で爆笑しているのです。


「あらやだ、男の人にお尻向けちゃったわ(爆)」 と、すれ違い様に言われたのですが、

「全然大丈夫です」 と、なにが大丈夫だったのか? 言った自分も意味がわからず(笑)




10-9 には雨量計がありました。

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アメダスの雨量計ポイントを見たのは初めてです。




分岐に来ました。

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登山道と三角点に分かれているんですが、日向山の山頂はその「三角点」と示された方のようですね。


マウンテンビーチのある場所が雁ヶ腹という場所で、本当の山頂はその三角点のある場所のようです。


ということで、右に行ってみましょう。



















♪ララサンシャイン ララサンシャイン ララサン
眩しい太陽





・・・って、ゲェー!!!
















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なんでサンシャインがここにいる!?

(あんたが出張にも持参したんだろうが)




・・・・・




いや~ ここまでの森高千里のララサンシャインを歌うくだりはそういうことだったのですね?

(あんた白々しいんだよ)



サンちゃんとは、エジプトに一緒に行った時以来ですね~


あの時はナイトエクスプレスに乗ったよね~

※その時の映像はこちら ⇒ 世界の車窓から S氏エジプト編



そんなわけで、三肉点の上に立つサンちゃんにより、わたくしに新たな1ページが刻まれました。






山梨百名山25座目を制覇!

( わ~ ぱふぱふ~[手(パー)][手(パー)][わーい(嬉しい顔)] )




そんでもって残り75座・・・・・







































その気もないのに無理するな!




・・・・・




はい。 三肉点のある場所からもとの分岐に戻ります~。

(山頂は三肉点があるだけで、森に囲まれ景色はありません)






戻ってからすぐですかね、マウンテンビーチへと開ける道が!

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すでに道は砂浜みたいです。





いよいよ道の駅をスタートしてから2時間50分・・・・・



























































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砂浜に出たー(^O^)/



なんなんですか? この白さは(笑)

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いや~ まさにビーチです。 マウンテンビーチとはこの事かと。


松田聖子の 「白いパラソル」 が脳内に流れてきますね~♪

(ララサンシャインじゃないのかよ)


崖の端に行くと、まるでアリ地獄のように吸い込まれそうです。

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悪魔六騎士の地獄めぐりNo.9ぐらいでしょうか。

(言ってる意味がわからんよ)


ちゃんと日向山の山頂標識もありますよ。

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展望はと言うと、まずは東側に八ヶ岳が見えますね。

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裾野までクッキリと見えてます。


そして逆の西側には甲斐駒ケ岳の勇姿も。

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そういえば甲斐駒の山頂も、日向山ほどではありませんが、砂浜っぽかったような・・・???

(思い出せないw)







ということで、日向山にてフェイスフラッシュ!![ぴかぴか(新しい)]

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・・・・・









ん? あれ? サンちゃんは?







































・・・って、ゲェー!!!







































サンシャイン1.jpg

サンシャイン2.jpg

DSC05729.JPG

無駄に再現しとる。


マウンテンビーチを堪能しとる。

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砂風呂に入ってるみたいだ。








・・・・・









うむ。 そんなサンシャインに似合うような山、日向山はいかがだったでしょうか。


是非、サンシャインのフィギュアでも持って、山頂の砂浜に遊びに行ってみてください。


サンちゃんの絶好の撮影スポットになるかと思いますよ。

(そうでもない)









山頂には1時間以上はいましたか。  そして、いざ下山です。


登ってきた道を戻って帰るのですが、ひとつ山と高原地図に言いたい。


日向山地図_訂正2.jpg

矢立石駐車場から分岐までの林道下りは、絶対40分じゃ無理っす! ぜったい無理っす(滝汗)


かなり早いペースで歩いてきたのにジャスト1時間でしたよ。


林道は緩やかな坂道。 登りが1時間半でしょ? 下り40分ってぜったい無理だと思う。


このタイムロスのせいで、下山後の温泉はゆっくりできると思ったのに、1時間もいられなかったよ(泣)

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前方に見える建物が、名水公園内にある温泉施設です。


公園の入口に入ってスグかと思ったら、温泉施設までかなり歩かされましたよ。


帰りのバスの時間もあるので、正直焦らされました。。。(^_^;)


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緑と黄色のコントラストがまた良い景色ですね。 


甲斐駒ケ岳も見えていたのですが、あっという間に雲に隠れてしまいました。





【日向山工程】

道の駅はくしゅう(9:30) ⇒ 矢立石登山口(11:00) ⇒ 日向山山頂/三角点(12:15)
⇒雁ヶ原(12:20~13:30) ⇒ 矢立石登山口(14:30) ⇒尾白の湯(15:45~16:45)
⇒道の駅はくしゅう(17:20)    計7時間50分(休憩+入浴時間含む)


歩行距離: 18.5km
標高差: 1049m (道の駅はくしゅう~日向山山頂)

日帰り温泉: 尾白の湯
反省会: なし




【山バッジ情報】

竹宇駒ヶ岳神社側の駐車場売店に、日向山のバッジが売っているとの情報は入手していましたが、

今回は別コースを歩いていたので買いに行けず未確認。


DSC05740.JPG


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