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雲仙普賢岳 【スペランカー登山隊】 [登山]


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師走迫る12月中旬、、、  仕事で出張先の長崎へと飛びました。

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機内から見下ろす富士山・・・。 

雲海広がる富士山のてっぺんには笠雲がかかっていたんですよ。

自分自身、地上から見た富士山に笠雲がかかった場面を一度も見たことがなかったのに、
まさか上空から見られることになろうとは。

わたくし、レアでしょ?
(なにが?)





さて、2018年を締めくくる山として、長崎県は島原半島にある 雲仙普賢岳 に登ってきました。

出張で長崎まで赴きましたが、せっかく遠くまで仕事をしに来たのだから、翌日に有休を取ってでも
山に登らないわけにはいかないでしょ?

職場のホワイトボードには、水曜~木曜まで 「長崎」 と書き、金曜に 「休み」 と書いておきましたが、
きっと職場では誰もわたくしが山に行っているとは思うまい。
(バレバレだよ)





雲仙普賢岳は、1991年に大規模な噴火で火砕流が発生したことでも知られています。

火砕流の凄まじいあの映像は記憶に残る程で、あれから30年近くも経っているとは思えないほど
未だ鮮明に覚えていますね。

今もなお、火山は活動中ですが、1998年に火山も下火になり、登山も解禁となったようです。


「雲仙普賢岳って登れるんだ?」 と、思ってる人はいまだに多いんですよ(笑)

それを何人に言われたことか・・・(^_^;)


現に、あの昭文社 「山と高原地図」 でさえ、雲仙普賢岳はラインナップにありませんからね。
(なんでなの?)


雲仙岳は山の総称であり、その対象となるのは 三峰五岳 と言われており、その三峰は主に
普賢岳、国見岳、妙見岳を指すんだとか。

でも、最高峰は昨今の火山で出来たばかりの平成新山。

長崎県で一番標高が高い1486mです。

日本で一番新しい山ですが、今でも立入禁止区域な為、登ることはできません。


山頂を目指すなら主峰の普賢岳で、標高は 1359m になります。

そこの山頂から目と鼻の先にある 平成新山 を拝むことが今回の目的。

まだ噴煙が上がる真新しい山を是非この目で見ておきたいじゃないですか。


そして、スペランカー登山隊としても今年最後の山登りとなりました。

振り返れば、今年は今回の普賢岳を含め、九州三座も登るとは思ってなかったなあ(^_^)


ちなみに雲仙普賢岳は日本百名山ではありませんが、日本二百名山になります。

この日はもちろん自分ひとりの単独行。

歩いたルートはこちらなり ↓ ↓ ↓

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雲仙温泉からスタートし、池ノ原園地を経由して仁田峠へ。

そこから時計回りで三峰を周回します。

妙見岳、国見岳、普賢岳と回って、仁田峠に戻り、雲仙温泉に下山します。




朝、宿泊していた諫早から始発の路線バスで走ること1時間半・・・

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[いい気分(温泉)] 雲仙温泉に到着しました。 (路線バスで1時間半は長いわw)


スタート地点が温泉街なだけに、下山後に温泉に入れるのはありがたいですね~(^_^)

下山後を楽しみに、山登りをスタートです。


バス停の待合室で準備を整え、8時50分に出発しました。


まずは仁田峠に向けて、国道沿いをゆるやかに登っていきます。

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バス停から仁田峠まで、乗合タクシーという手もあるのですが、予約が必要なようです。

まあバス停で降りたのがわたくし一人だけだったので、乗合も何もないのですが(笑)

仁田峠までは歩いて一時間以上は掛かりますが、当然歩いて行きマッスル[パンチ]


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スタートしてから徒歩10分程で、池ノ原園地の入口に着きました。

車でしたらそのまま国道を走って仁田峠に向かいますが、歩行者は園地内を歩いて
仁田峠まで行けますので、断然こっちがオススメです。

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この日は平日だった為か、園地内では誰ひとり遭遇しませんでした。
(逆に不安になったりしますw)

園地内では、ゴルフ場の脇を抜けていきますよ。

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てくてくと歩き、池ノ原園地の駐車場を過ぎると、2合目の標識がありました。

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標高は800m。 ここから徐々にゆるやかな坂になっていきます。


そして、あっという間に3合目。

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園地内の登山道は、石畳や石階段になっていて、登りやすい道になっています。

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4合目の標識。

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この標識、じつは4合目以降まったく標識が見当たりませんでしたが、自分が見つけられなかっただけかな?

まあどうでもよいのですが、えっちらおっちらとマイペースで登っていくと、スタートしてから丁度一時間で
仁田峠に到着しました。

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ここまで車で来れるということですね。 だだっ広い駐車場です。

停車している車も数台しかありませんでした。 ということは、登山者も少ないということかな?


仁田峠からの景色は・・・

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ガスってて眺望はとくになし[たらーっ(汗)]  

この日の島原半島の天気予報は、快晴のはずなんですけどね・・・(>_<)

山頂に行くまでの間に、晴れておくれ~(願)


仁田峠からは、時計回りに周回することにします。 

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ネットの情報では、時計回りのコースのほうが楽チンらしいです。

ヘタレとしては、当然の選択(笑)  よって、妙見・国見岳方面へ進みます。

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じつは、仁田峠ではロープウェーが運行しているんですよ。

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せっかく文明の利器があることですし、下山時にロープウェーを利用しよう! と、乗る気マンマンでいたら
地図上で 妙見岳への往復のみ だと気付き、コースを時計回りで周回するわたくしは、ロープウェーを利用
できないことを知る[たらーっ(汗)]

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山道を登っている途中に見えたロープウェー、、、  アレに乗っている人が羨ましい。

窓から手を振る人が見えたけど、無視(笑)

反時計回りのコースにすればよかったと、すでに登り出していたわたくしには、あとの祭り・・・orz


それにしても薄気味悪い雲だなあと・・・(^_^;)  

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途中、パラパラと雪っぽいのが降ってきたんですよ。

あまりにも怪しい雲に、テンションはダダ下がりでございます。 

天気が良ければ、海がきれいに見えるはずなのに・・・。


下方には、仁田峠の駐車場と、池ノ原園地に隣接するゴルフ場が見えていました。

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一気に登ってきたな~ と思っていたら、そこはもう妙見岳の山頂直下でした。

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そこはロープウェーの山頂駅でもあります。 

キビタキの標識もまた、小鳥超人の心をくすぐりますね(^_^)


さらにそこから階段を登っていけば、展望所があるようなので行ってみました。

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階段途中に妙見神社へと続く鳥居があり、徐々に霧氷による白い世界に変貌しつつありますね。

ただその白さは、霧氷と、枝に結びつけたおみくじとで混ざり合っているのですが・・・。 (紛らわしいなw)

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展望所へはさらに階段を上がる。


せっかくの展望所も、、、 天気予報どうなってんのよ?

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案の定、ガスってて何も見えないじゃないのよ(笑)


展望所の木々は霧氷で氷が付着するほどなので、外気温も格段に落ちてきました。

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霧氷を見てるだけで寒くなってきた(笑)

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妙見神社にも寄ってみます。

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赤い鳥居かほりをくぐり、道を進んで行くと白い鳥居かほりが見えてきました。

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周りが白いから、ガスってると幻想的な感じですよね。

そこが妙見神社。 なんか、幽霊が出てきそうな雰囲気ですよ(>_<)

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神社お参り後、登山道に戻ります。

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霧氷が一段と白さが増して、雪道とはまた違った雰囲気を味わえました。

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枝に付着した霧氷を指で触ると、ザクっと落ちますよ。 ・・・・・にしても寒い (((=_=)))ブルブル

この時の気温で0℃を指していました



国見分かれの分岐。

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当初は国見岳にも登ろうと思っていたのですが、途中ですれ違った人に 「国見岳は岩が凍ってて
引き返したよ」 と聞かされたので、今回はパスすることにしました。

アイゼン持ってこなかったし、鎖場があるルートなのでやめておこうかと。 

そもそも今回はトレランシューズだしね[たらーっ(汗)] とにかく安全第一でございますよ。

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・・・とは言っても、国見分かれから普賢岳への道は急な激下りで、こちらもわりと肝を冷やした場面も
あったりで、ますます国見岳に寄らなくて正解だったかも・・・(^_^;)


そんな激下りを慎重に下りて来たら、そこは鬼人谷口の分岐。

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普賢岳は通常、紅葉茶屋方面から向かうのが一般的ですが、鳩穴分かれ方面はグルっと周って普賢岳に
行ける新登山道との事。 その新登山道には見所が多数あるらしいのですが、北斜面ですし凍結している
道だったらイヤなので、もちろん通常コースを辿ることにしました。

とにかく安全第一ですよ。


鬼人谷口から100mほど先へ進むと、紅葉茶屋の分岐点へ。

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ここから普賢岳山頂へはピストンになります。

一気に標高を上げていきますよ。

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えっちらおっちらと、ゴツゴツした岩場を登っていく感じの道が続きます。

手取り足取り・・・

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( ↑ ヤラセ撮影ね)


所々、氷柱も多数。 この日、厚手の手袋を持って来ておいて正解でしたよ。 それぐらい寒かった。

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途中、一ヶ所だけ鎖場がありました。

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登りは鎖不要で登れましたけど、下りは岩が滑ったので鎖は必要でした。


山頂に近付くにつれ、霧氷も徐々に目立ってきました。

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気温もいよいよ氷点下に・・・((゚Д゚ll))ガタガタ

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合流地点です。 ここで鳩穴分かれ方面からのコースと合流します。

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そこを右手に折れ、普賢岳山頂方面へ。

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山頂まであと少し。

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ここまで登ってくると、体感寒さで霧氷はどうでもよくなってきた(笑)

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えっちらおっちら[あせあせ(飛び散る汗)]


















雲仙温泉を出発してから2時間半・・・

普賢岳山頂に到着なり~

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いや~ わたくしの願いも叶わず、眺望がまったくないじゃないの(笑)

すでに山頂には、ひとりおじさんがいらっしゃいましたが、「寒くていられない」 と言って、
すぐに下山していってしまいました。

たしかに寒過ぎますわ~(>_<) 

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山頂には三肉点もありました。 一等三肉点!

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山頂には ↓↓↓ 熊の横顔に見える?大きな岩もありましたよ。

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え? 熊に見えない?

いやいや、見えるっしょ?

口の部分の氷柱が、尖った歯のようにも見えて、より熊に見えるじゃないですか!?

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そだねー。



これまでの霧氷で、普賢岳標識の後ろにある木が、一番霧氷がザックリと付いてました。

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えびのしっぽ とかって言うんでしょ?



白い世界、、、 山全体が雪の風景ではなく、氷の風景って感じですよ。

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しつこいようですが、何度も言わせていただきます。 

天気予報晴れじゃなかった?

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山の天気は変わりやすいとは言いますが、自分が登った時だけ変わってほしくないです。
(自分勝手な・・・)


普賢岳の標識の先に平成新山がドドーンと見えるはずなので、しばらく待ってみることにしました。 寒いけど。

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30分待つも、なかなか晴れてくれない・・・(-_-;)

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本当なら、 ↓↓↓ こんなふうに平成新山が見えるはずなんですがね。。。(>_<)

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一瞬、ガスが晴れそうな時はあるんです。

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でも、すぐに次のガスが漂ってくる。

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平成新山の下の方は見えたりするのですが、結局山頂にいた40分、ガスが晴れることはありませんでした。

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寒さに耐えきれなくなってきたので、もうフェイスフラッシュして下山します。


フェイスフラッシュ!![ぴかぴか(新しい)]
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はい、そそくさと下山。

冷え切った身体を温泉であたためた~い!



















えっちらおっちら[あせあせ(飛び散る汗)]



















紅葉茶屋まで戻ると、山頂にいたおじさんがお弁当を食べていて、結局30分待ってもガスが晴れなかった
ことを報告すると、可哀想だからと 温泉まんじゅう を二つくれました~(笑)




さて、登山中は人も少なく、野鳥の声が所々で聞こえていました。

小鳥超人としては、野鳥の観察も目的のひとつ・・・(^_^)

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そこで、、、 [るんるん]テッテレー (スーパーマラドーナ田中ふうに)


じつは今回、野鳥観察にはもってこいのアイテムを持参していたんです。

それがコレだ ↓↓↓

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バードコールです。

赤い部分は木材でできており、ステンレスの取っ手部分を持って回すと、小鳥の鳴き声になるという代物。

最初は自分も疑いの目をもって購入しましたが、ところがどっこい、実際に使ってみると、これが凄い効果を
発揮するんですよ!

小鳥の鳴き声を真似た音を発してくれるので、そこらへんにいる野鳥が徐々に集まってくるんですよ!
(マジです)

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(上の写真はキビタキかも?)

自分がその場で立ち止まってバードコールをしていると、面白いように野鳥達が集まって来るんです。

これまで山で野鳥の写真を撮ろうと思うと、遠くて中々撮れなかったのが、近くまで来てくれるので、

シャッターチャンスは格段に上がります。

バードコールの効果を知ってから、自宅近くの公園にも試しに行きましたから(笑)

いつか自分の肩にも止まってほしいものです。
(人造人間16号か)

ひとりがバードコールをして、ひとりがカメラで野鳥を撮る。 それが一番良い方法かと思います。

小鳥超人の方々に是非オススメです(^_^)  

AUDUBONバードコール




さて、山中バードコールでかなりの時間遊んでましたが、仁田峠のロープウェー乗り場まで戻ってきました。

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ロープウェー乗り場から平成新山が見えるのですが、いまだにガスってて姿見えず・・・orz

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次回、また来ることができたなら、平成新山と国見岳はリベンジしたいですね。




















えっちらおっちら[あせあせ(飛び散る汗)]



















仁田峠から一気に下り、池ノ原園地では熊に遭遇・・・[がく~(落胆した顔)]

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小熊ですね。

小熊がいれば、近くに親熊がいるはずですが、結局どこにもいませんでした。

(そもそもいねーよ)





ちなみに、キラータイガーはいましたよ。

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わんぱく広場に誰もいなかったので、ちょっと遊んでみました。

そこに馬もあったので、馬の上に立ってマッスルインフェルノをしようと思ったのですが、正気に戻りました。

期待していた方、ごめんなさい。
(誰も期待してねーよ)




雲仙温泉まで下りてきました。

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硫黄の臭いが充満するほど、良い泉質っぽいですね~。  ここは足湯です。


まちこ の店には行きませんが、地獄入口には行ってみます。

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でも、正直まちこの店のほうが気になるのですが(笑)

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雲仙温泉の地獄です。  あれ? 天気は快晴、、、 下山すると晴れるパターン(笑)

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これぞ、焦熱地獄ですね。

そんな雲仙温泉で日帰り入浴させていただいたのは、雲仙スカイホテルさんです。 料金700円。

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温泉には1時間ほど入っていましたが、その間誰も来ず、貸切でした~(^_^)

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湯船の底には泥が溜まっているほどで、泥湯温泉ぽかったよ。 

舐めたら鉄分も濃かったなあ(^_^)




【雲仙普賢岳行程】


雲仙温泉08:50 ⇒ 池ノ原園地入口09:02 ⇒ 池ノ原園地09:17 ⇒ 仁田峠09:50
⇒ 妙見岳10:30 ⇒ 国見分かれ10:45 ⇒ 紅葉茶屋11:00 ⇒ 普賢岳山頂11:20~12:00
⇒ 紅葉茶屋12:15 ⇒ 仁田峠12:50 ⇒ 雲仙温泉13:40  計4時間50分


標高差: 689m (累積標高:登り893m/下り889m)
歩行距離: 11.0km
消費カロリー: 2495kcal


日帰り温泉: 雲仙スカイホテル
反省会: なし






【山バッジ情報】

仁田峠のロープウェー乗り場の売店にて、雲仙普賢岳の山バッジをゲトできました。

雲仙普賢岳山バッジ.JPG









【おまけ: 2018年の登山を振り返って】

2018年もまた、月1ペースで山に行くことをノルマとしてそれを達成し、結果全13回もの山行を
することができました。 (前年は16回)


自身登った山のラインナップを振り返れば、今年は特に活火山に登った山が多かったですね。

それと、九州の山々に三座も登れたことが思い出深いですかね~


まずは、今年登ったすべての山の印象を一言で無駄に表現してみたいと思います。


①沼津アルプス
 
⇒ 駅弁・・・ 山頂で食べる魚の駅弁は、スペ隊としてすでに定番なり。

②武尊山 
⇒ 雪山・・・ これまでにない程の快晴で、印象に残る雪山登山となりました。

③棚横手山
 
⇒ ワイン・・・ 登山後、ワイナリーでワインを試飲し堪能

④羅漢寺山
 
⇒ 白砂・・・ 昨年の日向山同様、花崗岩によるマウンテンビーチ(白砂山や展望地)が多々あり。

⑤高川山 
⇒ 故障・・・ 愛用しているデジカメが、道中故障してしまうというアクシデントが。

⑥甲武信ヶ岳・破風山・雁坂嶺(奥秩父主脈縦走) 
⇒ 徳ちゃん・・・ とにかく登りが辛い徳ちゃん新道を今回スペ隊メンバーが初挑戦。

⑦谷川岳 
⇒ 熱中症・・・ 隊員N氏が熱中症にかかるも、日本三大急登の西黒尾根を登りきる。

⑧霧島山(韓国岳) 
⇒ 火山・・・ 活動中の火山である新燃岳の風景に、地球の息吹を感じた。

⑨開聞岳 
⇒ 登山靴・・・ 快晴なのに靴の中に水が溜まるという怪現象が。 (湿気と汗で?)  

⑩立山
 
⇒ 雷鳥・・・ 剱岳への挑戦撤退も、立山登山では悪天候の中、雷鳥ファミリーに多数遭遇。

⑪鍋割山 
⇒ 営業終了・・・ 鍋焼きうどんを食べに山頂を目指すも、着いた時には営業終了の札が!

⑫蔵王山(熊野岳)
 
 温泉
・・・ 麓の蔵王温泉で、ゆでダコになるほど温泉を満喫。

⑬雲仙普賢岳
 
⇒ 霧氷・・・ 雪でもないのに白い世界。 霧氷の中を歩く登山は初でした。 



毎年恒例、上記13座の登った標高差(登山口~山頂)を無駄に足してみましょうか。


◇沼津アルプス 標高差388m

◇武尊山 標高差300m

◇棚横手山 標高差390m

◇羅漢寺山 標高差598m

◇高川山 標高差614m

◇甲武信ヶ岳(破風山・雁坂嶺) 標高差1395m

◇谷川岳 標高差1226m

◇霧島山(韓国岳) 標高差514m

◇開聞岳 標高差805m

◇立山 標高差743m

◇鍋割山 標高差990m

◇蔵王山(熊野岳) 標高差134m

◇雲仙普賢岳 標高差689m


というわけで、合計すると 8,786m 登った結果になりました。


グムー エベレストの標高(8,848m)を越えられなかったぜ~(>_<) 



タグ: 温泉
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キャプテンだった翼 記事更新しました【2018.12.24】 [キャプテンだった翼]


てぷこだんブログのスーパーサブブログ・・・

キャプテンだった翼 の記事を更新しました。


キャプテン翼に登場する人物たちの名前は、いったいどういう理由で名付けられたのか。
無駄に考察してみたら、最後にとんでもないカラクリがっ!


 キャプテン翼の登場人物の名前について考える
 


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蔵王山に登ってきました 【スペランカー登山隊】 [登山]

蔵王山表紙.JPG

秋深まる季節、東北は山形と宮城県に位置する 蔵王山 に登ってきました。


我が生涯に一片の悔いなし!

(それはラオウ)




・・・・・




蔵王山という単独ピークの山はなく、熊野岳や刈田岳それら一帯を蔵王連峰と呼び、

目指すは最高峰の主峰熊野岳。 標高は1841mになります。


登ったコースはこちらなり。

蔵王山地図.jpg

駐車場に隣接する蔵王山頂レストハウスから馬の背という道を歩き、稜線上の熊野岳を目指します。

復路は稜線上の避難小屋まで歩き、駐車場に戻る形でほぼピストン。


往復のコースタイムは2時間弱という最も山頂に速く登れる最短コース。


いかに楽に山頂に登れるかが、我らスペランカー登山隊のモットーですから

ほかのコースには見向きもしませんでした(笑)


今回は相方の嫁ちゃんとの山登り。






地元神奈川県から車で走ること6時間強、蔵王エコーライン上にある刈田岳駐車場に到着。

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ここ山頂レストハウスが登山の起点となります。


しかしながら[台風]寒い~(((゚Д゚;)))

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画像ではわかりにくいですが、とにかく風が強く空気も冷たいのです。

スタート地点はすでに標高1700mありますが、蔵王は火山帯の山なので、背の高い樹木がなく

この日は突風が吹き荒れるコンディションで、寒さが身に凍みます。


そんな時はお昼に、背油のコクとキレのある醤油味が絶妙な即席麺でも食べればよかったか・・・!?

(それもラ王)





ちなみに蔵王山は日本百名山・・・

ということで、またまた無駄にお届けするこの企画・・・




日本百名山全制覇(絶対無理だよ)
プロジェクト!
 の巻。




蔵王山は宮城県と山形県の県境にあり、よく宮城蔵王、山形蔵王とかって言われてますよね。

富士山ではよく、山梨県民と静岡県民のライバル関係をよく耳にしますが、蔵王にも宮城県民と

山形県民のライバル関係ってあるのかな?


まあないでしょうね。

(なんだよ)


ちなみに火口湖の御釜は宮城県で、最高峰の熊野岳は山形県だそうです。

ということで、馬の背を宮城県側から山形県側へと向かうことになります。

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レストハウスから左に行けば熊野岳。 右に行けば刈田岳です。

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今回、刈田岳はパスさせていただきました。 

レストハウスから歩いて5分で山頂に行けるのですが、とにかく寒くて、早く熊野岳だけ

ピークハントを終えたいという気持ちが勝っていると言うヘタレ精神・・・。 

↓ ↓ ↓ ごらんの通り、画像右のレストハウスからすぐそこなのに(笑)

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先に見えるこんもりしている山が刈田岳。

たった5分とは言え、それでも登りたくない気持ちが勝っただけ。

(ダジャレかよ)





馬の背の登山道を歩いていると、道の脇に何本も木の柱が立っているのが目立ちます。

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ずっと向こうのほうまで、等間隔で立っていますよ。

蔵王は豪雪地帯ですし、雪が積もった時の目印にでもするのかな?


この日は上着のフードでもしないと、耳が痛くなるほどの冷たい風が吹いていましてね、、、

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ホント、防寒対策してきてよかったよ。 手袋も必携でした。

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登山道の右手には、火山湖でもある大きな御釜がドドーンと見えてきますよ。

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間近に見ると、御釜も迫力があります。 

地球の息吹ってヤツですか。 そう感じます。

しかしながら、個人的に今年の山登りは活火山ばかり登ってた気がするなあ...(^_^;)


この日の火口湖の色は緑色。 

光の加減によっては青くも見えるそうです。



















てくてく



















山頂へと続く稜線がハッキリと見えてきました。

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山頂に建つ神社も見えていますね。

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そういえば今年、都心では39年ぶりに木枯し一号が吹かなかったんだとか。

先日蔵王に行ってきたという小泉今日子さん。 木枯し一号以上の強風だった為、

わたしにとっての木枯し一号だったと、答えてくれました。

今週の第1位、小泉今日子さんで 『木枯しに抱かれて』 

(アナログタロウかよ)






風で身体がもっていかれる。

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マジです。

木の柱は風に飛ばされないようにつかむためのものだったようですね。

(違うと思う)




















えっちらおっちら





















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じつは蔵王に来るのって、自身3回目なんです。

いずれもスキーで来ましたが、雪がない時に来る蔵王は初めてなんですよ。

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最初は高校の修学旅行で来ましたが、スキー教室のインストラクターが女性で、その女性のスキー板を

あやまって踏んでしまい、その女性から「新しく買ったばかりなのに! もう!(怒)」 と、

キレられた事がよい思い出です。


うちは男子校だったので、それ以来、しばらく年上の女性が恐かったですね。

(何の話?)





稜線にでました~  でも若干ガスってます。

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神社の建つ山頂はすぐそこ。 ホントに楽に登らせてもらった感が強い(笑)

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日本百名山の中で、一、二を争うほどに楽だったかも。

(霧ヶ峰とドッコイか)


山頂の小さな神社は石垣に囲まれているので、若干寒さはしのげて助かるラスカル。

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神社の裏に周ると、熊野岳山頂の標識があります。

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熊野岳の三肉点は二等でした。

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ということで、蔵王山の山頂にてフェイスフラッシュ!![ぴかぴか(新しい)]

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ちなみに嫁ちゃんのポージングは、熊野岳だけにウォーズマンのベアークローを意識している。

(本気か!?)


山頂に熊野岳の標識は2箇所ありましたよ。 お地蔵さんをセットに。

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そんなわけで、わたくしに新たな1ページが刻まれました。


蔵王山の最高峰 熊野岳の登頂により・・・・・









日本百名山38座目を制覇!!

(わ~ ぱふぱふ~ [手(パー)][手(パー)][わーい(嬉しい顔)]



そんでもって、あと残り62座・・・・・








































絶対無理だよ!!






・・・・・








はい、熊野岳山頂はかなり広いです。

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山頂でモグモグタイムにしようと思いましたが、寒くて無理ってことで、その先にある避難小屋に

向かうことにしました。


↓ ↓ ↓ これは山頂に建つ斉藤茂吉の歌碑だそうです。

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なんて書いてあるのかサッパリわかりません。


風が強いからか、雲が切れ、急に青空になったりね。

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山の上では紅葉の「こ」の字もありませんでしたが、麓では紅葉が始まっていたようです。

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↓ ↓ ↓ まんぷくのオープニングを模したふくちゃんの決めポーズをしている人がいます。 

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避難小屋です。

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避難小屋の中でモグモグタイムしようとドアを開けたら、すでに先約でいっぱいでした。

他に登山者がいないと思ったら、ここに集まっていたのかと・・・(^_^;)


みんな考えることは一緒ですね。


やむを得ず、寒さに震えながら外の斜面で食べましたさ...(>_<)

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あとは温泉を目指して、レストハウスへと引き返すのでありました... めでたしめでたし。

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【蔵王山行程】

蔵王山頂レストハウス12:20 ⇒ 熊野岳山頂13:10~13:20 ⇒ 避難小屋13:30~13:45
⇒蔵王山頂レストハウス14:15     計1時間55分

歩行距離: 4.9km

標高差: 134m (累積標高 登り/下り 189m/189m)
消費カロリー:903kcal

温泉宿: 蔵王温泉おおみや旅館

※大正時代をモチーフにしたようなレトロな旅館です。 [いい気分(温泉)]温泉もにごり湯なり(^_^)




【山バッジ情報】

蔵王山頂レストハウスにて、御釜も入った蔵王山(熊野岳)の山バッジをゲト。

蔵王山バッジ.JPG




【おまけ】

宿泊したおおみや旅館さんのお風呂も最高ですが、蔵王温泉一帯には公共のお風呂もあったりします。


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料金は数百円かかりますが、各旅館に宿泊されていれば、チケットをもらえるので、無料で利用できます。

蔵王温泉 (3).JPG

夜と朝、何度も足を運んでしまいました...(^_^;)

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温度は42℃以上はあったかな?

蔵王温泉 (2).JPG

あんまり入り過ぎると、湯あたり やら ゆでダコ になりますのでご注意を。

(あんたがな)



山登りでは紅葉を楽しめなかったので、麓の蔵王温泉近くにある 鴫の谷地沼 という所に寄ってみました。

蔵王温泉 (5).JPG

旅館をチェックアウトしてから、日帰り入浴できるホテルで温泉に入った後(あんたら何回入るんだ)、

そのホテルの近くにたまたま遊歩道があるのを見つけて、ちょいと行ってみたのです。

蔵王温泉 (7).JPG

沼を1周1.5kmで周れる遊歩道らしいので、散歩がてらに周ってみました。

水芭蕉の群生地らしいですが、この時季は当然紅葉ハイクでしょうね。

蔵王温泉 (6).JPG

とにかく色付きが素晴らしかった。

蔵王温泉 (8).JPG

あとでこの沼を調べると、蔵王温泉の穴場スポットらしいですが、良い所を見つけましたよ。

人も全然いなくてね。


蔵王温泉に行くことがあれば、是非寄ってみてください...(^_^)

蔵王温泉 (9).JPG

おわり

 

タグ:温泉
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